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【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】

欧米のチャートをチェックしている方であれば周知の事実ですが、ヒップホップはもはや最もメジャーな音楽ジャンルとして認知されています。

細かいサブジャンルもありますし、地域性も色濃く出ることも興味深いのですが、興味はあるけど評価が定着している過去の名盤はともかく最新のヒップホップはどこから手を付けていけばいいのか……と悩まれている方もいらっしゃるはず。

そんな方々に向けてこちらの記事では最新のヒップホップのトレンドをご紹介!

米英を中心としたヒップホップの「今」を知りたい方、ぜひチェックしてみてください。

【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】(21〜30)

HollonGloRilla

GloRilla – Hollon (Official Music Video)
HollonGloRilla

力強いビートと自信に満ちたリリックが特徴的な一曲です。

グロリラさんの独特な低音ボイスが、楽曲の攻撃的な雰囲気を際立たせています。

歌詞には自己肯定感や反抗心が表現され、聴く人に勇気を与えるメッセージが込められています。

2024年9月にリリースされたこの楽曲は、アルバム『Glorious』の先行シングルとして注目を集めました。

サザン・ヒップホップの要素を取り入れた本作は、自分の力を信じて前に進みたい人にぴったりです。

ストリートの雰囲気を感じさせる曲調は、若い世代を中心に幅広い支持を得ています。

Drip BBQMetro Boomin

現代ヒップホップシーンを牽引するプロデューサー、メトロ・ブーミンさんが手掛けた一曲です。

米ミズーリ州出身の彼が、2025年7月に公開したミックステープ『A Futuristic Summa』に収録されています。

本作は彼がキャリア初期に影響を受けた2000年代アトランタの熱気を再現しており、重厚なビートとダークで壮大なメロディが見事にマッチしていますよね。

成功を掴んだ仲間たちと集い、クールなスタイルを誇示するような世界観が表現されています。

メトロ・ブーミンさん自身が「最も楽しく制作した」と語る、遊び心と地元愛に満ちたサウンドは必聴!

ドライブや友人とのパーティーシーンを最高に演出してくれる楽曲といえるでしょう。

TEACH ME HOW TO DRILLLil Mabu x Fivio Foreign

Lil Mabu x Fivio Foreign – TEACH ME HOW TO DRILL (Official Music Video)
TEACH ME HOW TO DRILLLil Mabu x Fivio Foreign

ニューヨークから登場した新鋭ラッパー、リル・マブさんとのコラボで注目を集めたフィヴィオ・フォーリンさん。

特にその中心にある『TEACH ME HOW TO DRILL』は、教室を舞台にした斬新なビデオが話題を呼び、音楽ファンの注目を集めています。

サウンドは、ニューヨーク流ドリルミュージックの新たなページを開くような迫力があり、フィヴィオ・フォーリンさんの役割はリル・マブさんのドリル指南役としての立ち位置が新鮮です。

リリースされた2023年12月21日には、歌詞の一部に関する議論も生じましたが、アーティストたちのオンラインでの対応がすぐさまファンの間で拡散。

この曲は、ヒップホップファンならずとも応援したくなるような魅力が満載ですよ。

GHOST. (feat. Samara Cyn)NEW!Armani White

2022年の『Billie Eilish』で世界的な注目を集めたラッパー、アーマニ・ホワイトさん。

本作はテネシー出身の新鋭サマラ・シンさんを客演に迎えています。

ザ・ネプチューンズがプロデュースした2001年のヒット曲を下敷きにしたサウンドは、バウンシーでどこか懐かしい2000年代の空気が魅力的ですね。

別れてもなお相手の中に自分の存在が「ゴースト」として残り続けるというテーマを、彼らしい遊び心と自信に満ちたリリックで表現しています。

アーマニさんのエネルギッシュなラップと、サマラさんのソウルフルな歌声の掛け合いが心地よく、ドライブしながら聴きたいポップなヒップホップがお好きな方であればぜひチェックしてほしいですね。

Mr. MiracleNEW!Kid Cudi

カニエ・ウェストさんに見出され、独自のスタイルでヒップホップ界に新たな風を吹かせたキッド・カディさん。

俳優としても活躍する彼が、2025年8月に公開したのが、アルバム『Free』からの3枚目のシングルとなる作品です。

この楽曲は、これまでのオルタナティブなサウンドから一線を画す、ポップパンクのエナジーに満ちた仕上がりとなっていますね。

逆境の中で自らを“奇跡”と鼓舞する生々しいリリックが、疾走感あふれるギターサウンドに乗って胸に響きます。

本作は、困難を乗り越えようとする人の背中を力強く押してくれる応援歌のよう。

気分を切り替えたい時や、何かに挑戦する前に聴いてみてはいかがでしょうか。

Imma ShootNEW!Kodak Black

フロリダ州ポンパノビーチを代表するラッパー、コダック・ブラックさん。

数々の法的トラブルを乗り越え、シーンの第一線で活躍を続けていますね。

そんな彼が2025年8月にドロップしたのがこの楽曲です。

本作は、ストリートのリアルな物語をドキュメンタリーのように描いており、どこかキャッチーな雰囲気が漂います。

印象的なピッチアップされたボーカルループに、重厚なオーケストラ風のアレンジと力強いドラムが絡み合うサウンドは非常に聴きごたえがありますね。

2023年のアルバム『Pistolz & Pearlz』に続く、精力的な活動を感じさせる一曲で、彼の生き様を体感したいヘッズは要チェックです。

Both Eyes ClosedNEW!A$AP Rocky

A$AP Rocky – Both Eyes Closed (From “Highest 2 Lowest”) (Audio)
Both Eyes ClosedNEW!A$AP Rocky

鬼才スパイク・リー監督の映画『Highest 2 Lowest』のサウンドトラックとして、エイサップ・ロッキーさんが手がけた楽曲を紹介しましょう。

本作では彼自身もギャングの一員として出演しており、その役柄の葛藤を色濃く反映した内省的な一曲となっているのですね。

どろりとしたサイケデリック・ロックのようなギターと、カットアップされたボーカルが織りなすサウンドは、まさにエイサップ・ロッキーさんならではの幻想的な世界観といった趣で、この独特の雰囲気に中毒になる方も多いと思います。

社会への鋭い問いかけや人としての苦悩が込められたリリックも必聴なので、ファンの方は要チェック!

2018年の名盤『Testing』以来となる新作への期待も高まる深みのあるトラックですよ。