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夏に聴きたいクラシック|涼しげ&爽やかな名曲をピックアップ

夏といえばどんな情景を思い起こしますか?

キラキラと輝く青い海、照りつける太陽が眩しい白い砂浜、濃い緑が目にも鮮やかな山々……。

ジメジメと蒸し暑いなかでも、爽やかな風景を思い浮かべると、ほんの少しだけ暑さが和らぐような気がしませんか?

この記事では、そんな皆さんのイメージをさらに広げてくれる、夏にピッタリのクラシック作品をご紹介します。

この夏は、涼しげな雰囲気を演出してくれる珠玉のクラシック音楽とともに、爽やかに過ごしましょう。

夏に聴きたいクラシック|涼しげ&爽やかな名曲をピックアップ(61〜80)

Summer SkiesLeroy Anderson

アメリカの作曲家Leroy Andersonの「Summer Skies」という作品です。

弦楽器がメインで奏でられるメロディーで、アメリカのクラシック音楽の特有の、都会感やロマンティックな感じがよく出ています。

ご機嫌な雰囲気に酔っちゃいますね。

優雅な気分にひたりたい、そんな時にぜひ聴いてほしい一曲です。

ヴァイオリンと管弦楽のためのロマンス 第2番 ヘ長調 作品50Ludwig van Beethoven

Beethoven – Romance for Violin and Orchestra No. 2 in F major, Op. 50 (Kurt Masur & Renaud Capuçon)
ヴァイオリンと管弦楽のためのロマンス 第2番 ヘ長調 作品50Ludwig van Beethoven

バイオリンが奏でるメロディーが印象的なこちらの曲は、ベートーベンが作曲しました。

彼が28歳の頃に作られたといわれています。

曲名は知らなくても、耳にしたことがある方は多いのではないでしょうか。

ベートーベンならではの、カチッとした真面目なつくりも持っていながら、緑が映える風景が思い浮かぶような、すがすがしい曲ですよね。

この曲をかけてドライブや旅行に出かけたら、旅がより楽しいものになりそうな、そんな1曲です。

Guangxi Impression: II. Summer CicadaGao Hong

彼女は中国のピーパというリュートのような楽器の演奏家で、1964年に生まれ、1994年からアメリカに住んでいます。

彼女は伝統的な中国の曲を演奏するほか、いろいろなジャンルの音楽家とのコラボレーションを続けており、その活動は多岐にわたります。

こちらの曲も静と動、西洋音楽と東洋音楽が同居しているような不思議な世界観のある曲ですよね。

夏の水面に似合いそうな、涼しげな曲を聴いてリラックスするのも楽しいですね。

“Summer Tunes” String Quartet No.2: II. BirdsPēteris Vasks

String Quartet No. 2, “Vasaras dziedajumi” (Songs of the Summer) : II. Birds
"Summer Tunes" String Quartet No.2: II. BirdsPēteris Vasks

ラトビアの現代音楽家Pēteris Vasksの「Summer Tunes String Quartet No.2: II. Birds」という作品です。

Riga String Quartetsが演奏をしています。

まるでホラー映画のサウンドトラックのような一曲ですね。

メロディーを奏でるというよりも、独特な奏法で、効果音をメインとした作品です。

その創造性に脱帽です。

交響曲第2番 第1楽章Sibelius

シベリウス交響曲第2番第1楽章 Sibelius Symphony No.2 1st
交響曲第2番 第1楽章Sibelius

シベリウスは家族と一緒に数カ月間イタリアへ長期旅行したあと、1901年の夏に交響曲第2番の作曲に取りかかりました。

交響曲のあちらこちらにみられる輝かしい響きは、この旅行のときにイタリアや地中海の雰囲気をスケッチしておいて作品に取り入れているからだと思われます。

2 Pieces: Summer NocturneThe Chamber Players of Canada

カナダの映画音楽家Eldon Rathburnが作曲した「Summer Nocturn」という作品です。

音楽グループのChamber Players Of Canadaが演奏しています。

映画音楽家ならではの表現力の幅広さを存分に生かした楽曲ではないでしょうか。

曲全体の抑揚はまるで起承転結する映画のストーリーのように、リスナーの心を取り込んでいきます。