【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】
欧米のチャートをチェックしている方であれば周知の事実ですが、ヒップホップはもはや最もメジャーな音楽ジャンルとして認知されています。
細かいサブジャンルもありますし、地域性も色濃く出ることも興味深いのですが、興味はあるけど評価が定着している過去の名盤はともかく最新のヒップホップはどこから手を付けていけばいいのか……と悩まれている方もいらっしゃるはず。
そんな方々に向けてこちらの記事では最新のヒップホップのトレンドをご紹介!
米英を中心としたヒップホップの「今」を知りたい方、ぜひチェックしてみてください。
【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】(16〜20)
DUMBONEW!Travis Scott

アメリカ出身のトップアーティスト、トラヴィス・スコットさんが手がけた楽曲です。
2025年7月リリースのコンピレーション・アルバム『JACKBOYS 2』に収録された一曲で、彼の真骨頂であるサイケデリックで重厚なトラップサウンドが渦巻く世界観は、まさにトラヴィス・スコットさんそのもの!
オートチューンを駆使したボーカルとダークでアンビエントなプロダクションは、聴く者を一瞬で非日常へと誘います。
ドライブやワークアウトで聴けば、そのエネルギッシュな雰囲気に思わずアドレナリンが駆け巡ってしまうかもしれませんね。
KickboxerNEW!Youngboy Never Broke Again

攻撃的なフロウとメロディックなサウンドが心を揺さぶる、アメリカ出身のラッパー、ヤングボーイ・ネヴァー・ブローク・アゲインさんによる作品です。
2015年の活動開始以来、精力的なリリースで絶大な人気を誇る彼が、本作ではトラップビートに乗せ、自身のキャリアや葛藤、そして逆境に屈しない“格闘者”としての強い意志を歌い上げています。
この楽曲は2025年7月にアルバム『MASA』からの先行シングルとしてリリースされ、リッチ・ポーター監督が手掛けたミュージックビデオも話題となりましたね。
何かに立ち向かっている時や自分を奮い立たせたい時に聴くと、内なる闘志に火をつけてくれるかもしれません。
Animals (Pt.1) ft. EminemNEW!J.I.D

卓越したリリックとフロウで知られる、アメリカ・アトランタ出身のラッパー、JIDさんとヒップホップの帝王エミネムさんが組んだ一曲です。
本作では、まるで光の速さで言葉を紡ぐような二人の超絶技巧がぶつかり合い、聴く者を圧倒します!
2025年7月に公開のEP『GDLU (Preluxe)』に収録されたこの楽曲。
エミネムさんとの共演は、彼のアルバム『The Death of Slim Shady (Coup de Grâce)』以来およそ1年ぶりということもあって、大きな話題となりました。
高度な言葉遊びが満載なので、ヒップホップ好きの仲間と聴き比べて解釈を語り合うのも楽しいかもしれませんね。
1-800 (ft. ironmouse)NEW!bbno$

SNSでのバイラルヒットで世界を席巻するカナダ出身のラッパー、ベイビーノーマネーさんが、次にタッグを組んだのはVTuberとして絶大な人気を誇るIronmouseさんです。
ハイエナジーなダンスビートと遊び心あふれるラップが融合した本作は、まるで退屈な日常から抜け出すための秘密のホットラインのよう。
バーチャルとリアルの垣根を軽々と飛び越え、純粋な楽しさだけを追求するパーティーへの招待状とも言えるかもしれません。
2025年6月の音楽フェスティバルで初披露された際には大きな反響を呼びました。
難しい理屈は抜きにして、ただ音楽に身を委ねて踊りたくなる、そんなエネルギーに満ちています。
ワークアウトやドライブのお供に聴けば、最高の気分を味わえるはずです。
HollonGloRilla

力強いビートと自信に満ちたリリックが特徴的な一曲です。
グロリラさんの独特な低音ボイスが、楽曲の攻撃的な雰囲気を際立たせています。
歌詞には自己肯定感や反抗心が表現され、聴く人に勇気を与えるメッセージが込められています。
2024年9月にリリースされたこの楽曲は、アルバム『Glorious』の先行シングルとして注目を集めました。
サザン・ヒップホップの要素を取り入れた本作は、自分の力を信じて前に進みたい人にぴったりです。
ストリートの雰囲気を感じさせる曲調は、若い世代を中心に幅広い支持を得ています。