【クラシック】夏に聴きたいクラシック|涼しげ&爽やかな名曲をピックアップ
夏が近づくとジメジメと蒸し暑いなかでも、爽やかな風景を思い浮かべるような涼しい曲を聴きたくなるものです。
今回は皆さんのイメージをさらに広げてくれる、夏にピッタリのクラシック作品を選びました。
記事の曲を見ると多くの作曲家が「夏」を入れた曲があり、記事内でも人気が高いクロード・ドビュッシーの『水の戯れ』や『小組曲 1楽章「小舟にて」』を聞いてみると、ピアノでの演奏は水があふれるようで、オーケストラでの演奏は背景そのものを感じ取れ、作品が描く海や水、夜の涼しさをイメージが演奏からも伝わってくるようです。
一度聞いてみてお気に入りの曲を探してみてください。
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【クラシック】夏に聴きたいクラシック|涼しげ&爽やかな名曲をピックアップ(11〜20)
水すましのセレナーデ湯山昭

クラシック音楽には水をテーマにした作品が多く、暑苦しい夏の時期に涼やかな気持ちにさせてくれる名曲がたくさんありますね。
本作は、水面をすばやく滑りながら輪を作る小さな昆虫の動きをピアノの音色で繊細に描いた小品です。
1988年11月に楽譜として発売され、1994年4月に録音盤が発売されたのち、2015年8月には名盤『ピアノの世界 2』に関連して再び提示されました。
きらめくような高音や流れるような美しいメロディーが、静かな夜の空気や水面の反射を見事に表現しています。
ゆったりとした心地よい響きは、暑さで寝苦しい夜のBGMとしてもピッタリですね。
夏の夜に音楽で涼を取りたいかたは、ぜひチェックしてみてください。
抒情小品集第10曲-2「夏の夕べ」Edvard Grieg

エドヴァルド・グリーグの名曲『抒情小品集第10曲-2「夏の夕べ」』。
タイトルの通り、夏の夕べをイメージさせる淡い曲調に仕上げられた作品なのですが、おもしろいことに一部のフレーズではジャズのようなメロディーがかなでられます。
恐らく、グリーグのルーツであるノルウェーの民族音楽を主体とした国民楽派の一面が、このような現代的なメロディーを生んだのでしょうね。
非常にエモーショナルな作品ですので、ぜひ卒業アルバムでも片手に楽しんでくださいませ。
水上の音楽 ホーンパイプGeorg Friedrich Händel

ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデルによる、王室の舟遊びを彩るための管弦楽組曲があり、その中の一曲は夏にふさわしい涼やかさと華やかさを兼ね備えています。
本作は、1717年7月のテムズ川での初演時、国王ジョージ1世があまりの素晴らしさに何度もアンコールを命じたという記録が残るほど、当時から人々の心をつかんでいました。
トランペットやホルンといった管楽器が躍動し、聴く者を晴れやかで祝祭的な気分へと誘います。
映画『いまを生きる』のワンシーンを彩ったことでも知られていますね。
蒸し暑い日々に爽快なひとときを求める方や、バロック音楽の持つ荘厳かつ軽快な魅力を気軽に楽しみたい方にはうってつけの一曲かと思います。
海辺の夕暮れ H.128 第3曲「嵐の海辺」Bohuslav Martinů

ピアノの巧みなアルペジオが、夕暮れ時の海辺に打ち寄せる波、そして吹きすさぶ風の情景を描き出す作品です。
ボフスラフ・マルトゥーによる本作は、1921年に書かれたピアノ独奏のための小品で、アルバム『Evening on the Sea-shore H.128 他3曲』に収録されています。
印象派的な色彩が豊かな響きのなかに、ロンド形式という古典的な骨格が息づき、自然の描写と構築美の対話が見事な1曲となっています。
ダイナミックな展開は副題の「嵐」を思わせ、技巧的なカデンツァを経て再び穏やかさを取り戻す構成が印象的です。
夏のひとときに、ドラマティックでありながらも涼やかなピアノの調べに浸りたい方に聴いてほしい名曲です。
サマータイムGeorge Gershwin

曲名から夏らしさが伝わってくる曲です。
ジョージ・ガーシュウィンはアメリカを代表する作曲家であり、この曲は1935年にアメリカで公演されたオペラ「ポーギーとベス」でヒロインのベスが歌う子守歌として有名になりました。
ジャズとクラシックを融合させた作品が多く、本作品にもそれが良く表れています。
2600を超える多くのカバーが出されているため、一度聴けばぴんとくる方も多いかもしれません。
紹介している動画ではピアノ独奏ですが、さまざまなアレンジがあるため、自分が好きなアレンジを見つけてぜひ聞いてみてください。
水の戯れMaurice Ravel

フランスの作曲家モーリス・ラヴェルさんが1901年に作曲したピアノ曲は、夏の暑さを忘れさせる涼やかな1曲。
水の動きや光の反射を音楽で描き出す繊細な表現が特徴的です。
ラヴェルは「水にくすぐられて笑う河神」という詩の一節を題辞に掲げ、自然の描写と音楽的表現の融合を意図しました。
複雑な和声や七の和音、九の和音の使用など、当時としては革新的な要素が含まれています。
水の流れや滴る様子、波の動きを表現するこの曲は、夏のドライブや読書のBGMにピッタリ。
爽やかな響きをお楽しみください。
【クラシック】夏に聴きたいクラシック|涼しげ&爽やかな名曲をピックアップ(21〜30)
「四季」第2番「夏」第3楽章Antonio Vivaldi

アントニオ・ヴィヴァルディの偉大なヴァイオリン協奏曲、『四季』。
クラシックをたしなむ方であれば、誰でも知っている有名な作品ですね。
こちらはそんな四季に登場する作品『第2番「夏」第3楽章』で、全体を通して悲劇的なメロディーに仕上げられています。
それぞれの楽章に明確なストーリーがこめられているため、この曲をより深く知りたいという方は、夏だけではなく第1番の『春』から聴いてみることをオススメいたします。



