「お」から始まるタイトルの曲【カラオケ&しりとりにも!】
「ミュージシャンなら誰もが憧れる!」「音響エンジニアの技術の集大成!」など、様々な賞賛の声が集まる作品群に身を置くスタジオジブリ。
その楽曲の数々は、サウンドスケープの完成度やクオリティの高さで、常に音楽業界の注目を集めています。
芸術性と大衆性を兼ね備えた彼らの楽曲を、音響制作のプロの視点から掘り下げていきましょう。
スタジオならではの録音技術や、音の重ね方のテクニックまで、音楽制作に携わる方必見の情報が満載です!
「お」から始まるタイトルの曲【カラオケ&しりとりにも!】(161〜180)
オンブラ・マイ・フGeorg Friedrich Händel

優雅で繊細な旋律が心に響く名曲です。
植物への愛情を歌うバロック時代のアリアでありながら、穏やかな雰囲気とシンプルな美しさを持ち合わせた珠玉の一曲となっています。
ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデルが1738年4月にロンドンで発表した本作は、映画『フェイス/オフ』や『セレブレーション』でも使用され、多くの人々の心を魅了してきました。
アルフレード・クラウスさんやセシリア・バルトリさんといった著名な歌手たちによって歌い継がれ、その魅力を輝かせています。
安らぎと感動を届けてくれる本作は、結婚式のセレモニーなど人生の大切な瞬間を優しく彩る、心温まる一曲としておすすめです。
乙女の祈り Op.4Tekla Bądarzewska

優美で穏やかな旋律が心に染み入る名曲が、1856年にフランスの音楽雑誌に初めて掲載され、1860年に楽譜として出版されました。
本作は、ポーランドを代表する作曲家テクラ・バダジェフスカの代表作で、当時のヨーロッパで爆発的な人気を博し、多くの家庭で演奏される定番のピアノ曲となりました。
その美しい旋律は、まるで天使の声のように清らかで、静かな祈りの時間を演出してくれます。
映画やテレビドラマの挿入曲としても使用され、ピアノソロだけでなく、ヴァイオリンやチェロ、オーケストラ版などさまざまなアレンジが存在します。
結婚式の厳かな入場シーンや、神聖な誓いの瞬間に寄り添う、上品で華やかな雰囲気を醸し出してくれる珠玉の一曲です。
おやすみペトリコールさいきP。

物憂げで心地よい雰囲気がただよう曲です。
さいきPさんが2025年2月に発表したナースロボ_タイプTの歌う楽曲。
穏やかな夜の情景を切り取ったかのようなサウンドスケープに聴き入ってしまいます。
音の一つひとつが優しくて、胸に染み込んでくるんですよね。
また、終わった「今日」に別れを告げる歌詞世界がエモーショナル。
疲れた心を癒やしたいときや、眠れない夜にそっと寄り添ってくれますよ。
置き論破ぱりぱりさらうどん

古今東西の名言を皮肉交じりに引用しながら未来へ目を向ける意欲作です。
ぱりぱりさらうどんさんが2025年2月にリリースした本作は、音街ウナと重音テトがかけ合う形で展開されます。
今、抱えている悩みは過去の哲学者や偉人たちの言葉ですべて解決できる……その事象をタイトル『置き論破』として表現。
ただそこから「自力を信じて生きていくんだ」という決意が伝わってくる曲展開に、自然と共感しちゃうんですよね。
明日を生きるエネルギーがもらえるポップソングです。
ALL GODS BLESS MERYKEYDADDYDIRTY

傍若無人なキャラクターと繊細なリリックのギャップで人気を集めたラッパー、RYKEYDADDYDIRTYさん。
こちらの『ALL GODS BLESS ME』は彼の代表作で、切ないリリックで人気を集めました。
フックはラップというよりはボーカルパートに近く、メロウに仕上がっています。
音域は狭く、複雑な音程の上下を要するわけでもないので、フックで難しさを感じることはないでしょう。
ラップパートも難しいフロウやファステストラップが登場するわけではないため、こちらも難易度は低めです。