最新のテクノミュージック|2025年のトレンドを紹介
一口にテクノミュージックと言っても、その実態は相当詳しい方でないと、なかなかつかみづらいジャンルでもありますよね。
EDMやディープハウス、エレクトロポップにエレクトロニカとサブジャンルを掘り下げればキリがありません。
こちらの記事では、広い意味でのダンス・ミュージックの最新ヒット曲や人気曲、まだあまり知られていない注目の楽曲までを幅広く紹介しています。
メロディアスなボーカル入りの楽曲も多く含まれますから、あまりテクノに興味がないという方もぜひチェックしてみてくださいね!
最新のテクノミュージック|2025年のトレンドを紹介(121〜130)
SweatESSEL

テクノミュージックには、クラブで盛り上がる様子を描いた曲が多いですよね。
そんな中、少し変わった内容で注目を集めているのが『Sweat』です。
こちらはイギリスの新世代音楽プロデューサー、エッセルさんがリリースした作品。
すでに話題で、音楽チャートでも上位にランクインしているんですよ。
曲中ではクラブで盛り上がった次の日の朝の倦怠感を描いています。
速いテンポのサンドは、混乱する脳内を表現しているともとれますね。
Just Feels TightFisher

コミカルなMVにもひかれてしまう、なんだか楽しくなってくる作品です。
オーストラリア出身の音楽プロデューサー、フィッシャーさんの楽曲『Just Feels Tight』。
ビートとベースラインを軸に展開されるとてもシンプルなサウンドアレンジなんですが、聴いているうちいつのまにか世界観に取り込まれます。
飽きが来ないというか、いつまでも聴ける感じがテクノの良さの一つですよね。
ほら、フィッシャーさんが「一緒にエアロビクスしよう」と誘っていますよ。
IT’S A KILLAFISHER & Shermanology

ジャズというと多くの方がアナログやアコースティックといったイメージを抱くと思います。
たしかにそういった楽曲が多いジャズですが、もちろん電子音楽として発展しているジャンルもあります。
パロヴ・ステラーさんによって発展したエレクトロスウィングというジャンルは、ジャズと電子音楽をミックスさせた代表的なジャンルで、ヨーロッパの方では非常に高い評価を集めています。
こちらの『IT’S A KILLA』は、そんなエレクトロスウィングの魅力とオールドスクールなハウスの魅力を両立させた楽曲です。
RedemptionFJAAK

ベルリンを拠点に活動しているエレクトロニックミュージックデュオ、フィアーク。
アナログ機器を駆使した制作手法で、テクノを軸にした独自のスタイルを確立しています。
こちらの楽曲は、アルバム『FJAAK 011』に収録されており、特にアシッドテクノの要素が強く感じられる作品です。
強烈なビートとミニマリストな構造が印象的で、社会の混乱を描写するボーカルサンプルが狂気的な雰囲気を演出しています。
2024年3月にリリースされたこの曲は、フィアークならではの深い感動を聴き手に与えてくれます。
内面の旅や自己発見をテーマにした、印象的な音楽ビデオにも注目です。
最新のテクノミュージック|2025年のトレンドを紹介(131〜140)
Debora De Luca ft EvangeliaFOTIA

今から10年ほど前の電子音楽は、複雑で音の多い派手なドロップが好まれていました。
ハウスやトランスにもそういったムーブメントがありましたが、特にEDMはとにかく派手なドロップが多かったですね。
現在はというと、そういった時代がウソのようにも思えるほどシンプルなドロップが好まれています。
こちらの『Debora De Luca ft Evangelia』はそんなシンプルなドロップを極めた作品です。
とにかく音の少ない構成なのですが、だからといって無機質というわけではなく、どこか色味を感じさせる曲調に仕上げられています。
Melodic TechnoFULLJOS

フルヨスはグラナダ出身のDJ、プロデューサーです。
キャリアの初めはパーティー・オーガナイザーとしてエレクトロハウス、ディープハウス、テックハウスや世界中のエレクトロニックミュージックをかけるパーティーを手掛けています。
タイトルにメロディック・テクノとある通り、メロディアスで展開もおもしろく、エレクトロニックミュージックに慣れていない方でも聴きやすい曲だと思います。
テクノミュージックに慣れていない方は、ぜひチェックしてみてください。
Daydream RepeatFour Tet

イギリス出身のFour Tetさんは、エレクトロニカを中心としてその独特なサウンドで多くのファンを魅了し続けています。
最新曲『Daydream Repeat』は、2024年2月14日にリリースされたばかり。
本作はハウスジャンルに属しつつも、フォー・テットさんの得意とする幻想的なシンセサウンドをふんだんに使用しています。
曲はリズミカルなハウスビートと緻密な高域のパーカッションから始まり、夢幻的な雰囲気へと移行していきます。
この曲がオススメなのは、静かな夜に自分の思いを馳せたい時。
独自のサウンドデザインが、リスナーを物理的な場所を超えた精神的な旅へと誘います。
フォー・テットさんの音楽は、ただ聴くだけでなく、感じさせてくれるものがありますね。