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【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】

欧米のチャートをチェックしている方であれば周知の事実ですが、ヒップホップはもはや最もメジャーな音楽ジャンルとして認知されています。

細かいサブジャンルもありますし、地域性も色濃く出ることも興味深いのですが、興味はあるけど評価が定着している過去の名盤はともかく最新のヒップホップはどこから手を付けていけばいいのか……と悩まれている方もいらっしゃるはず。

そんな方々に向けてこちらの記事では最新のヒップホップのトレンドをご紹介!

米英を中心としたヒップホップの「今」を知りたい方、ぜひチェックしてみてください。

【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】(71〜80)

CAN’T FEEL MY FACENEW!YFN Lucci

YFN Lucci – CAN’T FEEL MY FACE (Official Music Video)
CAN’T FEEL MY FACENEW!YFN Lucci

アトランタのヒップホップシーンで異彩を放つYFN Lucciさんの楽曲です。

過去にはシングル『Everyday We Lit』が全米チャート33位を記録し、大きな話題となりました。

2025年7月に公開された本作は、SNSでも注目を集める復活後の一曲。

全ての困難を乗り越えた彼のリアルな思いが、持ち味のメロディアスなラップと重なり、聴く者の心を揺さぶります。

ストリートの現実と不屈の精神を歌ったその言葉は、まるで一本の映画のよう。

逆境に立ち向かう勇気がほしい時、きっとあなたの背中を押してくれるはずです!

Friendly FireSkepta

英国グライムシーンの頂点に立つスケプタさんが届ける一曲は、まるでUSラップシーン全体への宣戦布告のようです!

2016年にアルバム『Konnichiwa』でマーキュリー賞を獲得した彼が、特定のUSラッパーへ向けた痛烈なメッセージを発信。

本作では、相手のスタイルを巧みな言葉で批評しつつ、自らの揺るぎない実力とプライドを誇示しています。

これは単なるディスではなく、シーンの誇りを背負った「UK対US」という壮大な物語の幕開け!

M1OnTheBeatらが手掛けた重厚で鋭いビートに乗る緊張感あふれるラップの応酬は、ヒップホップのバトルが持つスリルを存分に味あわせてくれます。

両者の文化がぶつかり合う様を楽しみながら聴いてみてくださいね!

HYPERYOUTHJoey Valence & Brae

Joey Valence & Brae – HYPERYOUTH/ LIVE RIGHT
HYPERYOUTHJoey Valence & Brae

90年代ヒップホップの熱気を現代に蘇らせるアメリカのデュオ、ジョーイ・ヴァレンス&ブレイが手掛けた楽曲です。

デビュー作『Punk Tactics』がRIAAゴールド認定を獲得するなど、DIY精神で注目を集める彼らのサードアルバムの表題曲は、大人になることへの抵抗と若さへの渇望が爆発したようなエネルギーに満ちています!

「成長しても自由なままでいたい」と叫ぶ歌詞は、変化の狭間で揺れる心の代弁そのもの。

公式タイアップはありませんが、Gov Ballなど大型フェスでの熱狂的なパフォーマンスが話題を呼んでいます。

青春の輝きと葛藤を同時に味わいたい時に聴けば、きっと心が奮い立つはずです。

GraveKid Cudi

アメリカ出身のアーティスト、キッド・カディさんの楽曲は、逆境からの再生をテーマにした魂を揺さぶる応援歌です。

2025年5月の骨折事故といった試練を乗り越えた彼自身の不屈の精神が、そのまま歌になったかのよう!

墓の中にいてもなお生きていると叫ぶ歌詞には、どんな困難にも屈しないという強い決意が込められています。

本作は2025年7月にリリースされ、アルバム『Free』に収録される一曲。

過去を乗り越え新しい自分として一歩を踏み出したい、そう願うあなたの心に深く響き、明日への活力を与えてくれるはずです。

Won’t Diss YouLil Yachty

2023年1月にサイケデリック・ロックを取り入れた名盤『Let’s Start Here』で世界を驚かせたアメリカのアーティスト、リル・ヨッティさん。

彼が次に届けてくれたのは、ネット上の誹謗中傷に加わらないという強い意志を表明する楽曲です。

シンプルなビートの上でささやくようなラップは、まるで「自分は自分、他人の争いには乗らない」と宣言するお守りのよう。

この楽曲は、2025年7月に行われたタイラー・ザ・クリエイターとの共演ライブに先駆けて公開されました。

SNSの心ない言葉に疲れたとき、本作を聴けば、クールに自分を保つ強さをもらえるかもしれませんね。