【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】
欧米のチャートをチェックしている方であれば周知の事実ですが、ヒップホップはもはや最もメジャーな音楽ジャンルとして認知されています。
細かいサブジャンルもありますし、地域性も色濃く出ることも興味深いのですが、興味はあるけど評価が定着している過去の名盤はともかく最新のヒップホップはどこから手を付けていけばいいのか……と悩まれている方もいらっしゃるはず。
そんな方々に向けてこちらの記事では最新のヒップホップのトレンドをご紹介!
米英を中心としたヒップホップの「今」を知りたい方、ぜひチェックしてみてください。
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【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】(91〜100)
SAVE MEDababy

衝撃的なミュージックビデオが大きな話題を呼んでいる、ダベイビーさんによる一曲です。
彼の地元シャーロットで2025年8月に起きた実際の事件をモチーフに、もし自分がその場にいたら、というフィクションが加えられています。
『Rockstar』のヒットで知られる彼ですが、この楽曲では一転して、救いを求める声や社会の無関心といった非常にシリアスなテーマを扱っているのがポイントですね。
2025年9月にGoldiie Luxさんとのコラボ曲として公開された作品で、商業的なタイアップはありませんが、それ以上に強いメッセージを感じさせます。
ヒップホップを通して深く考えさせられる体験をしたいときに、ぴったりの楽曲ではないでしょうか。
How To Let GoKodak Black

フロリダ州ポンパノビーチ出身のラッパー、コダック・ブラックさん。
2018年にリリースされたアルバム『Dying to Live』が全米1位を記録するなど、トラップシーンを代表する存在として知られていますね。
そんな彼が2025年10月にドロップした新曲では、過去との決別や手放すことの難しさがテーマに据えられています。
メロディックなフックとエモーショナルなリリックが織りなす本作は、彼のストリートライフと内省的な一面が交差する仕上がり。
10月31日リリース予定のアルバム『Just Getting Started』のリード・シングルとして位置づけられており、新たなスタートを切ろうとする彼の姿勢が感じられます。
人生の転換期を迎えている方や、何かを手放す勇気が必要な方にぜひ聴いてほしい一曲です。
【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】(101〜110)
All My HatersTom MacDonald

独立系ラッパーとして確固たる地位を築くトム・マクドナルドさん。
レコード会社と契約せず、パートナーのノヴァ・ロックフェラーさんとともに制作からプロモーションまでを手がける彼のスタイルは、音楽業界の新しい形を体現しています。
2025年10月に公開された本作は、自身への批判者に向けた応答をテーマに据えた力強いトラック。
硬質な808とミニマルなシンセが刻むトラップ・ビートに乗せて、冷笑的ながらも自己統御されたフロウで自身の立ち位置を明確に示しています。
公開後すぐにiTunesで1位を記録するなど、彼の発信力の強さを改めて証明した楽曲です。
社会的な対立を恐れず、自分の信念を貫く姿勢に共感する方にとって、刺さる1曲と言えるでしょう。
WHATCHU KNO ABOUT ME (ft. Sexyy Red)GloRilla

アメリカはテネシー州メンフィス出身のグロリラさんが、デビューアルバム『GLORIOUS』からの新曲をドロップしました。
本作は、2007年のヒット曲「Wipe Me Down」をサンプリングした攻撃的でエネルギッシュなビートの上で、グロリラさんとセクシー・レッドさんが自信に満ちたラップを繰り広げる一曲。
豪華なライフスタイルや女性の独立を称える力強いメッセージが込められており、2024年10月のリリース以降、大きな話題を呼んでいます。
MVではBoosie Badazzさん本人も登場するなど、2000年代初頭のヒップホップカルチャーへのオマージュも。
パーティーシーンでの盛り上がりはもちろん、自己肯定感を高めたい時にもおすすめの1曲ですよ。
TroubleArrDee x Mazza L20

UKドリルの新鋭2人による初コラボレーション作品が2025年10月にドロップされました。
ブライトン出身のアリデイさんとリバプール拠点のマザ・L20さんは、それぞれ異なる地域性とスタイルを持つラッパーです。
アリデイさんは2022年のミックステープ『Pier Pressure』でUKアルバムチャート2位を獲得した実績があり、マザ・L20さんは収監経験からキャリアをスタートさせたというストリート感満載の背景を持っています。
JO JO Fさんがプロデュースを手がけた本作は、ダイナミックなビートに乗せた2人の掛け合いが絶妙で、リスナーから「めちゃくちゃ良い」と熱い反応を集めています。
異なるバックグラウンドを持つラッパー同士の化学反応を楽しみたい方にオススメです。
scratch his face up BASQUIATEdward Skeletrix

ジョージア州アトランタを拠点に、ラップとビジュアルアートを横断するエドワード・スケレトリックスさん。
音楽産業そのものを批評的に扱うコンセプチュアルな作品群で知られ、エクスペリメンタル・ラップやレイジといったジャンルを自在に操るアーティストです。
2025年10月にドロップされたこの楽曲は、プロデューサーのキャヴィトナックとのコラボレーション作品。
タイトルにはニューヨークの伝説的アーティスト、バスキアの名が刻まれており、顔を引っ掻くという視覚的なメタファーと音の削りや歪みを重ね合わせた実験的なアプローチが光ります。
硬質な808とプラグ由来のミニマルなビートワークに、ディストーション処理を施したボーカルが絡む本作は、アートとストリートカルチャーの境界を揺さぶる挑発的な一曲です。
I LUV HERGloRilla feat. T-Pain

恋愛の複雑さと喜びを描いた魅力的な楽曲が誕生しました。
グロリラさんとT-ペインさんのコラボレーションが生み出す独特の世界観が印象的です。
力強いラップと滑らかなボーカルが見事に融合し、リスナーの心を掴みます。
2024年10月にリリースされたGloRillaさんのデビューアルバム『GLORIOUS』に収録されており、アルバムは初週にBillboard 200で5位にランクインする快挙を達成しています。
恋愛に悩む方や、新しい関係に希望を見出したい方におすすめの一曲です。
二人の異なるスタイルが織りなす音楽性は、現代のヒップホップシーンに新たな風を吹き込んでいます。






