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【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】

欧米のチャートをチェックしている方であれば周知の事実ですが、ヒップホップはもはや最もメジャーな音楽ジャンルとして認知されています。

細かいサブジャンルもありますし、地域性も色濃く出ることも興味深いのですが、興味はあるけど評価が定着している過去の名盤はともかく最新のヒップホップはどこから手を付けていけばいいのか……と悩まれている方もいらっしゃるはず。

そんな方々に向けてこちらの記事では最新のヒップホップのトレンドをご紹介!

米英を中心としたヒップホップの「今」を知りたい方、ぜひチェックしてみてください。

【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】(31〜40)

Atlanna (ft. Ceelo Green)NEW!Jermaine Dupri

Jermaine Dupri – Atlanna ft. Ceelo Green (Official Video)
Atlanna (ft. Ceelo Green)NEW!Jermaine Dupri

アトランタのR&B/ヒップホップシーンを長年牽引してきたプロデューサー、ジェーメイン・デュプリさん。

ソングライターズ・ホール・オブ・フェームにも殿堂入りしているレジェンドですね。

そんな彼の、同じくアトランタ出身のシーロー・グリーンさんをフィーチャーした作品がこちらです。

この楽曲は、故郷への揺るぎない愛と誇りを力強く歌い上げる壮大なアンセムとなっています。

彼の真骨頂であるサザン・ヒップホップのサウンドと、シーローさんのパワフルでソウルフルな歌声が融合し、街の魂や歴史の重みを見事に表現していますね。

本作は2025年9月リリースのアルバム『Magic City』に収録されており、STARZのドキュメンタリーシリーズ『Magic City: An American Fantasy』と連動した一曲です。

アトランタのカルチャーにどっぷり浸りたい人にはたまらない作品でしょう。

Start Dissin’NEW!Hit-Boy, Spank Nitti James, BabyTron & AZ Chike

Hit-Boy, Spank Nitti James, BabyTron & AZ Chike – Start Dissin’ (Official Video)
Start Dissin'NEW!Hit-Boy, Spank Nitti James, BabyTron & AZ Chike

グラミー賞を3度受賞したプロデューサー兼ラッパーとして知られるヒット・ボーイさん。

ご存じの方も多いのではないでしょうか?

そんな彼が、盟友スパンク・ニッティ・ジェームズさん、デトロイトの新世代ベイビー・トロンさん、LAのAZ・チャイクさんといった実力派たちと共演した一曲です。

この楽曲は、名匠スコット・ストーチさんも制作に参加したミニマルなビートが特徴で、その上で4者4様のラップが展開されるのですね。

歌詞では成功の誇示やストイックな姿勢をユーモアを交えて表現しています。

本作は2025年9月に公開されたもので、スキルフルなラップの応酬を楽しみたい方にぜひチェックしてほしい一曲ですね。

PRESS + DELETENEW!$NOT

フードを被ったミステリアスなスタイルで知られるフロリダのラッパー、スノットさん。

2018年に『Gosha』で注目を集めて以来、独自の音楽性でファンを増やしてきました。

そんな彼の新作が2025年9月にリリースされていますよ。

この楽曲は、不要なものを即座に消し去るという冷徹な決意をテーマにしており、彼の持ち味であるクールな世界観が際立つ仕上がりが特徴です。

硬質なビートと鋭いハイハットの上を滑るような低音フロウが、わずか1分という尺の中で強烈なインパクトを放ちます。

アルバム『Ethereal』以来の作品ということもあり、彼の研ぎ澄まされた美学が詰まった本作は、ミニマルなヒップホップを好む方にも間違いなく響くはず。

Miss My DogsNEW!Young Thug

Young Thug – Miss My Dogs [Official Video]
Miss My DogsNEW!Young Thug

エキセントリックとも称される超個性的なスタイルで人気を博し、ラッパーとして型にはまらない音楽性を提示してきたヤング・サグさん。

2024年10月に社会復帰を果たし、ファンがその動向に注目していましたが、アルバム『UY Scuti』の公開に先駆けて届けられたのがこちらの作品です。

この楽曲は、事前に流出した通話内容をめぐる仲間たちへの謝罪と和解の念を、7分近い長尺で表現した非常にパーソナルな内容になっているんですよね。

物静かなピアノを基調としたトラックの上で、彼の独白のようなラップが展開される作風は、これまでのイメージを覆す人間的な弱さや誠実さを感じさせるものに仕上げられています。

彼の心の内に触れてみたい方にぜひ聴いてほしい一曲です。

3amNEW!Loe Shimmy & Don Toliver

Loe Shimmy & Don Toliver – 3am (Official Music Video)
3amNEW!Loe Shimmy & Don Toliver

鼻にかかったメロディックなラップが特徴的なフロリダの新鋭、ロー・シミーさん。

そんな彼が、浮遊感のある歌声で人気のドン・トリヴァーさんと共演したのが、こちらの官能的なムードが漂う一曲です。

深夜の親密な時間を描いた本作は、ロー・シミーさんの落ち着いたラップと、ドン・トリヴァーさんの甘いボーカルの対比が心地よいですね。

重厚なビートと霧がかったシンセで、全体的にメロウなヒップホップに仕上がっています。

この楽曲は2025年7月に公開されたアルバム『Rockstar Junkie』に収録されており、米国のチャートで14位を記録しました。

夜のドライブや一人でチルアウトしたい時にぴったりの作品ではないでしょうか。

【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】(41〜50)

Don’t Leave Too SoonNEW!Little Simz

Little Simz – Don’t Leave Too Soon (Official Video) – Theme from Steve
Don't Leave Too SoonNEW!Little Simz

アルバム『Sometimes I Might Be Introvert』で2022年にマーキュリー賞を受賞するなど、イギリスの音楽シーンで絶大な評価を得ているラッパー兼女優のリトル・シムズさん。

そんな彼女が2025年9月に公開した作品が、こちらの楽曲です。

この楽曲は、静謐なアンビエントサウンドから激しいドラムンベースへと展開する、静と動のコントラストが印象的なシネマティックなトラックが特徴です。

人生の儚さや喪失、人との繋がりの尊さといったテーマを、彼女ならではの鋭いリリックで深く描き出していますね。

本作は、彼女自身も出演するNetflix映画『Steve』のために書き下ろされたもので、物語の感情的な核心を音楽で見事に表現しています。

じっくりと音楽に浸りたい夜に聴いてみてはいかがでしょうか。

FIGHT OR FLIGHTNEW!Zoey808 & bbno$

Zoey808 & bbno$ – fight or flight (official music video)
FIGHT OR FLIGHTNEW!Zoey808 & bbno$

2025年に突如としてシーンに現れた匿名の仮面プロデューサー、ゾーイ808。

そしてウィットなラップで人気を集め、2025年3月にはJUNO賞も獲得したベイビー・ノー・マネーさん。

そんな双方の才能が融合した意欲作です。

この楽曲は、ゾーイ808が得意とするUKガラージを基調としたダークで重たいビートと、ベイビー・ノー・マネーさんの軽妙なフロウが絶妙に絡み合います。

本作は「戦うか、逃げるか」という究極の選択を迫られる心理を描いており、スリリングなサウンドは聴く人の気分を高揚させてくれますね。

2025年9月に公開された作品で、ゾーイ808はデビューアルバム『WHOISZOEY』のリリースも控えています。

ベースミュージックとラップのファンにはたまらない逸品ですよ。