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【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】

欧米のチャートをチェックしている方であれば周知の事実ですが、ヒップホップはもはや最もメジャーな音楽ジャンルとして認知されています。

細かいサブジャンルもありますし、地域性も色濃く出ることも興味深いのですが、興味はあるけど評価が定着している過去の名盤はともかく最新のヒップホップはどこから手を付けていけばいいのか……と悩まれている方もいらっしゃるはず。

そんな方々に向けてこちらの記事では最新のヒップホップのトレンドをご紹介!

米英を中心としたヒップホップの「今」を知りたい方、ぜひチェックしてみてください。

【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】(31〜40)

DAYTONANEW!Lancey Foux

ロンドン出身で、モデルとしても活躍する異色のラッパー、ランシー・フォーさん。

トラップやパンクを融合させた実験的なスタイルで、カルト的な人気を誇るアーティストですね。

そんな彼が2025年11月21日に発売されたシングルは、わずか1分30秒という短さの中に爆発的なエネルギーを凝縮した作品です。

高級車や高級時計をモチーフに自身の成功を見せつけつつ、ストイックなマインドセットものぞかせるリリックがクール。

マット・フアさんが手掛ける歪んだ低音と攻撃的なビートは、聴く人のボルテージをいっきに引き上げてくれます。

スタジオアルバム『The Time Of Our Lives』期の重要作と目されており、クラブやドライブでテンションを上げたい方にはたまらない一曲ですよ。

Bow Bow Bow (F My Baby Mama) (Glo-Mix)Sexyy Red ft. Chief Keef

Sexyy Red ft. Chief Keef – Bow Bow Bow (F My Baby Mama) (Glo-Mix) Official Audio
Bow Bow Bow (F My Baby Mama) (Glo-Mix)Sexyy Red ft. Chief Keef

ヒップホップ界の新たな動きを象徴する『Bow Bow Bow (F My Baby Mama) (Glo-Mix)』は、2023年12月にリリースされカーディ・Bさんがインスタで踊るなど話題に。

セクシー・レッドさんが力強いフックを担当し、一方でチーフ・キーフさんはシカゴの色を前面に。

彼らの曲は露骨な歌詞にもかかわらず、音楽ファンからの熱い支持を受け、新たなトレンドを築いています。

特に女性リスナーから共感を呼び、オススメの1曲ですよ。

BIG DAWGNEW!A$AP Ferg

FERG – BIG DAWG (Official Visualizer)
BIG DAWGNEW!A$AP Ferg

ニューヨークのハーレム出身で、ヒップホップ集団エイサップ・モブの核弾頭として知られるエイサップ・ファーグさん。

2013年のデビュー以降、『Plain Jane』などのヒットで確固たる地位を築いてきました。

そんな彼が2025年11月21日にリリースしたのが、同月28日発売のアルバム『FLIP PHONE SHORTY – STRICTLY FOR DA STREETZ VOL. 1』からの先行カットとなる本作です。

レックス・ルガーさんらが手掛けた重厚なビートに乗り、自らがシーンの頂点に立つボスであることを高らかに宣言するリリックは圧巻の一言。

成功者の証であるラグジュアリーな描写と仲間への忠誠が入り混じる内容は、まさにストリートの美学そのものですね。

モッシュピット必至の爆発力があるので、仲間と騒ぎたい夜にはマストな一曲ですよ。

Diamonds (ft. Roc Marciano)NEW!Conway the Machine

Conway the Machine – Diamonds (Visualizer) ft. Roc Marciano
Diamonds (ft. Roc Marciano)NEW!Conway the Machine

ニューヨーク州バッファロー出身、グリセルダ・レコードの設立者としても知られるコンウェイ・ザ・マシーンさん。

銃撃事件による大怪我を乗り越え、そのトラウマを強烈なリリックへと昇華させてきたラッパーですね。

そんな彼の新曲が、こちらのロック・マルシアーノさんを迎えた本作。

コンダクター・ウィリアムスさんが手掛けたジャズの香り漂うホーンと硬質なビートの上で、ストリートでの過酷な経験と現在の成功を対比させるような、重みのある言葉がつづられていますよ。

2025年12月に発売されるアルバム『You Can’t Kill God With Bullets』からの先行カットとして公開された本作は、2人のベテランが織りなす渋い掛け合いが魅力。

ハードボイルドな世界観に浸りたい方にはたまらない1曲です。

Run It Back (featuring Nas)NEW!De La Soul

De La Soul – “Run It Back” featuring Nas (Visualizer)
Run It Back (featuring Nas)NEW!De La Soul

ネイティブ・タンズの一角を成し、独創的なスタイルでヒップホップ史にその名を刻む伝説的なグループ、デ・ラ・ソウル。

2023年2月にメンバーのトゥルゴイさんが急逝するという悲劇を乗り越え、ポズドゥノスさんとマセオさんは現在も活動を続けています。

そんな彼らが東海岸の盟友、ナズさんを迎えた『Run It Back!!』。

ポリスの大ヒット曲を逆再生したビートが印象的で、かつての黄金期を懐かしみながらも、現在進行形でシーンを牽引する力強い決意が感じられますね。

2025年11月に発売された、実に9年ぶりとなるアルバム『Cabin in the Sky』に収録されており、本作はビームスとのコラボなどでも話題を集めました。

往年のファンはもちろん、前向きなパワーを貰いたい時に聴いてみてはいかがでしょうか。

【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】(41〜50)

A+NEW!Key Glock

Key Glock – A+ (Official Music Video)
A+NEW!Key Glock

テネシー州メンフィスを拠点に活動し、故ヤング・ドルフさんの遺志を継いでシーンを牽引するラッパー、キー・グロックさん。

そんな彼が2025年11月にリリースした本作は、揺らめくような重低音がひびくクラブ・バンガーです。

自分に群がる女性たちを学校の成績における最高評価になぞらえて表現しており、成功者ならではの余裕と自信がリリックのはしばしから感じられますね。

2025年5月に発売されたメジャーからのデビュー・アルバム『Glockaveli』での成功を経て、怒涛のリリース・ラッシュを締めくくるようにドロップされた本作。

浮遊感のあるトラップ・ビートと淡々としたラップがここちよく絡み合うため、深夜のドライブでアクセルを踏みながら聴くには、まさにもってこいの一曲ですよ。

Middle of the SummerNEW!Lil Baby

アトランタのトラップシーンを牽引するラッパー、リル・ベイビーさん。

2017年のミックステープ連発で頭角を現し、グラミー賞も獲得するなど輝かしいキャリアを築いていますね。

そんな彼の新曲が、こちらの『Middle of the Summer』。

2025年11月に公開されたEP『Middle of the Summer – EP』の表題曲で、アルバム『The Leaks』への布石となる作品です。

本作は成功者が抱える孤独や感情の麻痺といったテーマを扱いながらも、仲間と共に進む決意を感じさせます。

哀愁漂うトラックに乗せ、ストリートと富を行き来する彼のリアルな言葉は、しっとりとした気分の時に最適でしょう。

MVで見せる高級車と地元の対比も印象的で、ヘッズは必見ですよ!