夏に聴きたいクラシック|涼しげ&爽やかな名曲をピックアップ
夏といえばどんな情景を思い起こしますか?
キラキラと輝く青い海、照りつける太陽が眩しい白い砂浜、濃い緑が目にも鮮やかな山々……。
ジメジメと蒸し暑いなかでも、爽やかな風景を思い浮かべると、ほんの少しだけ暑さが和らぐような気がしませんか?
この記事では、そんな皆さんのイメージをさらに広げてくれる、夏にピッタリのクラシック作品をご紹介します。
この夏は、涼しげな雰囲気を演出してくれる珠玉のクラシック音楽とともに、爽やかに過ごしましょう。
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夏に聴きたいクラシック|涼しげ&爽やかな名曲をピックアップ(61〜70)
組曲「王宮の花火の音楽」HWV.351 第4曲「歓喜」Georg Friedrich Händel

ドイツ出身の英国の作曲家ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデルが手掛けた壮麗な祝祭音楽。
1749年、ジョージ2世の依頼で平和条約締結を祝うために作曲されました。
華やかで活気に満ちたアレグロのリズムが、喜びと祝祭の雰囲気を見事に表現しています。
金管楽器と打楽器が豊富に使われ、華麗さと迫力を演出。
オーボエやホルンの音色も美しく響き渡ります。
オリジナルでは軍楽隊による演奏でしたが、現代では弦楽器も加わり、より豊かな音響効果を楽しめます。
夏の暑さを忘れさせてくれる、爽快感あふれる1曲。
優雅なティータイムのお供にいかがでしょうか。
Porgy and Bess: SummertimeGeorge Gershwin

数々のミュージカルの名作を作曲したジョージ・ガーシュインの曲がこちらです。
1935年にミュージカル『ポギーとベス』の中の1曲として作られたこちらの曲は、子守歌として黒人の乳母が子供に歌った歌として紹介されます。
曲名はまさにそのままの『サマー・タイム』です。
もともとはゆっくりした曲でしたが、のちにジャズの演奏家に取りあげられ、いろいろなバリエーションがうまれました。
原作と聴き比べてみるのも楽しいかもしれません。
交響曲第3番 第1楽章Gustav Mahler

マーラーはアッター湖畔のシュタインバッハに小さな「作曲用の小屋」を建てて、午前中は作曲、午後は散歩、と夏の休暇を楽しんでいました。
そしてその美しい自然を交響曲第3番として表しました。
第3番にはかつて「夏の朝の夢」というタイトルがつけられ、世界で最も長い交響曲としてギネスブックにも登録されていました。
3 Preludes, Op. 56: No. 2. SummerHenning Mankell

スウェーデンの作家として知られるヘニング・マンケルさん。
その祖父で同じ名前のヘニング・マンケルさんが書いた曲がこちらです。
隠れた名曲といいますか、マンケルさんの曲は書かれてからあまり取り上げられなかったのですが、ピアニストのアンナ・クリステンソンさんがその素晴らしさに魅了され、録音したものがこちらの音源です。
スウェーデンの大地を思いおこさせるような壮大なピアノ曲は、北の大地に旅行したような気持ちにさせられますね。
アストゥリアスIsaac Albéniz

スペインを代表する偉大な作曲家、イサーク・アルベニス。
スペインの民族音楽をベースとした作曲が特徴で、いくつもの名曲を残してきました。
そんな彼の作品のなかでも、特に夏にピッタリな作品が、こちらの『アストゥリアス』。
彼の代表的なピアノ曲の1つで、スパニッシュ・ギターで演奏されることが多い作品です。
情熱的と思いきや、重厚で暗めの曲調が、夏のどこか物悲しい夕暮れの雰囲気をイメージさせます。
夏のサンセットを眺めながら苦いコーヒーを片手に、この曲を聴いてみるのはいかがでしょうか?
The Seasons: SummerJohn Cage

4分半、何もしないという代表的な作品「4分33秒」でよく知られる、アメリカの実験音楽家またキノコ研究家でもあるJohn Cageの「The Seasons: Summer」という作品です。
あの久石譲も影響を受けたと言います。
ミニマルな曲調で彼の思う夏を表現しています。
どことなく涼しげで、寂しそうなところがグッときます。
String Quartet No. 7, ‘Summer Eaves’: IV. AdagioJohn McCabe

イギリスの現代音楽家John McCabeの「String Quartet No. 7, ‘Summer Eaves’: IV. Adagio」という作品です。
アルバムInto The Ravineに収録されています。
弦楽器が不吉なハーモニーを奏でていますね。
湿っぽく陰うつな雰囲気がクセになる作品です。



