【小学生向け】ピアノ発表会で聴き映えする華やかな名曲たち
ピアノ発表会で演奏する楽曲は、誰しも悩んでしまうもの。
特に、曲の好みなどがはっきりしてくる小学生くらいのお子さんの発表会曲となると、どんな曲を選べば発表会映えするのか、考えてしまいますよね。
そこで今回は、小学生のお子さんが発表会の舞台で演奏するのにピッタリのピアノ曲をピックアップしてみました。
どれも比較的難易度が低く、演奏しやすいものばかりです。
楽曲の構成や演奏のコツにも触れているので、ぜひこれから迎える発表会の選曲の参考にしてみてください!
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【小学生向け】ピアノ発表会で聴き映えする華やかな名曲たち(111〜120)
ルーマニア民俗舞曲 Sz.56Bartók Béla

ハンガリー王国に生まれ、作曲家、ピアニスト、民俗音楽研究家として活躍したバルトーク・ベーラの代表曲であるピアノ小品組曲『ルーマニア民俗舞曲 Sz.56』。
のちに自身の手で小管弦楽に編曲されており、どちらのアレンジもさまざまな演奏会や発表会で取り上げられています。
現在のハンガリーを中心とする地域を統治していたハンガリー王国の民謡を題材に作曲されており、民俗色の強い作品となっています。
「発表会はいつも練習している曲や定番曲とは異なる雰囲気の曲を演奏したい!」という方にピッタリの作品といえるでしょう。
子供の領分 第6曲「ゴリウォーグのケークウォーク」Claude Debussy

作曲当時アメリカで流行していたダンスのリズム「ケークウォーク」の上に、軽快なリズムのメロディーが重なった、ワクワク感に満ちた一曲。
『子供の領分』の第6曲「ゴリウォーグのケークウォーク」は、発表会曲としてもたびたび取り上げられる人気作品です。
ゴリウォーグは、当時人気だった人形の名前で、クロード・ドビュッシーの娘のお気に入りだったのだそうです。
強弱の変化やアクセントが特徴的でおもしろい曲なので、楽譜に書かれた指示を細かく見つつ、弾むリズムを大切にしながら演奏できるとよいですね。
春の歌Felix Mendelssohn Bartholdy

長調の楽曲に定評のある作曲家、フェリックス・メンデルスゾーン。
『結婚行進曲』で有名な作曲家ですね。
こちらの『春の歌』もメンデルスゾーンの代表的な作品の1つです。
穏やかで華やかな曲調に仕上げられた作品ですが、美しいアルペジオを弾きこなすには、ある程度練習の積み重ねが必要です!
といっても、テンポはゆったりとしているため、あまり難しいと身構えなくても大丈夫。
発表会でも聴き映えする華やかな楽曲なので、ぜひ参考にしてみてください。
G線上のアリアJ.S.Bach

ヨハン・ゼバスティアン・バッハの名曲『G線上のアリア』。
前半はシンプルな音の並びで難易度は低めですが、後半に向かうにつれて少しずつ音数が増えていきます。
発表会曲としてもたびたび取り上げられており、小学生から大人まで幅広い層に人気のクラシック作品です。
そんなこの楽曲の魅力はなんといっても、世界観にあると思います。
ロールプレイングゲームのようなメロディーは、ピアノ発表会でも大いに聴き映えするでしょう。
実際に『ドラゴンクエスト』の作曲を担当した方は、『G線上のアリア』から着想を得たそうですよ!
ペール・ギュント 第1組曲 Op.46 第1曲 朝Edvard Grieg

イントロの旋律を聴けば、ほとんどの方が「朝がきたなあ」と感じるのではないでしょうか。
テレビ番組などで朝に絡んだシーンのBGMとしても多く使われており、曲の詳細を知らずとも、日本人としては爽やかな朝を思わずイメージしてしまうこちらの『朝』は、ノルウェーの作曲家であるエドヴァルド・グリーグが手掛けた組曲『ペール・ギュント』の1曲です。
朝にぴったりの美しい旋律は、演奏者や聴衆を心地よい気分に導いてくれます。
この曲のモデルとなった戯曲のストーリーや作者がこの曲に込めた思いを知ることで、より深みのある演奏に仕上がるでしょう。
野ばらに寄せてEdward MacDowell

アメリカの作曲家エドワード・マクダウェルが1896年に作曲した『森のスケッチ Op.51』の中の1曲。
穏やかで心洗われるような美しいメロディが印象的な作品です。
音数はそれほど多くありませんが、メロディラインが左右にちりばめられているため、常にメロディがどこにあるのか意識しつつ、伴奏と音量のバランスをとりながら弾いていくことが大切です。
楽譜のメロディ部分に色を付けて、視覚でも区別できるようにしておくと、より意識しやすくなりますよ!
ジプシーの群れFranz Behr

600もの小品を残したとされているドイツの作曲家、フランツ・ベール作曲の『ジプシーの群れ』。
軽やかなメロディーと伴奏が華やかな、演奏効果の高い作品です。
速いパッセージを弾きこなす練習になるのはもちろん、中間部で大きく曲想が変化するため、幅広い表現力を身につける練習にもなります。
切なさをたたえた美しいメロディーをきれいに響かせるためには、伴奏との音量のバランスをとることが重要!
右手の細かく動くメロディーをかき消さないよう、左手の伴奏は極力静かに軽く弾けるといいですね。






