【最新】洋楽R&Bのトレンド早わかり!【2025】
1990年代に入り、現在多くの人がイメージする洗練された「R&B」が確立して以降は多くのメガヒット曲を生み出しつつもジャンルは細分化して、2010年代以降はトラップミュージックがチャートの主流となり、既存のR&BにとらわれないオルタナティブR&Bなども生まれました。
おもしろいことに、2020年代を過ぎた今は90年代や00年代にシーンを席巻したR&Bの影響を感じさせる名曲が次々とリリースされているのですよね。
こちらの記事では、そんな2020年代の「今」を感じさせる最新の洋楽R&Bのトレンドが一目で分かる注目の楽曲をまとめています。
ベテランから期待の新人まで幅広く紹介していますから、ぜひチェックしてみてください!
【最新】洋楽R&Bのトレンド早わかり!【2025】(151〜160)
305 (feat. Bryson Tiller)Jordan Adetunji

イギリス・ベルファスト出身のジョーダン・アデトゥンジさんが、アメリカのR&Bスターであるブライソン・ティラーさんをフィーチャリングに迎えた楽曲です。
マイアミの市外局番をタイトルに冠した本作は、トラップソウルの要素を取り入れた洗練されたサウンドが特徴的。
都会的な魅力や夜の生活、恋愛といったテーマが織り込まれており、両アーティストの滑らかなボーカルが心地よく響きます。
2025年1月にリリースされたこの曲は、アデトゥンジさんの新作ミックステープ『A Jaguar’s Dream』に収録。
ナイトライフを楽しむ際や、都会的な雰囲気に浸りたい時におすすめの一曲ですよ。
ICEFaouzia

モロッコ出身でカナダ育ちのシンガーソングライター、ファウジアさんが2024年7月に公開した楽曲は、R&Bを基調としたポップスに彼女独特のアラビア語風メロディを織り交ぜたスタイルが特徴的。
失恋や裏切りによって冷え切った心を氷に例えた歌詞が印象的で、ファウジアさんの力強いボーカルが聴く人の心に響きます。
過去の傷から立ち直り、自分を守るために感情を凍らせるという深いメッセージが込められた一曲となっています。
エネルギッシュでキャッチーなメロディーと心に響く歌詞が魅力的な本作は、失恋の痛みを乗り越えたい人や、自己防衛の大切さを感じている人におすすめです。
What’s It Take to Be a Star?Montell Fish

オルタナティブR&BとインディーロックをMIXした独特のサウンドが特徴的なMontell Fishさんが、2024年9月に発表した楽曲は、自己価値や成功の本質を問いかける内容となっています。
静かで感情的なトーンが支配的で、シンプルながらも美しいメロディーがリスナーの心に深く響きます。
名声や外的な評価よりも、内面的な充実を重視するメッセージが込められており、自己認識と内なる声に従うことの大切さを示唆しています。
本作は、アルバム『Charlotte Purified Deluxe』に関連した曲で、Fishさんの内面的な葛藤やスピリチュアルなテーマを扱った楽曲として、ファンの期待に応える一曲となっているでしょう。
Passport JunkieRod Wave

メロウなサウンドと感情的な歌詞が印象的な、2024年9月にリリースされた楽曲です。
アルバム『Last Lap』のリードシングルとしても注目を集めています。
ソウルトラップの先駆者として知られるロッド・ウェイブさんの真骨頂が存分に発揮された1曲となっていますね。
現代社会における恋愛観や物質主義を鋭く描き出した歌詞は、リスナーの心に深く響くことでしょう。
豪華な旅行や贅沢な体験を求める心情を巧みに表現しており、ロッド・ウェイブさんの感情的なボーカルと重厚なビートが見事に融合しています。
本作は、静かな夜のドライブや、一人で物思いにふける時間のお供としてもぴったりですよ。
ElevateNAO

洋楽シーンの新世代の才能として注目を集めている、ネオ・ジェシカ・ジョシュアさんこと通称ナオさん。
イギリス出身の彼女が2024年11月に放つ新曲は、自己成長と前向きな変化をテーマにした心躍るナンバーです。
ソウルフルなボーカルとエレクトロニックなサウンドが融合したアップテンポな本作は、ナオさんの特徴的なファルセットが際立つ一曲。
2024年秋放送のドラマ『未来への扉』主題歌にも起用され、若者たちの挑戦を描く作品世界とも見事にマッチしています。
ナオさん自身も共同プロデューサーとして関わり、ライブバンドの参加でよりダイナミックな仕上がりに。
自分を高めたい時や、新たな一歩を踏み出したい時にぴったりの応援ソングとなっていますよ。
Put It DownAdanna Duru & Mannywellz

アフロポップを代表するアダンナ・デュルさんとナイジェリアを拠点に活動するマニーウェルズさんがタッグを組んだ『Put It Down』。
2020年代の新たな洋楽R&Bのトレンドを象徴するかのようなこの楽曲は、感情豊かなアダンナさんのボーカルが光る作品です。
また、リズミカルなマニーウェルズさんのヴァースも功を奏し、それぞれの魅力が溢れ出ています。
両アーティストが交互に織りなす、愛の葛藤を描いた歌詞にも注目。
聴く人の心に深く響く、洗練されたサウンドをお楽しみくださいね。
【最新】洋楽R&Bのトレンド早わかり!【2025】(161〜170)
The MasterKeke Palmer

マルチな才能を持つアメリカのエンターテイナー、キキ・パーマーさんが自己探求の旅を表現した楽曲を発表しました。
本作は彼女の著書『Master of Me』と連動した意欲作で、自己成長と自己肯定がテーマとなっています。
2024年11月にリリースされた本作は、R&Bとポップの要素を取り入れつつ、パーマーさんの人生哲学を色濃く反映した深みのある歌詞が特徴的。
エンパワーメントを強調する内容は、彼女の過去の作品『S.O.B.』や『Big Boss』の延長線上にあり、キャリアの集大成とも言えるでしょう。
自分らしさを大切にしたい人にぴったりの一曲です。