RAG Musicにほんのうた
素敵な童謡・民謡・唱歌
search

日本の民謡。歌い継がれる、ふるさとの心

日本の民謡。歌い継がれる、ふるさとの心
最終更新:

遠く北の大地に響くソーラン節から、南の島々で歌い継がれる八重山民謡まで、日本の民謡には豊かな風土と人々の暮らしが織り込まれています。

力強い掛け声、ゆったりとした節回し、心に染みる歌詞の数々。

それは単なる音楽ではなく、各地の風景や人々の営み、喜びや祈りを今に伝える大切な文化の贈り物です。

時を超えて受け継がれてきた民謡の世界へ、あなたも耳を傾けてみませんか?

もくじ

日本の民謡。歌い継がれる、ふるさとの心(1〜20)

ソーラン節

ソーラン節 音源 広告なし
ソーラン節

日本で最も有名な民謡がこのソーラン節です。

元々は北海道の日本海沿岸の民謡として知られ、それが全国的に普及するようになりました。

他の民謡よりも踊りやすく、テンポが速い事と、掛け声をかけやすいのが良かったのでしょう。

お江戸日本橋FORESTA

端唄 お江戸日本橋(市丸)
お江戸日本橋FORESTA

「お江戸日本橋」は東京日本橋の民謡で、作曲者・作詞者は不詳です。

東海道五十三次の宿場名を歌い込んでおり、東京・日本橋から京都・三条大橋までの124里8丁、およそ500kmに渡る東海道中の地名や名所が次々と登場します。

南部俵積み唄香西かおり

「南部俵積み唄」は旧南部家領の青森県三戸郡に伝わる民謡・門付唄です。

青森県三戸郡の門付芸人は正月や節分などの節目に家々を回り、米俵などの小道具を用いて「南部俵積み唄」などを歌って家の主人や夫人、蔵や屋敷を褒めちぎるお目出度い祝いの芸を披露して、米や銭を受け取っていたと言われています。

八木節國定忠治

八木節 國定忠治 二代目堀込源太
八木節國定忠治

「八木節」は栃木県足利市、群馬県桐生市・太田市を中心とした地域で生まれた民謡です。

現在の栃木県足利市にあった八木宿で初代堀込源太が歌っていた歌がルーツの一つとされています。

群馬県桐生市では毎年8月に桐生八木節まつりが開催され、八木節おどりや八木節音頭が披露されています。

斎太郎節福田こうへい

男声合唱曲「斎太郎節(さいたら節)」
斎太郎節福田こうへい

「斎太郎節」は宮城県の松島湾一帯に伝わる民謡です。

櫓漕ぎ歌、カツオ漁の大漁祝い唄として歌われていたと言われています。

大正から昭和にかけて後藤桃水が他の唄とともに「大漁唄い込み」としてまとめ、全国的に有名になりました。

桐生八木節桐生八木節連絡協議会選抜チーム

群馬県桐生市の地元の人による、桐生八木節の披露です。

とても一般の人が披露しているとは思えないほど、まとまりがあり音楽としても優れています。

民謡とは日本人の心にあるソウルミュージックなので、きっと誰でも披露しやすいのかも知れません。