【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】
欧米のチャートをチェックしている方であれば周知の事実ですが、ヒップホップはもはや最もメジャーな音楽ジャンルとして認知されています。
細かいサブジャンルもありますし、地域性も色濃く出ることも興味深いのですが、興味はあるけど評価が定着している過去の名盤はともかく最新のヒップホップはどこから手を付けていけばいいのか……と悩まれている方もいらっしゃるはず。
そんな方々に向けてこちらの記事では最新のヒップホップのトレンドをご紹介!
米英を中心としたヒップホップの「今」を知りたい方、ぜひチェックしてみてください。
【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】(41〜50)
EAST LANEW!will.i.am + Taboo

情熱的なラテンビートとヒップホップが融合したサウンドがたまらない!
この楽曲を手がけたのは、アメリカ出身でブラック・アイド・ピーズの中心メンバー、ウィル・アイ・アムさんとタブーさんです。
ウィル・アイ・アムさんのソロ作品として2025年7月に公開された本作は、二人が育ったロサンゼルス東部地区への愛を込めた、まるでラブレターのような一曲なんです。
サンタナの名盤『Supernatural』に収録の『Maria Maria』をサンプリングしたメロディーが最高!
自分たちのルーツへの誇りと、移民コミュニティへの力強い連帯のメッセージが込められています。
ドライブで気分を上げたい時はもちろん、何かに立ち向かう勇気がほしい時に聴けば、きっと背中を押してくれますよ!
superstarsNEW!Saweetie & TWICE

ウェストコースト・ヒップホップを牽引するアメリカのフィーメールラッパー、サウィーティーさんと、世界的人気を誇る韓国のガールグループTWICEが手掛けた楽曲です。
サウィーティーさんがTWICEの英語曲『Strategy』に感銘を受けたことがきっかけで実現したというエピソードも話題に!
彼女のクールで切れ味鋭いラップと、TWICEの甘くポップなボーカルが融合したサウンドは、まさに異文化の化学反応です。
自分たちが頂点に立つ存在だと高らかに宣言する歌詞の世界観と、エネルギッシュなビートが見事にマッチしていますよね。
この楽曲は2025年8月リリースのEP『Hella Pressure』からのナンバー。
自信を持って一日を始めたい朝や、気分を最高に盛り上げたいドライブのお供に聴けば、あなたも無敵のスーパースターになれるはず!
Die 4 MeNEW!Skrilla

アメリカ・フィラデルフィア出身のラッパー、スクリラさんが2025年7月に公開した作品です。
スクリラさんは、TikTokをきっかけに人気が爆発し、2025年2月には地元でのライブが警察に中断されるほどファンが殺到した実力派。
この楽曲は、フィラデルフィア・ドリル特有のダークで重圧感のあるサウンドが印象的ですよね。
浮遊感のある独特なフロウで、仲間や大切な人へ究極の忠誠心を問いかけるような歌詞が、彼の生きてきたストリートの現実と相まって強烈な説得力を持ちます。
2024年リリースのアルバム『Zombie Love Kensington Paradise』で示した世界観をさらに深く掘り下げた本作。
ダークでスリリングなヒップホップの最前線に浸りたいときにピッタリの楽曲です!
Damage ControlNEW!Culture Jam

NBAスター選手アンソニー・エドワーズさんがキュレーターを務めるプロジェクトから公開された、カルチャー・ジャムの楽曲です。
スポーツと音楽、コミュニティ支援を結びつけるアメリカのユニークな音楽プロジェクトで、荘厳なホーンとマーチングドラムが交差するサウンドは一度聴けば耳に残って離れない、そんな方も多いのではないでしょうか?
ワーレイさんの流れるようなラップと、プシャ・Tさんの鋭く刺さるような言葉の応酬がスリリングですよね。
この楽曲に込められた、逆境を乗り越え自らの力を誇示するという力強いメッセージには、思わず背中を押されます。
2025年7月にアルバム『Legend In My Hood』からの先行シングルとして公開された本作は、DMVエリアを代表する二人の初共演という点でも話題を集めました。
大事な勝負の前に聴きたい一曲です。
CannonballNEW!Lithe & Don Toliver

オーストラリアから現れたプロデューサー兼シンガーのリズさんと、アメリカの人気アーティスト、ドン・トリヴァーさんによる初の国際コラボ作品です。
2024年のヒット『Fall Back』で世界に名を馳せたリズさんが手掛けるビートに、数々のアルバムをヒットさせてきたドン・トリヴァーさんの滑らかなラップが乗るこの楽曲。
リズさん特有のローファイで夜景を思わせるサウンドと、ドン・トリヴァーさんのメロウなフロウが織りなす化学反応が素晴らしいですよね。
享楽的な夜のムードを映し出す世界観と、VHS風のノスタルジックな映像表現が見事にマッチしています。
気分を高めたい夜のドライブや仲間と過ごす時間にピッタリな、純粋なヴァイブスに満ちた本作は2025年7月に公開されました。