【クラシック】夏に聴きたいクラシック|涼しげ&爽やかな名曲をピックアップ
夏が近づくとジメジメと蒸し暑いなかでも、爽やかな風景を思い浮かべるような涼しい曲を聴きたくなるものです。
今回は皆さんのイメージをさらに広げてくれる、夏にピッタリのクラシック作品を選びました。
記事の曲を見ると多くの作曲家が「夏」を入れた曲があり、記事内でも人気が高いクロード・ドビュッシーの『水の戯れ』や『小組曲 1楽章「小舟にて」』を聞いてみると、ピアノでの演奏は水があふれるようで、オーケストラでの演奏は背景そのものを感じ取れ、作品が描く海や水、夜の涼しさをイメージが演奏からも伝わってくるようです。
一度聞いてみてお気に入りの曲を探してみてください。
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【クラシック】夏に聴きたいクラシック|涼しげ&爽やかな名曲をピックアップ(41〜50)
交響曲第6番ヘ長調「田園」第4楽章Ludwig van Beethoven

1801年の夏、ベートーヴェンがその自然をこよなく愛していたウィーン郊外のハイリゲンシュタットで作曲されました。
第4楽章「雷と嵐」では不安定な和音や、チェロ、コントラバスの激しい動きで、猛烈な嵐が描写されています。
The American Seasons, SummerMark O’Connor

グラミー賞を3度受賞したことでも知られるマーク・オコナーさん。
オコナーはクラシックに別の音楽ジャンルの要素を足す作風で知られています。
そして夏をテーマに制作した『The American Seasons, Summer』では、最も得意とするカントリーミュージックとクラシックの融合を見せてくれています。
その曲調は確かにクラシックなのですが、第一印象はカントリーミュージックという不思議な作品に仕上がっていますよ。
アルプス交響曲Richard Strauss

シュトラウスが少年の頃に、ドイツ・アルプスで登山をしたときの体験がこの曲のもととなっていて、朝早くから山を登りはじめ、山を降りるまでのストーリーが描かれています。
夏の山の美しい自然に、激しい雷雨を体験して、シュトラウスは登山から帰って、翌日にはこの体験をピアノで再現したそうです。
Violin Sonata No. 2: I. Summer DreamsWilliam Bolcom

アメリカの作曲家William Bolcomが作曲した「Violin Sonata No. 2: I. Summer Dreams」という作品です。
ジャズのように軽やかなリズムに激しく鳴るバイオリンが感情的で、胸を締め付けられます。
くりかえされるメロディーは複雑ながら、さりげなく展開しており、細部までこだわっている作品ですね。
シシリエンヌ Op.78Gabriel Fauré

繊細な旋律と優雅な雰囲気が特徴のこの曲は、ガブリエル・フォーレの代表作の一つです。
フォーレは、19世紀後半から20世紀初頭にかけて活躍したフランスの作曲家。
1893年に創作され、後にチェロとピアノ用に編曲されたこの曲は、シシリアーナと呼ばれるダンス形式に基づいています。
緩やかで流れるようなメロディで始まり、チェロが主題を奏で、ピアノが表現豊かな伴奏で支える構成になっています。
牧歌的な美しさを感じさせる本作は、その穏やかな響きと感傷的な表現によって、多くの音楽愛好家に愛されています。
夏の暑さを忘れさせてくれるような涼しげな雰囲気を味わいたい方にオススメの1曲です。
【クラシック】夏に聴きたいクラシック|涼しげ&爽やかな名曲をピックアップ(51〜60)
ボレロラベル

この曲は、ロシアの舞踏家のスペイン風バレエ作品を、という依頼で作曲されました。
ラヴェルは、ある夏、友人と泳ぎに行く前に、ピアノで主題を指1本で弾いてみせ、「ぼくはこれを全く展開させずに何度も繰り返して、オーケストレーションを少しずつ大きくしていこうと思っている」と構想を述べたそうです。
動物の謝肉祭 第13曲「白鳥」Camille Saint-Saëns

組曲『Le Carnaval des animaux』からの旋律で、カミーユ・サン=サーンスによる名高い作品です。
元は1886年初頭の謝肉祭の余興として構想された組曲中の1曲で、作曲者が存命中に唯一出版を許したものです。
チェロが奏でる流麗なメロディは、水面を滑る白鳥の優雅な姿や、伝説に語られる「白鳥の歌」の幻想的な情景を思わせます。
1905年にアンナ・パヴロワがこの曲に合わせて創作したバレエ「死の白鳥」は世界的に知られ、フィギュアスケートの羽生結弦選手もエキシビションで使用し感動を呼びました。
夏の暑さを忘れさせ、心に潤いを与えてくれるような、美しいチェロの音色に浸りたい方に聴いてほしい一曲です。
アルハンブラの思い出Francisco Tárrega

清涼感あふれる音色が心地よく響き渡る、クラシックギターの名曲。
スペインの作曲家フランシスコ・タレガが1896年に生み出した傑作です。
アルハンブラ宮殿を訪れた際の記憶をもとに紡ぎ出された旋律は、まるで宮殿の噴水や庭園の情景が目に浮かぶかのよう。
トレモロ奏法を駆使した繊細な演奏は、水のせせらぎや風のささやきをほうふつとさせます。
スペインの歴史や文化に思いをはせながら、ゆったりと耳を傾けてみては?
夏の暑さを忘れさせてくれる、爽やかな1曲です。
森にてAlbert Ketèlbey

木漏れ日が差し込む穏やかな森の情景が目に浮かぶような、そんなピアノ曲はいかがでしょうか。
アルバート・ケテルビーによるこの楽曲は、まるで森の中で深呼吸しているような、安らぎを与えてくれます。
ピアノの優しい旋律が、木々のささやきや小鳥のさえずりを描いているかのようですね。
ピアノ曲集『A Dream Picture』に収められ、その愛らしさから「かわいい」と評されることもあるんですよ。
1993年のローズマリー・タックによる録音もまた、心に染み入りますね。
約3~4分の短い中に自然の息吹が凝縮されていますね!
暑さを忘れ、心静かに過ごしたい時や読書のお供にいかがでしょう。
本作を聴けば、きっと穏やかな気持ちになれるはずです。
交響曲第9番 第3楽章Anton Bruckner

交響曲第8番完成後、1987年8月に作曲を開始しましたが、以前の作品の改訂で中断され、1891年にようやく集中できるようになりました。
たび重なる病気を押して、死の直前まで完成させようと力を尽くしましたが、第4楽章を欠いた三楽章までの交響曲となりました。



