【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】
欧米のチャートをチェックしている方であれば周知の事実ですが、ヒップホップはもはや最もメジャーな音楽ジャンルとして認知されています。
細かいサブジャンルもありますし、地域性も色濃く出ることも興味深いのですが、興味はあるけど評価が定着している過去の名盤はともかく最新のヒップホップはどこから手を付けていけばいいのか……と悩まれている方もいらっしゃるはず。
そんな方々に向けてこちらの記事では最新のヒップホップのトレンドをご紹介!
米英を中心としたヒップホップの「今」を知りたい方、ぜひチェックしてみてください。
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【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】(21〜30)
700 CLUBNEW!Logic & Wiz Khalifa

ロジックさんとウィズ・カリファさんがタッグを組んだ新曲が、2025年12月にリリースされました。
両者は以前にも共演経験があり、映画『スーサイド・スクワッド』のサウンドトラックや、ウィズ・カリファさんのプロジェクト『The Saga of Wiz Khalifa』収録曲などでコラボレーションを果たしています。
本作はロジックさんが進めているアルバム『Sidequest』からの先行曲とされており、重心の低いベースとシャープなハイハットが印象的なトラックに仕上がっていますね。
歌詞では、高級な時計やチェーン、莫大な資産といった成功の象徴を並べながらも、それらが心を満たすものではないというメッセージが込められています。
ロジックさんの内省的なラップと、ウィズ・カリファさんのチルでスモーキーなフロウの対比が絶妙にマッチしているので、ヒップホップ好きな方はぜひチェックしてみてください。
Tsunami (feat. Future & Travis Scott)DJ Snake

パリ生まれの音楽プロデューサー、DJスネークさんがフューチャーさんとトラヴィス・スコットさんという豪華なヒップホップアーティストを迎えて2025年11月にリリースした、6年ぶりのオリジナルアルバム『Nomad』収録曲。
超低域の808キックとメタリックなハイハットが織りなすヘヴィーなトラップサウンドは、まさに津波のような圧倒的な破壊力を誇ります。
フューチャーさんの重厚なボイスとトラヴィスさんのメロディックなフックが、DJスネークさんの立体的なビート構築と見事に融合。
クラブフロアを直撃する攻撃的なドロップは、大型フェスでの盛り上がりを約束してくれる仕上がりです。
ストリート感覚あふれるダンスミュージックが好きな方には必聴の一曲ですよ!
NO COMMENTNEW!KNEECAP feat. SUB FOCUS

北アイルランドのヒップホップトリオ、ニーキャップとイギリスのドラムンベース界を代表するサブ・フォーカスさんがタッグを組んだ一曲が、2025年11月18日にヘヴンリー・レコーディングスからリリースされました。
本作は約2分という短い尺の中に、ラッパーのモー・チャラさんがテロ容疑で起訴された経験を題材に、英国国家による政治的ハラスメントへの抵抗を描いています。
サブ・フォーカスさんが手掛けたヘヴィなベースラインとドロップが炸裂するドラムンベースのビートに、アイルランド語と英語を切り替えながら繰り出されるラディカルなラップが乗り、政治的メッセージとクラブミュージックの境界を軽やかに飛び越える仕上がりに。
フェスやクラブで盛り上がること間違いなしの作品です。
TEACH ME HOW TO DRILLLil Mabu x Fivio Foreign

ニューヨークから登場した新鋭ラッパー、リル・マブさんとのコラボで注目を集めたフィヴィオ・フォーリンさん。
特にその中心にある『TEACH ME HOW TO DRILL』は、教室を舞台にした斬新なビデオが話題を呼び、音楽ファンの注目を集めています。
サウンドは、ニューヨーク流ドリルミュージックの新たなページを開くような迫力があり、フィヴィオ・フォーリンさんの役割はリル・マブさんのドリル指南役としての立ち位置が新鮮です。
リリースされた2023年12月21日には、歌詞の一部に関する議論も生じましたが、アーティストたちのオンラインでの対応がすぐさまファンの間で拡散。
この曲は、ヒップホップファンならずとも応援したくなるような魅力が満載ですよ。
margielaNEW!Ken Carson

アトランタ出身のラッパー、ケン・カーソンさんが2025年11月にリリースした新曲は、高級メゾン「メゾン・マルジェラ」をタイトルに冠した痛快なトラップチューンです。
全米1位を記録したアルバム『More Chaos』に続く連続シングル第3弾として公開された本作は、ハイブランドに身を包んだロックスター的な生活、ツアーの狂騒、そして享楽的なパーティライフを誇示する内容で、ラグジュアリーなファッションを自らの成功の証として描いています。
16yroldをはじめとする複数プロデューサーが手がけた歪んだ808とノイジーなシンセが特徴的で、オートチューンを強めにかけたヴォーカルがサイバーパンク的な質感を生み出していますね。
モッシュピットを前提としたライヴ志向のサウンドは、カオティックでありながら中毒性の高い仕上がりとなっています。
WHO I WASNEW!NF, mgk

ミシガン出身のラッパー、エヌエフさんと、ヒップホップからポップパンクへと華麗なる転身を遂げたマシン・ガン・ケリーさん。
この二人が2025年11月にタッグを組んだコラボ楽曲は、EP『FEAR』に収録された重厚なトラックです。
灰と炎のイメージを通じて、過去の自分にしがみつきながらも、そこから抜け出せない苦しみを赤裸々に描いています。
エヌエフさんは父親の死や信仰との葛藤を、ケリーさんは親友の死や破談した婚約への後悔を吐露し、二人の告白が絡み合うことで深い共鳴を生み出しています。
自己破壊的なパターンを認識しながらも、愛する人たちを守れない自分への恐れが曲全体を貫いており、聴き手の心を揺さぶります。
シネマティックなビートと抑えられた低音が、閉塞感とスケール感を同時に演出していますね。
34 DegreesNEW!Slim

サウス・ロンドン出身のラッパー、スリムさん。
ストリートでの経験をもとにしたリアルなリリックと、落ち着いたトーンながら切れ味の鋭いフローで評価されています。
2019年にミックステープ『Still Working』でデビューした直後に服役し、2023年に出所後すぐ音楽活動を再開した彼の、2025年11月の新曲です。
タイトルの34度という灼熱の温度は、プレッシャーの中でも自分の道を貫く姿勢を象徴しています。
困難な状況から立ち直ろうとする人々に向けたモチベーショナルなメッセージが込められた1曲ですね。






