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【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】

欧米のチャートをチェックしている方であれば周知の事実ですが、ヒップホップはもはや最もメジャーな音楽ジャンルとして認知されています。

細かいサブジャンルもありますし、地域性も色濃く出ることも興味深いのですが、興味はあるけど評価が定着している過去の名盤はともかく最新のヒップホップはどこから手を付けていけばいいのか……と悩まれている方もいらっしゃるはず。

そんな方々に向けてこちらの記事では最新のヒップホップのトレンドをご紹介!

米英を中心としたヒップホップの「今」を知りたい方、ぜひチェックしてみてください。

もくじ

【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】(41〜60)

ICANTHOLDYOUTHISANEW!Daylyt

アメリカのバトルラップシーンで異彩を放つデイライトさんが、洗練された新曲を公開。

George Michaelさんの名曲をサンプリングした大胆なアプローチで、ヒップホップの新たな可能性を提示しています。

彼が持つ独特のリリックスキルと巧みなワードプレイは健在で、Joey Bada$$さんとの論争に対する強い主張が込められた内容となっています。

2025年5月に公開されたこの作品は、YouTubeチャンネル「IAMDAYLYT2k」で公開され、音楽ファンの間で賛否両論を巻き起こしています。

ヒップホップカルチャーに造詣が深い方はもちろん、新しい音楽表現に興味のある方にもおすすめの一曲です。

Can’t Touch ThisNEW!Lethal Bizzle x Wiley x Scorcher

Lethal Bizzle x Wiley x Scorcher – Can’t Touch This [Music Video] | GRM Daily
Can’t Touch ThisNEW!Lethal Bizzle x Wiley x Scorcher

イギリスのグライム界を代表するレジェンドたちによる豪華コラボレーションが2025年5月にリリースされています。

リーサル・ビズルさん、ワイリーさん、スコーチャーさんという3人の重鎮が一堂に会した本作は、ベテランだからこそ表現できる重厚なフロウと鋭いリリックが際立っています。

鋼のように硬質なドラムパターンと重低音のベースラインが絡み合う中、3人のラッパーたちがそれぞれの個性を存分に発揮。

プロデューサーのフェリックス・ダブスさんの手腕も光る、グライムという音楽性の魅力を再確認させる作品に仕上がっていますね。

グライムにあまり馴染みのない方でも、UKヒップホップの新たな可能性を感じられる一曲として、ぜひ一度聴いてみてほしい楽曲です。

The Ruler’s BackNEW!Joey Bada$$

Joey Bada$$ – The Ruler’s Back (Official Video)
The Ruler's BackNEW!Joey Bada$$

ニューヨーク・ブルックリン出身のブームバップの伝統を継承するラッパー、ジョーイ・バッドアスさん。

2012年6月のミックステープ『1999』でデビューして以来、アンダーグラウンドシーンで高い評価を得てきた存在です。

2025年1月にリリースされた本作は、オールドスクールなニューヨーク・ヒップホップを基調としながら現代的なサウンドも取り入れた構成になっており、Jay-Zさんの『22 Two’s』など過去の名曲のサンプリングも織り交ぜられています。

この曲でのケンドリック・ラマーさんへの言及を皮切りに、現在ジョーイさんと西海岸のラッパーたちとのビーフ合戦が続いていることもあって、最新のヒップホップ事情を知りたい方もぜひチェックしてみてください。

Catch Me If You CanNEW!Logic

Logic – Catch Me If You Can (Official Music Video)
Catch Me If You CanNEW!Logic

ニューヨークが生んだ天才ラッパー、ロジックさんによる極上のエッセンスが凝縮された渾身の作品。

サンプリングには『Hip 2 Da Game』が使用され、懐かしい90年代のブームバップサウンドに、高速フローと切れ味鋭いワードプレイが絡み合う楽曲に仕上がっています。

2025年5月に公開された本作は、待望のアルバム『Sidequest』からの先行シングルとして注目を集め、映画『Paradise Records』の挿入歌として使用されている点も見逃せません。

また、ミュージックビデオでは人気アニメ『カウボーイビバップ』へのオマージュがふんだんに取り入れられ、ポップカルチャーを愛するファンにはたまらない映像美が展開されていますね。

往年のヒップホップの良さを知る方にもぜひ聴いていただきたい一曲です。

WRD2MIMVANEW!Daylyt

アメリカはカリフォルニア州出身のデイライトさんが、東海岸のヒップホップシーンを代表するジョーイ・バッドアスさんに向けたディストラックを2025年5月に公開しています。

ジェイ・Zさんの楽曲をサンプリングした重厚なビートの上で繰り広げられる鋭いワードプレイと挑発的なフロウには、バトルラップで培った高度な技術が存分に活かされています。

本作は、東西海岸のヒップホップシーンを巻き込む話題作となり、リーズンさんやレイ・ヴォーンさんといった西海岸勢も応戦に加わることで、新たな地域間の対立構造を生み出す火種となっています。

若手からベテランまで、ヒップホップの歴史やビーフに興味を持つ音楽ファンにおすすめの一曲です。

Golden EyeNEW!Ray Vaughn

Ray Vaughn – Golden Eye (Official Audio)
Golden EyeNEW!Ray Vaughn

ウェストコースト・ヒップホップシーンの新鋭として注目を集めるレイ・ヴォーンさん。

2021年にTop Dawg Entertainmentと契約を結び、EPやミックステープで実力を発揮してきたカリフォルニア州ロングビーチ出身のラッパーです。

縦横無尽なフロウと重厚なビートが絡み合う本作は、ヒップホップの伝統的なディス曲の要素を現代的にアレンジ。

プロデューサーJ. White Did Itが手がけた攻撃的なサウンドスケープの上で、鋭いリリックを展開しています。

2025年5月にリリースされたこの楽曲は、アーティスト間の対立を象徴する一曲として大きな反響を呼び、ヒップホップコミュニティで話題沸騰中です。

ラップミュージックの真髄に触れたい方や、現代のヒップホップシーンの動向に興味がある方にお薦めの一曲となっていますよ。