日本の民謡。歌い継がれる、ふるさとの心
懐かしのあのメロディ、歌い継がれる、ふるさとの心、
古今東西のさまざまな民謡の中から、スタジオスタッフがおすすめする名曲、人気曲をご紹介します。
遠い記憶に想いをはせる、郷愁(きょうしゅう)あふれるプレイリストです。
日本の民謡。歌い継がれる、ふるさとの心(21〜30)
ドンパン節平野繁松

「ドンパン節」は秋田県大仙市(中仙地域)で主に歌われている民謡です。
秋田県の代表的な民謡の一つであり、全国的に知られています。
毎年8月中旬には秋田県大仙市役所中仙庁舎の広場にてドンパン祭りが開催されています。
相馬盆唄美空ひばり

「相馬盆唄」は福島県相馬地方に伝わる民謡です。
かつては米の豊作を田の神に感謝する豊年踊りとして歌われていたと言われています。
戦後鈴木正夫による編集版が人気を博し、その後は三橋美智也や美空ひばりなどの大物演歌歌手によってカバーされたことから全国的な知名度と人気を獲得しています。
日本の民謡。歌い継がれる、ふるさとの心(31〜40)
さんさ時雨鈴木三重子

「さんさ時雨」は宮城県に伝わる古い民謡です。
結婚式や新築祝いなどのおめでたい席で歌われる祝い歌として現代まで歌い継がれています。
この曲は1589年に伊達軍が摺上原の戦いで大勝した後に、伊達軍の将兵によって作られ、歌われたとされています。
宮崎県民謡 正調刈干切唄

宮崎県を代表する民謡「正調刈干切唄」を、小学生のような女児が圧倒的な声量で披露しています。
素晴らしい声の持ち主で、このような子供が将来は歌手になる才能の持ち主なのでしょう。
この民謡は、飼料となる草を刈る際に歌われていた労働歌とされています。
蛙田温泉音頭シェイクスピア・カンパニー

仙台の劇団「シェイクスピア・カンパニー」が発表した民謡が蛙田温泉音頭です。
オリジナルのイメージソングという事で、従来の民謡とは違う面もありますが、曲は良くできていて音も高音質、このような作品も意外に大事だと思いました。
こきりこ節林道美有紀

富山県南砺市の民謡歌手・林道美有紀さんが、こきりこ節を披露しています。
想像以上にしっかりとした声が出ているのに驚きました。
民謡は誤魔化しがきかない音楽で、楽器の演奏や音を大きくする事で声をカバーする事もできません。
本当に良い声をしている人です。
十日町小唄

新潟の風土を彩る名曲として昭和4年に誕生しました。
中山晋平さんの作曲と永井白湄さんの作詞によるこの楽曲は、明石ちぢみのコマーシャルソングとして親しまれました。
優美なリズムとメロディで十日町市の魅力を歌い上げ、昭和35年には新民謡部門で第一位に輝くほどの人気を博しています。
津軽三味線や尺八などの伝統楽器が織り成す音色は、新潟の自然豊かな情景を思い起こさせますね。
本作は、民謡が好きな方はもちろん、日本の文化にふれたいリスナーにもピッタリ。
新潟への愛と郷土の誇りを感じさせる、心温まる一曲です。