【平和を願う歌】悲惨な歴史を繰り返さないために|心に響く平和ソング集
いつの時代も、私たちの心に響く平和の歌。
戦争や争いのない世界を願い、平和の尊さを歌に込めた数々の名曲は、長きにわたり多くの人々の心に寄り添い続けています。
この記事では、邦楽作品を中心に、平和への祈りと希望が込められた楽曲を紹介します。
「悲しい歴史を忘れないで」という力強いメッセージや「争いのない日本を、世界をともに作っていこう」という温かな思い。
ASIAN KUNG-FU GENERATIONの『スキンズ』など、近年の作品もピックアップしていますよ。
あなたの心に響く平和のメッセージが、きっと見つかるはずです。
【平和を願う歌】悲惨な歴史を繰り返さないために|心に響く平和ソング集(81〜90)
世界平和SEKAI NO OWAR

ファンタジックな世界観で知られるSEKAI NO OWARIの、原点ともいえる強烈なメッセージソングです。
人々が理想として掲げる「平和」という言葉の裏にひそむ矛盾や暴力性が、痛烈な視点で描かれています。
平和を願うこと自体が、実は新たな争いを生み出す怪物なのではないかという、根源的な問いを突きつける世界観に、心を揺さぶられますね。
2010年4月にインディーズで発表されたアルバム『EARTH』に収録された本作。
作詞作曲を手がけたFukaseさんが当時抱えていた社会への違和感や、個人的な苦悩が色濃く反映されており、バンド名の由来とも重なる深い思索が感じられます。
DON’T CRY HIROSHIMATEE

広島市出身のシンガーソングライターTEEさんが歌う『DON’T CRY HIROSHIMA』。
自身が出身の広島に原子爆弾が投下された8月6日を忘れないと誓い、永遠の平和を歌ったピースフルなレゲエナンバーです。
あの日の悲しみを二度と繰り返さずに、今の平和をこれからもつないでいこうというメッセージが込められています。
広島弁も盛り込まれていて地元への愛が感じられますね。
普段なにげなく生活していると忘れがちな平和への感謝を胸に刻んでくれますよ。
いつも見ていたヒロシマ吉田拓郎

吉田拓郎さんの11枚目のスタジオアルバム『アジアの片隅で』に収録されている曲で、1980年に発売されました。
静かにヒロシマを語っている曲で、時が忘れさせてしまういら立ち、悲しみを嘆いている曲です。
自分でもどうしようない思いを、風化させてはいけないこととして静かに訴えています。
戦争小唄泉谷しげる

戦争へのアイロニーを含む情熱的な思いがこめられた『戦争小唄』。
俳優やコメンテーターとしても活躍するシンガーソングライター・泉谷しげるさんが制作しました。
心のなかにある熱意を現すような力強いギター演奏が印象的ですね。
戦争のあらゆる場面を描いたメッセージ性の強い歌詞と彼のソウルフルな歌唱が心に響きます。
まっすぐな思いが描かれた楽曲だからこそ、争うことの寂しさやつらさが伝わってくるのでしょう。
いつまでも戦争のない明るい未来のために語りつぎたい反戦歌です。
折り鶴作詞作曲:梅原司平

平和への祈りを折り鶴に託した梅原司平さんの名曲。
1983年に広島、長崎の原爆をテーマに制作された反戦歌は、シンプルながらも力強いメッセージが響き、平和運動や反核運動の現場で歌い継がれています。
2009年にはタンポポ児童合唱団によってコンピレーション・アルバム『手紙・まあるいいのち〜卒業&合唱ソングコレクション〜』でカバーされ、世代をこえて愛されています。
広島の地に思いをはせ、平和の大切さを見つめ直したいとき、静かに心に寄り添う曲として、多くの人々の魂を揺さぶる1曲です。
【平和を願う歌】悲惨な歴史を繰り返さないために|心に響く平和ソング集(91〜100)
虹の麓元ちとせ

争いのない平和な世界の訪れを祈るメッセージソングとして制作された『虹の麓』。
自身の出身地である奄美大島の民謡歌手としても活躍するシンガー・元ちとせさんが2022年にリリースしました。
レゲエ調のリズムで展開する晴れやかなサウンドが明るい未来をイメージさせますね。
彼女の優しさと力強さが詰まった歌唱にも心が熱くなるでしょう。
世界中で起こるさまざまな問題に協力して立ち向かうことの大切さを教えてくれる楽曲です。
美しい風景を想像させる歌詞にも注目して聴いてみてくださいね。
いのちの理由さだまさし

生きる意味とその尊さ、人が存在する理由を問いかける、さだまさしさんの心に染みる感動的な楽曲です。
父と母、そして大切な誰かと出会うために人は生まれ、その絆を未来へ紡いでいくという、温かくも普遍的なメッセージが描かれています。
この命のつながりの尊さを思うとき、悲惨な歴史を繰り返してはならないという平和への祈りが心に満ちるのではないでしょうか。
本作は2009年6月に名盤『美しい朝』に収められ、浄土宗の依頼で制作されたという背景を持ちます。
争いのない世界を願うとき、この歌に込められたメッセージを心に深く刻んでみてくださいね。
虹BLUE ENCOUNT

BLUE ENCOUNTの『虹』は、平和という大きなテーマを抱えながらも、非常に聴きやすいメロディとシリアスなリリックでリスナーを魅了します。
現在も続く世界の紛争という背景を反映しつつ、人々の心に深く響くメッセージを込めています。
求める平和のイメージを音楽で色鮮やかに描き出し、若いリスナーから大人まで、誰もが共感できる内容。
平和への願いを新たにする素晴らしいきっかけを提供してくれるでしょう。
夜の淵RADWIMPS

2019年に公開され、被災された方々の心に寄りそった楽曲。
しっとりと始まる歌いだしから、だんだん夜が明けていくような希望に包まれます。
静かにともる気持ちと、近くで寄りそい合う人々の心を肯定した言葉が胸に染みます。
目を背けずに向かい合う。
一人では微々たることでも、人間が助け合ったときのパワーってとっても大きな可能性がありますよね。
そんなふうに作詞作曲を手掛けた野田洋次郎さんの思い合う心を大切にしてほしい願いがこめられています。
Love the warzSEKAI NO OWARI

平和への祈りと、失われた何かへの問いかけが込められた1曲です。
美しい世界や幸せな世代を描きつつも、そのなかで忘れ去られた大切なものへの気づきを促します。
2012年7月にリリースされ、ドラマ『おわらないものがたり』の主題歌としても起用されました。
SEKAI NO OWARIらしい幻想的なサウンドと、深いメッセージ性が融合した本作は、平和について考えたいときや、自分のなかで何か大切なものを見失っているような気がする時に聴いてほしい曲です。
きっと新たな気づきや、心の奥底に眠る思いに出会えるはずです。
キーウから遠く離れてさだまさし

古い地図帳の「キーウ」は「キエフ」のままで、何かを送ってあげることしかできない遠い島国、日本でこの心無い戦いに心を痛めている人も多いことでしょう。
さだまさしさん43枚目のアルバム『孤悲』の中に『キーウから遠く離れて』という曲が収められています。
政治的な歌を暗黙の了解として避けて通るアーティストも多い中、さださんのメッセージは曲となりみなさんの心に届くこととなりました。
「人が死んだ後にも花は咲く」といった悲しみの中に未来をつづる、さださんこん身の1曲です。
ジュゴンの見える丘Cocco

Coccoさんの14枚目のシングルとして2007年に発売されました。
2007年6月に沖縄県名護市大浦湾に現れた2頭の親子のジュゴンにささげられた歌で、沖縄県で大きな反響を呼びました。
ジュゴンが生きていけるような環境、そして平和な世界でありたいという願いが込められた曲です。
自衛隊に入ろう高田渡

原曲はピート・シーガーさんが発表した『アンドーラ』というアメリカ合衆国を風刺した反戦歌。
高田渡さんのバージョンでは自衛隊への皮肉が込められています。
しかし、皮肉が理解されず自衛隊のPRソングとしてオファーをされてしまいました。
防人の詩さだまさし

自然の悠久さと人間という存在のはかなさを描き、命の根源を問いかける、心揺さぶる1曲です。
万葉集に着想を得た歌詞は、生きることの苦しみや悲しみ、そして愛するものを失う痛みを哲学的に表現しています。
この楽曲は1980年7月、映画『二百三高地』の主題歌として制作され、オリコンチャート最高2位を記録しました。
戦争という悲劇のなかで命がはかなく消えゆく無常観が描かれているからこそ、平和の尊さが一層胸にせまってくるのではないでしょうか。
悲しい歴史を忘れないために、今ある命の大切さを深くかみしめたいと願うすべての人に聴いてほしい、魂に響く作品です。
ひまわり“SUNWARD”中島みゆき

太陽に向かって力強く咲き誇るひまわりの姿に、平和への切実な祈りを重ねたような中島みゆきさんの名曲です。
どんな過酷な状況下でも希望を失わず、光さす未来へ向かおうとする強い意志が込められています。
1994年10月に発売されたアルバム『LOVE OR NOTHING』に収められた本作。
アレンジャーの瀬尾一三さんは「ひまわり畑の映像」から着想を得てアレンジを組み立てたそうです。
温かくも壮大なサウンドが、歌詞の持つメッセージを力強く後押ししていますね。
平和の尊さを考えたいときに聴くと、心に温かい光が射し込んでくるかもしれません。



