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素敵なクラシック

夏に聴きたいクラシック|涼しげ&爽やかな名曲をピックアップ

夏といえばどんな情景を思い起こしますか?

キラキラと輝く青い海、照りつける太陽が眩しい白い砂浜、濃い緑が目にも鮮やかな山々……。

ジメジメと蒸し暑いなかでも、爽やかな風景を思い浮かべると、ほんの少しだけ暑さが和らぐような気がしませんか?

この記事では、そんな皆さんのイメージをさらに広げてくれる、夏にピッタリのクラシック作品をご紹介します。

この夏は、涼しげな雰囲気を演出してくれる珠玉のクラシック音楽とともに、爽やかに過ごしましょう。

夏に聴きたいクラシック|涼しげ&爽やかな名曲をピックアップ(51〜60)

『前奏曲 第2巻』より第12曲「花火」Claude Debussy

花火(ドビュッシー)Debussy – Feux d’artifice – pianomaedaful
『前奏曲 第2巻』より第12曲「花火」Claude Debussy

夏といえば花火という方も多いとは思うのですが、クラシックの作品で「花火」をテーマとした楽曲はご存じでしょうか。

フランスの著名な作曲家、クロード・ドビュッシーが手掛けたピアノのための前奏曲の第2巻に収められた『花火』は、フランス人にとっては非常に重要な日である7月14日、フランス革命記念日の情景を描いた作品です。

フランス国歌の『La Marseillaise』が引用されるなど、フランス人としての誇りのようなものが色濃く感じられる楽曲ですね。

非常に高度なテクニックを駆使したピアノ曲で、華やかな花火が打ちあがる様を見事に表現しています。

フランスの文化や歴史に興味がある方も、ぜひこの曲を7月14日に聴いてみてはいかがでしょうか。

アンダンテ・コン・モートClaude Debussy

Deux Arabesques, L. 66: No. 1 in E Major, Andantino con moto
アンダンテ・コン・モートClaude Debussy

音楽というのは人の気分を簡単に変えてしまいます。

気分が変われば感覚や体調も変わっていきます。

日本の暑苦しい夏に飽きた方は、音楽で涼を取ってみてはいかがでしょうか?

ドビュッシーの名曲である、こちらの『アンダンテ・コン・モート』は日本でもさまざまなCMやテレビ番組で使われている作品です。

ゆったりとした涼やかな曲調は、夏にほんの少しだけ訪れる涼しい風が吹く瞬間をイメージさせますね。

睡眠用のBGMとしてもピッタリですので、夏に寝心地が悪くなる方は必見です。

交響曲ニ短調 第3楽章César Franck

フランク 交響曲ニ短調第3楽章  オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団
交響曲ニ短調 第3楽章César Franck

ラロやサン=サーンスが交響曲を発表したのを受け、弟子たちに交響曲の作曲をすすめられてフランクも、作曲を開始。

1887年秋には草稿が書き上げられ、翌年8月に作品が完成しました。

フランク自身は初演の不評を気にせず、家族に「私の思った通りに響いたよ」と満足げに答えたといいます。

Knoxville: Summer of 1915Dawn Upshaw

アメリカのソプラノオペラ歌手Dawn Upshawが歌う「Knoxville: Summer of 1915」です。

20世紀に活躍したアメリカの作曲家Samuel Barberの作品です。

演奏時間が約15分という長めの作品なのですが、ところどころで、曲調がガラリと変わるので、まるで演劇が丸ごと詰まっているように感じられます。

夏に聴きたいクラシック|涼しげ&爽やかな名曲をピックアップ(61〜70)

アルハンブラの思い出Francisco Tárrega

Kaori Muraji – 村治佳織 – Recuerdos De La Alhambra – アルハンブラの想い出
アルハンブラの思い出Francisco Tárrega

清涼感あふれる音色が心地よく響き渡る、クラシックギターの名曲。

スペインの作曲家フランシスコ・タレガが1896年に生み出した傑作です。

アルハンブラ宮殿を訪れた際の記憶をもとに紡ぎ出された旋律は、まるで宮殿の噴水や庭園の情景が目に浮かぶかのよう。

トレモロ奏法を駆使した繊細な演奏は、水のせせらぎや風のささやきをほうふつとさせます。

スペインの歴史や文化に思いをはせながら、ゆったりと耳を傾けてみては?

夏の暑さを忘れさせてくれる、爽やかな1曲です。

Summer Night on the River – 2001 Remastered VersionFrederick Delius

フレデリック・ディーリアスさんが1911年に作った曲がこちらです。

彼はイギリス生まれの作曲家ですが、若い頃にオレンジ栽培の仕事のためにフロリダにわたり、そこで黒人霊歌に親しんだことがその後の彼の音楽に影響を与えたといわれています。

その後フロリダを離れた彼は音楽教育を受けるためにドイツのライプツィヒとフランスのパリに滞在します。

動画の曲はパリに川面の夏の夜について描かれたもので、独特な雰囲気を持つ興味深い曲です。

Guangxi Impression: II. Summer CicadaGao Hong

彼女は中国のピーパというリュートのような楽器の演奏家で、1964年に生まれ、1994年からアメリカに住んでいます。

彼女は伝統的な中国の曲を演奏するほか、いろいろなジャンルの音楽家とのコラボレーションを続けており、その活動は多岐にわたります。

こちらの曲も静と動、西洋音楽と東洋音楽が同居しているような不思議な世界観のある曲ですよね。

夏の水面に似合いそうな、涼しげな曲を聴いてリラックスするのも楽しいですね。