【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】
欧米のチャートをチェックしている方であれば周知の事実ですが、ヒップホップはもはや最もメジャーな音楽ジャンルとして認知されています。
細かいサブジャンルもありますし、地域性も色濃く出ることも興味深いのですが、興味はあるけど評価が定着している過去の名盤はともかく最新のヒップホップはどこから手を付けていけばいいのか……と悩まれている方もいらっしゃるはず。
そんな方々に向けてこちらの記事では最新のヒップホップのトレンドをご紹介!
米英を中心としたヒップホップの「今」を知りたい方、ぜひチェックしてみてください。
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【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】(111〜120)
Shake DatChief Keef

シカゴ発祥のハードコアなラップ「ドリル」をメインストリームに押し上げたパイオニア的存在、チーフ・キーフさん。
2024年5月にはアルバム『Almighty So 2』をリリースした彼ですが、今回は従来の攻撃的なイメージとは異なる陽気な一面を見せてくれます。
この楽曲は、プロデューサーのマスタードさんが手がけた、まさにフロアを揺らすためのパーティー・チューンなのですね。
2000年代のサザン・ラップを代表するYing Yang Twinsの楽曲をサンプリングしており、その中毒性の高いビートは聴けば誰もが体を動かしたくなることでしょう。
SNSでのバイラルヒットを経て、自身の30歳の誕生日である2025年8月に公開されたという経緯も非常に現代的です。
週末のクラブはもちろん、気分を上げたいドライブのBGMとしても最高の選択肢と言えます。
【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】(121〜130)
High End FashionAsco ft. Young Adz (D-Block Europe)

ストリートの現実を映し出すアスコさんと、メロディックなスタイルでチャートを席巻するヤング・アズさん。
イギリスのラップシーンを代表する二人がタッグを組んだ楽曲です。
Da Beatfreakzが手掛けた滑らかでラグジュアリーなサウンドと、二人の落ち着いたフロウが絡み合う本作は、一度聴いたらクセになりますよね。
歌詞では富や成功を手にした豪華なライフスタイルが描かれていますが、その根底にはストリートで培ったプライドや仲間への忠誠心が確かに感じられます。
この楽曲は、アスコさんが2025年8月にリリースしたアルバム『Perfect Timing』に収録された作品。
パリで撮影された美しいミュージックビデオを眺めながら聴けば、日常が少し特別なものに感じられるはずです。
SEE U DANCEJoey Valence & Brae

2022年にシングル『Punk Tactics』でRIAAゴールド認定を獲得し話題となったアメリカのヒップホップ・デュオ、ジョーイ・ヴァレンス & ブレイの一曲。
2000年代初頭のクラブシーンを彷彿とさせるサウンドのために制作された、高揚感あふれるナンバーです。
本作では、フィーチャリング参加したレベッカ・ブラックさんの歌声が、フロアの熱気を伝えるキャッチーなフックを届けていますよね。
周りの目を気にせず、ただ無心に踊ることの楽しさを伝えるストレートなメッセージも秀逸です!
2025年8月公開のアルバム『HYPERYOUTH』からの本作を聴いて、パーティーやドライブで気分を上げてみてはいかがでしょうか?
They’re Called 110sKasst 8

イギリス・リヴァプールのストリートが生んだラッパー、カスト・エイトさん。
10歳でリリックを書き始め「リリカルの神童」と評された彼は、Drakeさんからも支持されるなど大きな注目を集めています。
彼の魅力は、ストリートの現実から生まれたプライドや成功への渇望を、驚くほどクリアな言葉で描き出す力強いメッセージ性ですよね。
スムーズなビートに乗せた巧みなフロウは、聴く人をグッと引き込みます。
この楽曲は2025年8月に公開された作品です。
自分を信じて突き進みたいとき、困難に立ち向かう勇気がほしいときにピッタリの楽曲ではないでしょうか?
Drugs Callin RemixHurricane Wisdom & Lil Baby

フロリダから現れた注目の新星ハリケーン・ウィズダムさんと、アトランタのシーンを牽引するスター、リル・ベイビーさんがタッグを組んだ一曲です。
抗いがたい誘惑と心の葛藤を歌ったかのような、切なくも中毒性の高いメロディが胸を打ちます。
リル・ベイビーさんの物憂げな歌声と、ハリケーン・ウィズダムさんの感情的なフレーズが絡み合うサウンドは、一度聴けば忘れられない魅力がありますよね。
2025年8月に公開された本作の元となった楽曲は、動画再生数が1600万回を超えるなど多くのリスナーを虜にしています。
一人でじっくり音楽に浸りたい夜に、この奥深い世界観に身を委ねてみてはいかがでしょうか?
Round 2Skepta

英国グライムシーンの頂点に立ち、2016年には名盤『Konnichiwa』でマーキュリー賞にも輝いたスケプタさんが、米国ラッパーとのビーフに応える形でリリースした緊張感あふれる一作!
本作は、商業的なプロモーションを狙った安易な挑発を退け、「本物とは何か」を突きつける強烈なメッセージが込められたディス・トラックです。
冷たくミニマルなビートの上で、自身のルーツへの誇りと確固たる姿勢をラップする姿に痺れますよね。
ヒップホップの闘争的な文化や、言葉の裏に隠された駆け引きを楽しみたい方にはたまらないはず!
カルチャーがぶつかり合うヒリついた空気を味わいたいときに聴いてみてくださいね。
Woke Up / The FaceTrippie Redd

アメリカ出身のラッパー、トリッピー・レッドさんが放つ新曲『Woke Up』は、内面の天使と悪魔が激しくせめぎ合うような、まさに魂の叫びそのもの!
穏やかなシンセの音色と共に「天使が見守っている」と歌う神聖な幕開けから一転、激しいビートと共に「暴力を選ぶ」と狂気へ堕ちていく展開は圧巻です。
彼の代名詞である“レイジ”ラップのスタイルで、死の恐怖と神への祈り、そして破壊衝動という相反する感情が渦巻く様子を巧みに表現しています。
目まぐるしく変わる感情のジェットコースターは、聴く者の心を激しく揺さぶること間違いなし。
ツイン・シングルのもう一曲『The Face』は、内省的な『Woke Up』とは対照的に、自信と挑発に満ちたクールなパーティーチューンです。
DJ Dramaさんの煽りも加わり、フロアを揺らすような攻撃的なサウンドがたまりません!
歌詞では「私の顔の上に座りたいんだろ」と、非常に直接的で官能的な言葉を投げかけ、聴く者を試すかのような不敵な態度を貫いています。
激しいビートの中に繊細なフックを織り交ぜることで、単なる攻撃性で終わらない洗練された雰囲気を作り出すのがトリッピー・レッドさんらしいですよね。
彼の持つ危険で官能的な魅力に、あなたもきっと引き込まれてしまうはずです。