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【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】

欧米のチャートをチェックしている方であれば周知の事実ですが、ヒップホップはもはや最もメジャーな音楽ジャンルとして認知されています。

細かいサブジャンルもありますし、地域性も色濃く出ることも興味深いのですが、興味はあるけど評価が定着している過去の名盤はともかく最新のヒップホップはどこから手を付けていけばいいのか……と悩まれている方もいらっしゃるはず。

そんな方々に向けてこちらの記事では最新のヒップホップのトレンドをご紹介!

米英を中心としたヒップホップの「今」を知りたい方、ぜひチェックしてみてください。

もくじ

【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】(61〜80)

Tartan (ft ReekzMB)Fimiguerrero

Fimiguerrero – Tartan ft ReekzMB (Official Video)
Tartan (ft ReekzMB)Fimiguerrero

イギリス出身のラッパー、フィミゲレロさんは、ナイジェリア生まれでイースト・ロンドンのNewham地区育ちという経歴を持つアーティストです。

西アフリカのリズムと南ロンドンのストリートカルチャーを融合させた独自のスタイルで知られ、UKアンダーグラウンド・シーンで頭角を現しています。

2025年4月に公開された本作は、UKドリルシーンの重鎮リークズ・エムビーさんを迎えた意欲作。

重厚な808ベースと高速のハイハットが織りなすダイナミックなビートの上で、二人の力強いラップが交互に展開されます。

本作は、近日発売予定のアルバム『LOST CITY』の先行シングルとなっており、『IMMIGRANT』や『New World Order』に続く作品の中でも際立つ存在感を放ちます。

UKアンダーグラウンドのヒップホップに興味のある方にはもちろん、斬新なサウンドを求めている音楽ファンにもおすすめの一曲です。

CRASH DUMMYNEW!Joey Bada$$

Joey Bada$$ – CRASH DUMMY (Official Audio)
CRASH DUMMYNEW!Joey Bada$$

現在西海岸のラッパーたちと壮絶なビーフの真っ最中であるルックリン出身のラッパー、ジョーイ・バッドアスさんが2025年5月に送り出した渾身の一曲です。

90年代の黄金期を彷彿とさせるブームバップサウンドをベースに、2Pacさんの名曲のサンプリングを巧みに使用した攻撃的なトラックが印象的。

アルバム『1999』から『2000』まで、数々の名盤を世に送り出してきた彼ならではの鋭いリリックと、ストーリーテリング性の高いフロウが光ります。

本作はPro Eraのメンバー、カーク・ナイトさんのプロデュースによるもので、東海岸ヒップホップの伝統を受け継ぎながらも、現代的な解釈を加えた意欲作。

ヒップホップの歴史に造詣が深く、メッセージ性のある作品を好むリスナーにぜひ聴いてもらいたい一曲です。

【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】(81〜100)

Dislocated (feat. E L U C I D)billy woods

アンダーグラウンド・ヒップホップ界の重要人物として知られるアメリカのラッパー、ビリー・ウッズさん。

2025年5月にアルバム『GOLLIWOG』の一曲として、ラッパーのE L U C I Dさんをフィーチャリングに迎えた本作をリリース。

Human Error Clubのプロデュースによる重厚で不穏なサウンドスケープに、政治的、歴史的なテーマを織り込んだ深いリリックが印象的ですね。

このアルバムはヒューマン・エラー・クラブによるプロデュースで、ウッズさんが幼少期に書いた人形の物語からインスピレーションを得ています。

アルバム全体のテーマである死や時間旅行といった要素が凝縮された本作は、アンダーグラウンド・ヒップホップファンやジャズやノイズミュージックに興味のある方に強くおすすめできますよ。

VacayAminé

Aminé – Vacay (Lyric Video)
VacayAminé

アフリカ系アメリカ人のラッパー兼シンガーソングライター、アミーネさんが2025年5月に発売予定のニューアルバム『13 Months of Sunshine』から、夏のバカンスをテーマにした先行曲を公開しています。

DJ DahiさんとEly Riseさんがプロデュースを手がけたヒップハウス曲で、軽快なビートとダンサブルなリズムの上で、マルセイユのリゾートやブティックホテルでの滞在を描いた楽しいリリックを展開。

本作では、あのデュア・リパさんや『ホワイト・ロータス』への言及も織り交ぜながら、現代的なポップカルチャーとの結びつきも感じさせます。

エレクトロニックミュージックとの融合を図った前作アルバム『Kaytraminé』に続き、より明るく軽やかなサウンドで、夏の到来を感じさせる一曲となっていますよ。

How I’m FeelingBAK Jay

BAK Jay – How I’m Feeling (Official Video)
How I'm FeelingBAK Jay

アトランタ出身のラッパー、BAK Jayさんはトラップやドリルなどのジャンルを融合した魅力的なスタイルで若い世代の支持を集めています。

本人の声を活かしたオートチューンの効果音と、トラップビートに乗せたメロディックなヴォーカルが印象的な本作は、リリース直後からSNSを中心に話題となっているんですね。

2025年5月に公開されたこの作品は、プロデューサーのフィンゴットイットさんが手がけ、MVの再生回数は公開からわずか5日で50万回を突破。

アルバム『Meet The Reap』でも魅せた彼の音楽性が見事に結実した一曲となっています。

ストリートライフや人間関係について歌ったリアルなメッセージと、エモーショナルなサウンドの融合を楽しみたい方にぴったりの一曲ですよ。

Feël no wayz (Yeat mix)Yeat

FEËL NO WAYZ (YEAT MIX) [OFFICIAL VISUALIZËR]
Feël no wayz (Yeat mix)Yeat

オートチューンを駆使したボーカルと、シンセサイザーを多用した独自の「レイジビート」で知られるカリフォルニア州アーバイン出身のYeatさん。

DrakeさんのR&B曲を大胆にカバーした本作は、オリジナルの雰囲気を継承しつつ、重厚な808ベースや未来的なサウンドスケープを織り交ぜた意欲作です。

2025年4月のCoachellaフェスティバルで初披露され、Drakeさんとのステージでの披露も話題を呼びました。

同年秋には、オーストラリアツアーでも披露予定で、10月10日にはメルボルンのFestival Hallでの公演が決定。

アルバム『2093』『Lyfestyle』を2024年に立て続けにリリースし、独自の音楽性を確立してきた彼のファンはもちろん、R&Bやエレクトロニックミュージックを愛する音楽ファンにもおすすめの一曲となっています。