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【日本の民謡・郷土の歌】郷土愛あふれる日本各地の名曲集

北から南まで、日本各地に伝わる郷土の宝物ともいえる伝統の歌声。

あなたにも、子供のころに祖父母や父母から歌ってもらった、あるいは一緒に歌った、思い出深い1曲があるのではないでしょうか?

その土地の暮らしや文化、人々の思いが織り込まれた民謡は、世代をこえて歌い継がれてきました。

本記事では、そんな心に響く日本の民謡の数々をご紹介します。

懐かしい故郷の調べに耳を傾けながら、日本の心と風土に触れてみましょう。

【日本の民謡・郷土の歌】郷土愛あふれる日本各地の名曲集(11〜20)

伊予節

伊予節 (いよぶし) 「愛媛県民謡」 Iyo-Bushi (Ehime Japan)
伊予節

江戸の粋なお座敷文化から花開き、全国へと広まっていった愛媛県松山の風情を伝える名曲です。

この楽曲は、一説には1818年頃、伊予染めの流行に合わせ、藩主の粋な計らいから生まれたとも言われています。

元は伊勢参宮の歌でしたが、道後温泉の湯けむりや三津の朝市のにぎわいといった地元の名所を盛り込んだ歌詞に変わり、松山ならではの座敷唄として定着しました。

故郷の景色を思い浮かべながら、またはこれから訪れる旅に思いをはせながら聴くと、より深く心に染み渡るかもしれませんね。

外山節

【民謡歌手が歌う】外山節 ~加藤 恵理奈~/ 【Japanese soul song】Sotoyamabushi ~song by erina kato~
外山節

岩手の雄大な牧場で生まれた、生命力と郷土愛に満ちた1曲です。

その起源は、明治24年に宮内省の御料牧場で働く人々が、草刈り作業の合間に口ずさんだ労働歌とされています。

日陰にひっそりと育つわらびに自らを重ねる詩からは、厳しい自然のなかでも謙虚に、そして力強く生きる人々の姿が浮かび上がります。

リズミカルな掛け声と唄の掛け合いは、仲間と心を一つにして汗を流す当時の情景をありありと描き出しているのかもしれません。

この楽曲を耳にして、どこか懐かしい日本の原風景に思いをはせてしまう方も多いのではないでしょうか?

武田節

武田節/三橋美智也
武田節

甲斐の雄大な自然と、そこに根付く人々の誇りを勇壮に歌い上げた、まさに魂を揺さぶる名曲です。

「人は城、人は石垣、人は堀」という有名な教えを核に、故郷への深い愛情と武将の精神が力強く描かれています。

元々は踊りの稽古用デモテープだったという本作は、「山梨の皆が歌える歌を」という作詞者の願いから、1957年に歌詞が書かれました。

歴史ロマンに浸りたいとき、自分を奮い立たせたいときに聴いてみてはいかがでしょうか。

阿波よしこの節

徳島県で愛されている民謡曲です。

日本三大盆踊りの一つ「阿波おどり」の際に歌われ、徳島県民のみならず多くの人々に親しまれています。

この楽曲の魅力は、何と言っても聴く人の心をおどらせる軽快な「ぞめき」のリズム。

踊る人も見る人も、その場の全員で楽しむのが粋なのだと教えてくれるような、開放的なエネルギーに満ちています。

お祭りの熱気や、人々が一体となる高揚感を味わいたいときに聴いてみてはいかがでしょうか。

思わず体を動かしたくなる、不思議な魅力が詰まった楽曲です。

交野節

#万博音頭 交野節編~輪踊りバージョン【公式】
交野節

江戸時代中期に生まれたとされる、河内地方の伝統的な盆踊り歌です。

『河内音頭』のルーツとしても知られています。

地域ごとに節や踊りが少しずつ違う形で受け継がれてきた歴史があり、その素朴な響きに故郷の原風景を思い浮かべる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

2018年10月に、オーケストラ伴奏で構成された音源『交野節~石川五右衛門~』が発売。

さらに2025年には「大阪・関西万博」関連の企画で、若者にも届くようアップテンポに編曲された本作が紹介されました。

佐野くどき

佐野くどき(泉佐野市の盆踊り)
佐野くどき

大阪府泉佐野市で江戸時代から受け継がれる、物語性豊かな盆踊り歌です。

三味線と太鼓が刻むリズムにのせた、語りかけるような七五調の節回しが心に響きます。

まるで歴史絵巻を見ているような気分にさせてくれるんですよね。

文化的価値が高く評価されており、日本遺産の構成文化財にも認定されました。

大阪の歴史や人々の暮らしに思いをはせたいときに聴いてみてはいかがでしょうか。

【日本の民謡・郷土の歌】郷土愛あふれる日本各地の名曲集(21〜30)

お江戸日本橋FORESTA

端唄 お江戸日本橋(市丸)
お江戸日本橋FORESTA

「お江戸日本橋」は東京日本橋の民謡で、作曲者・作詞者は不詳です。

東海道五十三次の宿場名を歌い込んでおり、東京・日本橋から京都・三条大橋までの124里8丁、およそ500kmに渡る東海道中の地名や名所が次々と登場します。