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夏に聴きたいクラシック|涼しげ&爽やかな名曲をピックアップ

夏といえばどんな情景を思い起こしますか?

キラキラと輝く青い海、照りつける太陽が眩しい白い砂浜、濃い緑が目にも鮮やかな山々……。

ジメジメと蒸し暑いなかでも、爽やかな風景を思い浮かべると、ほんの少しだけ暑さが和らぐような気がしませんか?

この記事では、そんな皆さんのイメージをさらに広げてくれる、夏にピッタリのクラシック作品をご紹介します。

この夏は、涼しげな雰囲気を演出してくれる珠玉のクラシック音楽とともに、爽やかに過ごしましょう。

もくじ

夏に聴きたいクラシック|涼しげ&爽やかな名曲をピックアップ(1〜20)

「四季」第2番「夏」第3楽章Antonio Vivaldi

「四季」より「夏」 第三楽章 ヴィヴァルディ
「四季」第2番「夏」第3楽章Antonio Vivaldi

アントニオ・ヴィヴァルディの偉大なヴァイオリン協奏曲、『四季』。

クラシックをたしなむ方であれば、誰でも知っている有名な作品ですね。

こちらはそんな四季に登場する作品『第2番「夏」第3楽章』で、全体を通して悲劇的なメロディーに仕上げられています。

それぞれの楽章に明確なストーリーがこめられているため、この曲をより深く知りたいという方は、夏だけではなく第1番の『春』から聴いてみることをオススメいたします。

サマータイムGeorge Gershwin

曲名から夏らしさが伝わってくる曲です。

ジョージ・ガーシュウィンはアメリカを代表する作曲家であり、この曲は1935年にアメリカで公演されたオペラ「ポーギーとベス」でヒロインのベスが歌う子守歌として有名になりました。

ジャズとクラシックを融合させた作品が多く、本作品にもそれが良く表れています。

2600を超える多くのカバーが出されているため、一度聴けばぴんとくる方も多いかもしれません。

紹介している動画ではピアノ独奏ですが、さまざまなアレンジがあるため、自分が好きなアレンジを見つけてぜひ聞いてみてください。

夏に聴きたいクラシック|涼しげ&爽やかな名曲をピックアップ(21〜40)

組曲「動物の謝肉祭」第7曲「水族館」Camille Saint-Saëns

[068] サン=サーンス:組曲「動物の謝肉祭」より 水族館
組曲「動物の謝肉祭」第7曲「水族館」Camille Saint-Saëns

フランスの作曲家カミーユ・サン=サーンス作曲の組曲『動物の謝肉祭』の第7曲目は、水族館の幻想的な世界を美しく表現した作品です。

高音のピアノとグラスハーモニカのきらめき、フルートの純粋な音色、そして弦楽器の控えめな響きが組み合わさり、海中の神秘的な風景を描き出しています。

緩やかなテンポと流れるようなアルペジオ、グリッサンドが特徴で、水中を漂う感覚を見事に表現。

この曲は、その幻想的な音楽から多くのメディアで使用されており、ディズニー映画『美女と野獣』の一部のシーンにインスピレーションを与えたとも言われています。

夏の暑さを忘れさせてくれる、涼しげで爽やかな1曲をぜひお楽しみください!

組曲「シンデレラ」夏の精Sergei Prokofiev

プロコフイエフ / 夏の精 組曲「シンデレラ」小品OP.97より / Prokoviev Summer Fairy
組曲「シンデレラ」夏の精Sergei Prokofiev

20世紀最大の作曲家との呼び声も高い、セルゲイ・プロコフィエフ。

クラシックを普段から聴いている方であれば、誰でもご存じの近代音楽家ですよね。

そんなセルゲイ・プロコフィエフの作品のなかで、夏にぴったりなのが、こちらの『組曲「シンデレラ」夏の精』。

時代が時代ということもあり、ジャズのようなメロディーがいくつも登場する作品で、全体を通してファンタジーな雰囲気に仕上げられています。

ぜひチェックしてみてください。

SummerFrank Bridge

民謡からインスパイアを受けた独特の音楽性で人気を集めた作曲家、フランク・ブリッジ。

生前はそこまで注目されることはなかったものの、1970年代に再評価されるようになった作曲家です。

そんなフランク・ブリッジの作品のなかでも、特に夏にオススメしたいのが、こちらの『Summer』。

のどかな田園風景をイメージさせる曲調から、森林をかけぬけるような爽快な曲調へ変化していく作品です。

涼しさを音楽で感じたいというかたは、ぜひチェックしてみてください。

ガランタ舞曲Kodály Zoltán

ブダペスト・フィルハーモニック協会が創立80周年を迎える記念にと作曲を依頼されたもので、1933年の夏に完成しました。

ハンガリーの作曲家コダーイが子どものころを過ごしたガランタ地方の民俗音楽が題材として使われています。