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夏に聴きたいクラシック|涼しげ&爽やかな名曲をピックアップ

夏といえばどんな情景を思い起こしますか?

キラキラと輝く青い海、照りつける太陽が眩しい白い砂浜、濃い緑が目にも鮮やかな山々……。

ジメジメと蒸し暑いなかでも、爽やかな風景を思い浮かべると、ほんの少しだけ暑さが和らぐような気がしませんか?

この記事では、そんな皆さんのイメージをさらに広げてくれる、夏にピッタリのクラシック作品をご紹介します。

この夏は、涼しげな雰囲気を演出してくれる珠玉のクラシック音楽とともに、爽やかに過ごしましょう。

もくじ

夏に聴きたいクラシック|涼しげ&爽やかな名曲をピックアップ(61〜80)

2 Nocturnes: Sommers sovn (Summer Sleep)Per Nørgård

デンマークの現代音楽の作曲家であるペア・ノアゴーが作曲した「Sommers sovn」。

彼は無限セリーと呼ばれる作曲法を自ら開発し、交響曲を中心に作曲をしていきました。

この曲の独特な雰囲気を作り出しているのも、彼の作曲法によるところが大きいでしょうね。

混声合唱団の「Ars Nova」の歌声にも注目です!

ピアノ5重奏曲「ます」第4楽章Franz Schubert

Schubert Ensemble: Schubert “Trout” Quintet, 4th Movement.
ピアノ5重奏曲「ます」第4楽章Franz Schubert

1819年の夏、オーストリア北部を訪ねたとき、一人のアマチュアの音楽家に1817年に作った歌曲「ます」をもとに五重奏曲を作曲してほしいと頼まれて、すぐに構想を練り、その年のうちに五重奏曲「ます」を完成させました。

小川に遊ぶマスが、釣り人に釣り上げられる様子をドラマチックに表した作品です。

夏に聴きたいクラシック|涼しげ&爽やかな名曲をピックアップ(81〜100)

Kesailta (Summer evening), Op. 1Oskar Merikanto

19世紀から20世紀前半に活躍したフィンランドの作曲家Oskar Merikantoの「Kesailta (Summer evening), Op. 1」という作品です。

夏のヨーロッパの情景が目に浮かびますね。

全体的にとてもうららかで、ごきげんな作品ですね。

終盤に一気に盛り上がるところで出てくるミステリアスな雰囲気が、作品をより魅力的にします。

Frosoblomster (Froso-Flowers), Book 1, Op. 16: No. 2. Sommarsang (Summer Song)Wilhelm Peterson-Berger

Frosoblomster (Froso-Flowers) , Book 1, Op. 16 (arr. J. Johansson) : No. 2. Sommarsang (Summer…
Frosoblomster (Froso-Flowers), Book 1, Op. 16: No. 2. Sommarsang (Summer Song)Wilhelm Peterson-Berger

ヴィルヘルム・ペッテション=ベリエルはスウェーデンの作曲家で音楽評論家でもある音楽家でした。

日本語タイトルは『フレースエーの花々』でフレースエーはスウェーデンのイェムトランドにある島だそうです。

亡くなるときの病室からもこの島が見えたそう。

作曲家が愛した島にある豊かな自然や花々が目に浮かぶような、穏やかで流れるようなメロディとフルートの軽快な音色に心が癒されます。

ゆったりしたサマータイムを過ごしたい方にオススメの一曲です。

「真珠採り」第1幕「耳に残るは君の歌声」Georges Bizet

「カルメン」で有名なビゼーの歌劇で、セイロン島の浜辺での真珠採りたちの恋と友情を描いたものです。

テノールとバリトンの男声2人の「友情の二重唱」、愛の想い出を歌う「耳に残るは君の歌声」などすてきな旋律は、ビゼーならではのものです。

ヴァイオリンソナタ第1番「雨の歌」Johannes Brahms

親しかったシューマン夫妻の末子で詩人のフェリックスが25歳の若さで亡くなり、その半年後の1879年の夏に完成した作品です。

サブタイトルが「雨の歌」とも呼ばれるこのヴァイオリンソナタ第1番は、ブラームスが46歳の時に書かれ、フェリックスに対するブラームスの思いも込められているといわれています。