夏に聴きたいクラシック|涼しげ&爽やかな名曲をピックアップ
夏といえばどんな情景を思い起こしますか?
キラキラと輝く青い海、照りつける太陽が眩しい白い砂浜、濃い緑が目にも鮮やかな山々……。
ジメジメと蒸し暑いなかでも、爽やかな風景を思い浮かべると、ほんの少しだけ暑さが和らぐような気がしませんか?
この記事では、そんな皆さんのイメージをさらに広げてくれる、夏にピッタリのクラシック作品をご紹介します。
この夏は、涼しげな雰囲気を演出してくれる珠玉のクラシック音楽とともに、爽やかに過ごしましょう。
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夏に聴きたいクラシック|涼しげ&爽やかな名曲をピックアップ(41〜50)
バレエ音楽「四季」第3幕「夏」より「コーダ」Alexander Glazunov

1880年代から1920年代にかけて活躍した作曲家、アレクサンドル・グラズノフ。
クラシックをたしなむ方の間では、神童として現在も語り継がれていますね。
こちらの『Glazunov : The Seasons Op.67 : XII Summer – Coda』は日本語で『四季』という作品の第4番である『夏』の第5楽章『終曲』で、生命がみなぎる夏をイメージした力強く、壮大なメロディーに仕上げられています。
明るい気分になりたいときにはピッタリの楽曲です。
ぜひチェックしてみてください。
Summerland (From Three Visions)William Grant Still

幻想的な世界観を楽しめる『Summerland (From Three Visions)』を紹介します。
こちらはオペラの名作を数多く残した、ウィリアム・グラント・スティルさんの作品。
ピアノ独奏3曲で構成される「Three Visions」の2曲目に当たります。
実はタイトルのサマーランドというのは「天国」を表す言葉で、曲の中ではそのおだやかな雰囲気や、温かみが表現されています。
肉体の消滅を描く『Dark Horsemen』、生まれ変わりを描く『Radiant Pinnacle』とともに聴いてみてください。
小組曲 第1番「小舟にて」Claude Debussy

フランス印象派音楽の先駆者として知られるクロード・ドビュッシーが初期に作曲した、優雅で爽やかな作品。
静かな水面を小舟で漂う様子を描写した本作は、ピアノ連弾のために書かれましたが、後にオーケストラ版も制作されています。
軽やかで繊細な音色が特徴的で、聴く人を穏やかな水上の世界へと誘います。
ゆったりとしたリズムと美しいメロディが、夏の暑さを忘れさせてくれる涼しげな雰囲気を醸し出していますよね。
静かな時間を過ごしたい方にオススメの1曲です。
3つの歌 Op.18 – 1 “ネル”Gabriel Fauré

フランスを代表する作曲家にしてピアニストのガブリエル・フォーレ。
彼が夏の日の一場面を情緒たっぷりに描いたのが『3つの歌 Op.18 – 1 “ネル”』です。
この曲で描かれているのは、日差しが照り付ける暑い夏の日に木陰で涼む様子です。
ただし、ストレートにではなく、さまざまな言い回しで情景が表現されています。
想像を膨らませながら聴いてみてくださいね。
ちなみにこの「3つの歌」は季節の移り変わりをテーマにしていて、3曲のタイトルは『秋』です。
ボレロラベル

この曲は、ロシアの舞踏家のスペイン風バレエ作品を、という依頼で作曲されました。
ラヴェルは、ある夏、友人と泳ぎに行く前に、ピアノで主題を指1本で弾いてみせ、「ぼくはこれを全く展開させずに何度も繰り返して、オーケストレーションを少しずつ大きくしていこうと思っている」と構想を述べたそうです。
歌劇 「ジョコンダ」第3幕より「時の踊り」Amilcare Ponchielli

19世紀イタリアオペラの巨匠、アミルカレ・ポンキエッリが作曲した楽曲は、夏の暑さを忘れさせてくれる爽やかな作品です。
オペラ『ジョコンダ』の一場面として作られたバレエ音楽は、昼と夜の移り変わりを表現した優雅な旋律が印象的。
軽快なリズムと華やかな音色が、涼しげな風景を思い起こさせます。
ディズニー映画『ファンタジア』での使用で知られる本作は、クラシック初心者の方にもオススメ。
夏の夜、窓辺に座って星空を眺めながら聴くのもすてきですよ。
ポンキエッリの才能が光る、夏にピッタリの1曲です。
交響曲第9番 第3楽章Anton Bruckner

交響曲第8番完成後、1987年8月に作曲を開始しましたが、以前の作品の改訂で中断され、1891年にようやく集中できるようになりました。
たび重なる病気を押して、死の直前まで完成させようと力を尽くしましたが、第4楽章を欠いた三楽章までの交響曲となりました。






