夏に聴きたいクラシック|涼しげ&爽やかな名曲をピックアップ
夏といえばどんな情景を思い起こしますか?
キラキラと輝く青い海、照りつける太陽が眩しい白い砂浜、濃い緑が目にも鮮やかな山々……。
ジメジメと蒸し暑いなかでも、爽やかな風景を思い浮かべると、ほんの少しだけ暑さが和らぐような気がしませんか?
この記事では、そんな皆さんのイメージをさらに広げてくれる、夏にピッタリのクラシック作品をご紹介します。
この夏は、涼しげな雰囲気を演出してくれる珠玉のクラシック音楽とともに、爽やかに過ごしましょう。
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夏に聴きたいクラシック|涼しげ&爽やかな名曲をピックアップ(71〜80)
Summer SkiesLeroy Anderson

アメリカの作曲家Leroy Andersonの「Summer Skies」という作品です。
弦楽器がメインで奏でられるメロディーで、アメリカのクラシック音楽の特有の、都会感やロマンティックな感じがよく出ています。
ご機嫌な雰囲気に酔っちゃいますね。
優雅な気分にひたりたい、そんな時にぜひ聴いてほしい一曲です。
12 Études d’exécution transcendante, Op. 11: No. 5. Summer NightLouis Kentner

20世紀に活躍したピアニスト兼作曲家であるLouis Kentnerの「12 Études d’exécution transcendante, Op. 11: No. 5. Summer Night」という作品です。
ピアノの旋律がゆったりとしていて、ぬくもりを感じられるとても美しい曲です。
休日のお昼寝の時にぜひかけてほしいです。
ヴァイオリンと管弦楽のためのロマンス 第2番 ヘ長調 作品50Ludwig van Beethoven

バイオリンが奏でるメロディーが印象的なこちらの曲は、ベートーベンが作曲しました。
彼が28歳の頃に作られたといわれています。
曲名は知らなくても、耳にしたことがある方は多いのではないでしょうか。
ベートーベンならではの、カチッとした真面目なつくりも持っていながら、緑が映える風景が思い浮かぶような、すがすがしい曲ですよね。
この曲をかけてドライブや旅行に出かけたら、旅がより楽しいものになりそうな、そんな1曲です。
交響曲第2番 ニ長調 作品36Ludwig van Beethoven

ベートーベンの名曲『交響曲第2番 ニ長調 作品36』。
素晴らしい交響曲を作り続けた彼ですが、この曲はそのなかでも特に夏にピッタリな作品です。
そんなこの曲の魅力は、物語のようにさまざまな曲調に移り変わる点にあるでしょう。
序盤は暑苦しい、いかにも夏といった雰囲気から、中盤は優雅でありながら厳格な雰囲気、そして終盤は激しく展開する、夏の暑さや開放感を感じさせる曲調に仕上げられています。
ぜひチェックしてみてください。
水の戯れMaurice Ravel

フランスの作曲家モーリス・ラヴェルさんが1901年に作曲したピアノ曲は、夏の暑さを忘れさせる涼やかな1曲。
水の動きや光の反射を音楽で描き出す繊細な表現が特徴的です。
ラヴェルは「水にくすぐられて笑う河神」という詩の一節を題辞に掲げ、自然の描写と音楽的表現の融合を意図しました。
複雑な和声や七の和音、九の和音の使用など、当時としては革新的な要素が含まれています。
水の流れや滴る様子、波の動きを表現するこの曲は、夏のドライブや読書のBGMにピッタリ。
爽やかな響きをお楽しみください。
マドリードの夏の夜の思い出Mikhail Glinka

数々の名曲を残し「近代ロシア音楽の父」とまで評されているミハイル・グリンカ。
彼が清々しいマドリードの夏の情景を思い描いて制作したのが『マドリードの夏の一夜の思い出』です。
こちらはスペイン序曲の第2番に当たる曲で、パワフルなサウンドが印象的な作品です。
その構成も大きな魅力で、前半部分は弦楽器をメインとした重低音を楽しめる、そして後半は打楽器が入ってきてテンポアップしていくというものに仕上がっています。
En sommerdag paa landet (A Summer’s Day in the Country), Op. 55: I. Early: Allegro vivoNiels Gade

19世紀半ばから後半にかけて活躍したデンマーク出身の作曲家、Niels Gadeの「En sommerdag paa landet (A Summer’s Day in the Country), Op. 55: I. Early: Allegro vivo」という作品です。
悠然とした楽曲ですが、どこか影を感じるところもありますね。
まるで変わりやすい夏の天気のようです。






