最新のテクノミュージック|2025年のトレンドを紹介
一口にテクノミュージックと言っても、その実態は相当詳しい方でないと、なかなかつかみづらいジャンルでもありますよね。
EDMやディープハウス、エレクトロポップにエレクトロニカとサブジャンルを掘り下げればキリがありません。
こちらの記事では、広い意味でのダンス・ミュージックの最新ヒット曲や人気曲、まだあまり知られていない注目の楽曲までを幅広く紹介しています。
メロディアスなボーカル入りの楽曲も多く含まれますから、あまりテクノに興味がないという方もぜひチェックしてみてくださいね!
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最新のテクノミュージック|2025年のトレンドを紹介(131〜140)
Daydream RepeatFour Tet

イギリス出身のFour Tetさんは、エレクトロニカを中心としてその独特なサウンドで多くのファンを魅了し続けています。
最新曲『Daydream Repeat』は、2024年2月14日にリリースされたばかり。
本作はハウスジャンルに属しつつも、フォー・テットさんの得意とする幻想的なシンセサウンドをふんだんに使用しています。
曲はリズミカルなハウスビートと緻密な高域のパーカッションから始まり、夢幻的な雰囲気へと移行していきます。
この曲がオススメなのは、静かな夜に自分の思いを馳せたい時。
独自のサウンドデザインが、リスナーを物理的な場所を超えた精神的な旅へと誘います。
フォー・テットさんの音楽は、ただ聴くだけでなく、感じさせてくれるものがありますね。
Kernkraft 400GYMBRO

2023年よりYouTubeに動画投稿を始めた、ジムブローさん。
その経歴の多くは謎に包まれています。
そんな彼が手掛けた『Kernkraft 400』はチェックしましたか?
本作の前に同名の曲を紹介しましょう。
それはドイツの音楽プロデューサー、フロリアンフスターさんのソロプロジェクトである、ゾンビ・ネイションが1999年にリリースした楽曲。
世界中から高く評価される名曲で、ジムブローさんさんはそれをサイケデリックにアレンジしているんです。
PURA VIDAHI-LO

オリバー・ヘルデンスの名義でもよく知られているハイローさんの『PURA VIDA』は、シンセサイザーのシーケンスフレーズがクセになるテクノチューンです。
この曲は非常にシンプルなトラック構成で、イントロから繰り返されるシンセサイザーのフレーズを基調に、リズムトラックが変化していくという流れ。
特筆すべきは、曲が終わったという錯覚をしてしまうほど大胆なブレイクが中盤にあること。
これがよいアクセントになっていて何回聴いても飽きないんです!
LET’S DO IT AGAINJamie xx

抑制の効いたミニマルなサウンドを基調としながら、美しいメロディとさまざまなジャンルを融合させた音楽性で高い人気を誇るイギリスのインディー・トリオ、ジ・エックス・エックス。
彼らの頭脳と言える存在であり、DJやプロデューサーとして高く評価されているジェイミー・スミスさんは、ソロ名義のジェイミー・エックス・エックスとしてクラブ・ユースなダンス・ミュージックをリリースしています。
こちらの『LET’S DO IT AGAIN』は2022年の4月に発表された曲で、2020年にリリースして高い評価を受けた『Idontknow』からおよそ2年振りとなる楽曲です。
シンプルな4つ打ちのハウス・ビートときらびやかなシンセ、サンプリングされた喜びを歌うメロディが特徴的で、DJとして世界中でプレイして楽曲のクオリティに磨きをかけた、すきのないアンセミックなナンバーとなっています。
コロナ禍の2年を経て生まれた楽曲だと考えれば、このポジティブなバイブスは納得できる気もしますね。
Shooting StarJazzy

1996年生まれでアイルランド出身のジャジーさんは、2023年のシングル曲『Giving Me』が本国やイギリスなどで大ヒットを記録、一躍時の人となったクラブミュージックとポップスを横断するシンガーソングライターです。
そんな彼女の楽曲『Shooting Star』は、2024年にリリースされた『Constellations』EPの拡張版に収録、リードシングルとして公開されています。
本作は、恋愛の刹那的な美しさを、流れ星になぞらえて繊細に描いています。
恋に落ちた瞬間の輝きとその感情の強さ、そしてそれをどう保ち続けるかというテーマが、心打つメロディーと共に展開されます。
ジャジーさんの音楽キャリアにおいて重要なマイルストーンであり、ダンスフロアだけでなく、感情を大切にしたい全ての人に響く楽曲ですよ。
ColourblindJess Bays & Hayley May

振られた後も相手のことをおもい続けてしまう。
そんな切ないシチュエーションをダンスナブルなサウンドに乗せて描いているのが『Colourblind』です。
こちらは新進気鋭の音楽プロデューサー、ジェス・ベイズさんが、シンガーのヘイレイ・メイさんをフィーチャーして手掛けた作品です。
王道のクラブミュージックといえるサウンドに、ヘイレイ・メイさんのハスキーボイスが見事に調和しています。
それから表現力豊かなハミングや、サウンドがじょじょに加速する点にも注目です。
Brooklyn BallersJitwam

バウンシーなハウス・ビートの上に情熱的なギター・ソロが鳴り響く様が実にクールなこちらの『Brooklyn Ballers』は、ハウスやヒップホップ、ソウルにサイケデリックなロックまでも自在に横断する異能、インド出身のプロデューサー兼ソングライターのジタムさんが2022年5月に公開した楽曲です。
タイトルにもあるように、現在ジタムさんが拠点としているニューヨークに対する楽曲であり、ムーディーマンさんやジェイ・ディラさんに加えて、ジミ・ヘンドリックスさんにビョークさんといったアーティストを影響源に挙げる、ジャンルの壁をものともしない彼の才能を改めて証明するサウンドは、クラブ・ミュージック愛好家だけではなくロック・ファンにも聴いてほしいですね!






