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【最新】洋楽R&Bのトレンド早わかり!【2025】

1990年代に入り、現在多くの人がイメージする洗練された「R&B」が確立して以降は多くのメガヒット曲を生み出しつつもジャンルは細分化して、2010年代以降はトラップミュージックがチャートの主流となり、既存のR&BにとらわれないオルタナティブR&Bなども生まれました。

おもしろいことに、2020年代を過ぎた今は90年代や00年代にシーンを席巻したR&Bの影響を感じさせる名曲が次々とリリースされているのですよね。

こちらの記事では、そんな2020年代の「今」を感じさせる最新の洋楽R&Bのトレンドが一目で分かる注目の楽曲をまとめています。

ベテランから期待の新人まで幅広く紹介していますから、ぜひチェックしてみてください!

【最新】洋楽R&Bのトレンド早わかり!【2025】(161〜170)

Headphones OnAddison Rae

Addison Rae – Headphones On (Official Video)
Headphones OnAddison Rae

R&Bとトリップホップを融合させた洗練されたサウンドに、魅惑的なボーカルが重なる優美な楽曲です。

米国ルイジアナ州出身のアディソン・レイさんは、TikTokでの活動から音楽活動をスタートさせ、2021年に本格デビューを果たしました。

2025年4月にリリースされた本作は、彼女のデビューアルバム『AR』からの第4弾シングルで、自身の内面を深く掘り下げた歌詞と、スウェーデンのマックス・マーティンのスタジオで録音された上質なプロダクションが見事にマッチしています。

ミュージックビデオも必見で、アイスランドのレイキャビクで撮影された幻想的な映像美が、楽曲の世界観をさらに引き立てています。

CANDY GUM (ft. Jessie Reyez & Becky G)Emotional Oranges

Emotional Oranges – CANDY GUM (ft. Jessie Reyez & Becky G) [Official Music Video]
CANDY GUM (ft. Jessie Reyez & Becky G)Emotional Oranges

若手のR&Bシーンに新しい風を吹き込むエモーショナル・オレンジスは、ロサンゼルスを拠点に活動する男女2人組デュオ。

アップテンポなビートに官能的なメロディが乗った2025年2月のリリース作は、カナダ出身のジェシー・レイエスさんとラテンポップ界の歌姫ベッキー・Gさんをゲストに迎えた強力なコラボレーション。

『RuPaul’s Drag Race』のテーマソングとして使用された「Motion」で注目を集めた彼らの音楽性は、90年代R&B、ファンク、ネオソウルを融合させたユニークなもの。

本作はその魅力を存分に発揮し、官能性と自己肯定感を表現した美しいハーモニーが印象的です。

恋に落ちたい気分の夜や、ドライブのBGMとして聴きたい一曲です。

SMHJae Stephens

Jae Stephens – SMH (Official Music Video)
SMHJae Stephens

2000年代初頭のR&Bサウンドと現代的なポップセンスを兼ね備えたアメリカ・テキサス州ダラス出身のジェイ・スティーブンスさん。

自身を「R&Bポップ・フューチャリスト」と称する彼女は、2023年にアルバム『SELLOUT』を通じて独自の音楽性を確立してきました。

そんな彼女が魅せる2025年4月の新曲は、軽快なハンドクラップとシンセサウンドが織りなす洗練されたR&Bポップ。

恋愛における自由と主体性をテーマに、ファルセットを自在に操る歌唱力と、会話調のリズミカルなフレーズが印象的です。

そしてミュージックビデオではマエタさんやTAトーマスさんらがカメオ出演。

2025年春には英国のガールズグループFLOの「AAA Tour」のオープニングアクトとしても出演予定と、今後の活躍が期待される一曲となっています。

RATHER BE ALONELeon Thomas, Halle

Leon Thomas, Halle – RATHER BE ALONE (Audio)
RATHER BE ALONELeon Thomas, Halle

コンテンポラリーR&Bを基盤としながら、ロックとソウルを織り交ぜた感情豊かな楽曲に仕上がっています。

アメリカ出身のレオン・トーマスさんとハリー・ベイリーさんによるコラボ曲で、2025年4月に発売されたアルバム『MUTT』のデラックス版の先行シングル。

関係性に迷いを覚えた二人の心情を、スモーキーなギターリフと絡み合うストリングスが美しく表現し、自己と向き合う瞬間を印象的に描き出しています。

グラミー賞を受賞したトーマスさんと、ノミネート歴を持つベイリーさんの歌声が見事に調和した本作は、心の整理をつけたい夜に、そっと寄り添ってくれる一曲になるでしょう。

MARRIAGENelly Furtado

Nelly Furtado – MARRIAGE (Visualizer)
MARRIAGENelly Furtado

7年の沈黙を破って2024年にアルバム『7』をリリースしたカナダの歌姫、ネリー・ファータドさん。

彼女が2025年4月に公開した本作は、結婚や愛、自分らしさを問いかける物語性豊かなミディアム・バラード。

R&Bとソウルを織り交ぜた洗練されたサウンドに乗せて、深い感情を注ぎ込んだ歌声は聴く人の心に染み入ります。

グレイ・ホーケンのプロデュースのもと、2年の制作期間を要し、3都市を股にかけて録音されたという本作。

『GOD』とのダブルA面シングルとして発売され、アルバム『7』には未収録の楽曲となっています。

深い愛や人生について考えたい時に、ぜひ耳を傾けてほしい1曲です。

Bout URema

Rema – Bout U (Lyric video)
Bout URema

甘美で煌びやかなメロディと、アフロビーツならではの躍動的なリズムが見事に調和した珠玉のラブソングです。

ナイジェリア出身のレマさんは、2019年のEP『Rema』からセレーナ・ゴメスとのコラボ曲『Calm Down』まで、アフロビーツシーンで目覚ましい活躍を見せてきた実力派アーティスト。

2024年にロンドンのO2アリーナで行われた公演は大成功を収め、2025年4月には世界最大級の野外フェス・Coachellaにも出演を果たしました。

本作はアフロビーツとR&Bを融合させた魅惑的なサウンドに、スタイリッシュなギターが印象的な一曲。

輝くような恋の予感を感じさせる雰囲気を纏った楽曲なので、ドライブミュージックやパーティーシーンで楽しむのがおすすめです。

Need MeSevana

ジャマイカの伝統音楽とモダンなR&Bが見事に融合した心温まるラブソングが誕生です。

独立アーティストとして新たな一歩を踏み出したジャマイカ出身のセヴァナさんによる2025年4月の楽曲は、レゲエとR&Bを基調に、ジャズやソウルの要素を織り交ぜた洗練されたサウンドを展開。

滑らかで感情豊かなボーカルが、恋愛における誠実さと献身を優しく歌い上げます。

本作は、GoodHz Musicからリリースされたもので、プロデュースはテッセレイテッドさん、共同プロデュースとミックスはジョー・デイヴィスさんが担当。

ボブ・マーリーさんの伝記映画『Bob Marley: One Love』にジュディ・モワット役で出演した彼女の代表作として、深い感動を呼び起こす一曲になっています。