【座ってできる】高齢者・シニア向けの楽しい健康体操まとめ
だんだんと体が疲れやすくなってきていて、椅子に座る時間が長くなってきていると感じている方も多いでしょう。
「椅子に座っていてもできるトレーニングはないか」と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、座ったままでも楽しみながらできる健康体操をご紹介します!
座ったままできる筋力トレーニングや、脳トレなど、日常で気軽にできるものばかりをまとめています。
ぜひ、介護老人施設でもレクリエーションとして取り入れてみてください!
【座ってできる】高齢者・シニア向けの楽しい健康体操まとめ(1〜10)
全身運動

ゆったりとした大きな動きで全身の筋肉をしっかり使える健康体操です。
上半身と肩のストレッチからスタートし、腕周りの上半身、背中や肩甲骨まわり、足、首の順に、全身をくまなく動かしていきます。
ポイントは、すべての動作で大きくゆっくり動かすこと!
無理をすると節々の痛みにつながります。
速さや運動強度を求めず、筋肉に心地よい刺激を与えてあげるイメージでのびのびと動かしましょう。
リラクゼーション系の音楽をかけながら行うのもオススメですよ!
リズム体操

リズムに合わせて座ったまま全身を大きく動かしましょう!
椅子に浅く腰掛けて背筋を伸ばし、あごを引いて正しい姿勢を作ったら、まずは大きく手を前後に振る運動から。
次に両手を上に突きあげる動き、そして両手を前に出す動きを行います。
最後に、腕を振る動きに足踏みをプラスして体全体がほぐして終了です。
スタッフさんが手をたたいてリズムをとるのもよいですが、曲に合わせてリズミカルに動くとダンス感覚でより楽しめるでしょう。
タオルでミャクミャク体操

血行を良くする!
タオルでミャクミャク体操のアイデアをご紹介します。
ミャクミャクというキャラクターをご存じでしょうか?
大阪・関西万博のシンボルとして誕生した公式キャラクターです。
特徴のあるフォルムと鮮やかな赤色と青色の色合いが印象的ですよね。
今回は、ミャクミャクの名前に掛けて血行を「ミャクミャク」と良くする体操にチャレンジしてみましょう。
準備するものはフェイスタオル2枚です。
長めのサイズのものが良いでしょう。
グーパー体操

手先を動かして脳を刺激するグーパー体操です。
深呼吸したり手足をぶらぶらさせたりして体をリラックスさせたら体操開始!
腕を前に伸ばしたとき手はパーに、縮めたときはグーに、左右の手を交互に出してグーとパーを入れ替えて、などいろいろなパターンを織り交ぜながら脳に刺激を加えます。
座ったまま足踏みをしたり、脇を開いたり締めたりする動作を加えれば、全身運動に!
音楽に合わせて動作を切り替えていくのもオススメですよ。
ボクササイズ

筋トレやダイエット目的で若い層からも人気の高いボクササイズ!
ストレート、ボディ、フック、アッパー、ジャブなど実際のボクシングの技を、腕を大きくゆっくり動かしながら再現していきます。
複数の技を組み合わせて1セットにしたり、10秒間ひたすら左右のストレートを繰り返したりしている間に、「ボクシングなんて」と乗り気でなかった方にも、きっと楽しさを感じていただけるはず。
技をおぼえながら体操することで、脳にも良い刺激が加わるでしょう。
便秘予防体操

運動不足や加齢、服用する薬の増加などによって引き起こされる便秘は、高齢者の方を悩ます症状の一つです。
通常食事内容や水分量で改善しようとすることが多い便秘ですが、高齢者の方にとってなかなか難しいでしょう。
そこでオススメなのが便秘解消体操です!
椅子を座ったまま股関節を開いたり、脚を伸ばしてつま先を上げ、体を前方向に伸ばしたり、息を吐き切っておなかに力を入れたりなど、シンプルな動きをゆっくり行い、不快な便秘を解消しましょう。
棒体操

棒を持って腕を中心に動かす棒体操です!
棒の両端を持って前に突き出したり頭上に上げたり、車のハンドルのように回したり、動きのバリエーションはさまざま。
両手を上げたり腰をひねったりする動作は、何も持たない状態より反動をつけやすく、通常の体操より楽にできる方もいらっしゃるかもしれません。
剣のように振り下ろす動作を入れれば、童心に返ったような気分で楽しんでもらえるのではないでしょうか?
動きをある程度マスターしたら、皆さんのお好みの曲を順番にかけながら、リズムに合わせて動いていきましょう!