夏に聴きたいクラシック|涼しげ&爽やかな名曲をピックアップ
夏といえばどんな情景を思い起こしますか?
キラキラと輝く青い海、照りつける太陽が眩しい白い砂浜、濃い緑が目にも鮮やかな山々……。
ジメジメと蒸し暑いなかでも、爽やかな風景を思い浮かべると、ほんの少しだけ暑さが和らぐような気がしませんか?
この記事では、そんな皆さんのイメージをさらに広げてくれる、夏にピッタリのクラシック作品をご紹介します。
この夏は、涼しげな雰囲気を演出してくれる珠玉のクラシック音楽とともに、爽やかに過ごしましょう。
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夏に聴きたいクラシック|涼しげ&爽やかな名曲をピックアップ(51〜60)
Knoxville: Summer of 1915Dawn Upshaw

アメリカのソプラノオペラ歌手Dawn Upshawが歌う「Knoxville: Summer of 1915」です。
20世紀に活躍したアメリカの作曲家Samuel Barberの作品です。
演奏時間が約15分という長めの作品なのですが、ところどころで、曲調がガラリと変わるので、まるで演劇が丸ごと詰まっているように感じられます。
アルハンブラの思い出Francisco Tárrega

清涼感あふれる音色が心地よく響き渡る、クラシックギターの名曲。
スペインの作曲家フランシスコ・タレガが1896年に生み出した傑作です。
アルハンブラ宮殿を訪れた際の記憶をもとに紡ぎ出された旋律は、まるで宮殿の噴水や庭園の情景が目に浮かぶかのよう。
トレモロ奏法を駆使した繊細な演奏は、水のせせらぎや風のささやきをほうふつとさせます。
スペインの歴史や文化に思いをはせながら、ゆったりと耳を傾けてみては?
夏の暑さを忘れさせてくれる、爽やかな1曲です。
Summer Night on the River – 2001 Remastered VersionFrederick Delius

フレデリック・ディーリアスさんが1911年に作った曲がこちらです。
彼はイギリス生まれの作曲家ですが、若い頃にオレンジ栽培の仕事のためにフロリダにわたり、そこで黒人霊歌に親しんだことがその後の彼の音楽に影響を与えたといわれています。
その後フロリダを離れた彼は音楽教育を受けるためにドイツのライプツィヒとフランスのパリに滞在します。
動画の曲はパリに川面の夏の夜について描かれたもので、独特な雰囲気を持つ興味深い曲です。
Guangxi Impression: II. Summer CicadaGao Hong

彼女は中国のピーパというリュートのような楽器の演奏家で、1964年に生まれ、1994年からアメリカに住んでいます。
彼女は伝統的な中国の曲を演奏するほか、いろいろなジャンルの音楽家とのコラボレーションを続けており、その活動は多岐にわたります。
こちらの曲も静と動、西洋音楽と東洋音楽が同居しているような不思議な世界観のある曲ですよね。
夏の水面に似合いそうな、涼しげな曲を聴いてリラックスするのも楽しいですね。
夏に聴きたいクラシック|涼しげ&爽やかな名曲をピックアップ(61〜70)
組曲「王宮の花火の音楽」HWV.351 第4曲「歓喜」Georg Friedrich Händel

ドイツ出身の英国の作曲家ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデルが手掛けた壮麗な祝祭音楽。
1749年、ジョージ2世の依頼で平和条約締結を祝うために作曲されました。
華やかで活気に満ちたアレグロのリズムが、喜びと祝祭の雰囲気を見事に表現しています。
金管楽器と打楽器が豊富に使われ、華麗さと迫力を演出。
オーボエやホルンの音色も美しく響き渡ります。
オリジナルでは軍楽隊による演奏でしたが、現代では弦楽器も加わり、より豊かな音響効果を楽しめます。
夏の暑さを忘れさせてくれる、爽快感あふれる1曲。
優雅なティータイムのお供にいかがでしょうか。
Porgy and Bess: SummertimeGeorge Gershwin

数々のミュージカルの名作を作曲したジョージ・ガーシュインの曲がこちらです。
1935年にミュージカル『ポギーとベス』の中の1曲として作られたこちらの曲は、子守歌として黒人の乳母が子供に歌った歌として紹介されます。
曲名はまさにそのままの『サマー・タイム』です。
もともとはゆっくりした曲でしたが、のちにジャズの演奏家に取りあげられ、いろいろなバリエーションがうまれました。
原作と聴き比べてみるのも楽しいかもしれません。
交響曲第3番 第1楽章Gustav Mahler

マーラーはアッター湖畔のシュタインバッハに小さな「作曲用の小屋」を建てて、午前中は作曲、午後は散歩、と夏の休暇を楽しんでいました。
そしてその美しい自然を交響曲第3番として表しました。
第3番にはかつて「夏の朝の夢」というタイトルがつけられ、世界で最も長い交響曲としてギネスブックにも登録されていました。






