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夏に聴きたいクラシック|涼しげ&爽やかな名曲をピックアップ

夏といえばどんな情景を思い起こしますか?

キラキラと輝く青い海、照りつける太陽が眩しい白い砂浜、濃い緑が目にも鮮やかな山々……。

ジメジメと蒸し暑いなかでも、爽やかな風景を思い浮かべると、ほんの少しだけ暑さが和らぐような気がしませんか?

この記事では、そんな皆さんのイメージをさらに広げてくれる、夏にピッタリのクラシック作品をご紹介します。

この夏は、涼しげな雰囲気を演出してくれる珠玉のクラシック音楽とともに、爽やかに過ごしましょう。

夏に聴きたいクラシック|涼しげ&爽やかな名曲をピックアップ(31〜40)

牧神の午後への前奏曲Claude Debussy

Debussy: Prélude à l’après-midi d’un faune ∙ hr-Sinfonieorchester ∙ Andrés Orozco-Estrada
牧神の午後への前奏曲Claude Debussy

印象派音楽の代表的作曲家、クロード・ドビュッシーの出世作となった名作。

夏の午後、牧神の官能的な夢想を描いた詩に触発された本作は、フルートが象徴的な役割を担います。

中低音域のフルートソロでは、けだるい雰囲気を見事に表現。

ハープの響きも相まって、真夏の昼下がりの夢うつつのような世界を織りなします。

1894年12月の初演では2度のアンコールを記録。

革新的な手法で近代音楽に大きな影響を与えた傑作です。

夏の暑さを忘れ、音楽で涼を感じたい方にオススメの1曲ですよ。

3つの演奏会用練習曲 S.144/R.5 第3番「ため息」Franz Liszt

ため息(リスト)Liszt – Un Sospiro – Trois études de concert – pianomaedaful
3つの演奏会用練習曲 S.144/R.5 第3番「ため息」Franz Liszt

流れるような甘美な旋律が魅力的なフランツ・リストの本作。

ピアノの名曲として広く親しまれているこの曲は、1845年から1849年の間に作曲されました。

リストが宮廷楽長に就任した時期の作品で、ショパンの影響が感じられる情感豊かな旋律が特徴です。

両手でメロディを歌い継ぐ高度な技巧が求められますが、その美しさは聴く人の心を癒やしてくれるでしょう。

夏の暑さを忘れさせてくれるような涼やかな響きを持つ本作は、静かな夜にゆったりと耳を傾けたい方にオススメです。

シシリエンヌ Op.78Gabriel Fauré

Gabriel Fauré – Sicilienne, for cello & piano, Op. 78
シシリエンヌ Op.78Gabriel Fauré

繊細な旋律と優雅な雰囲気が特徴のこの曲は、ガブリエル・フォーレの代表作の一つです。

フォーレは、19世紀後半から20世紀初頭にかけて活躍したフランスの作曲家。

1893年に創作され、後にチェロとピアノ用に編曲されたこの曲は、シシリアーナと呼ばれるダンス形式に基づいています。

緩やかで流れるようなメロディで始まり、チェロが主題を奏で、ピアノが表現豊かな伴奏で支える構成になっています。

牧歌的な美しさを感じさせる本作は、その穏やかな響きと感傷的な表現によって、多くの音楽愛好家に愛されています。

夏の暑さを忘れさせてくれるような涼しげな雰囲気を味わいたい方にオススメの1曲です。

スウェーデン狂詩曲 第1番「夏至の徹夜祭」Op.19Hugo Alfvén

スウェーデンの作曲家、ヒューゴ・アルヴェーンさんが1903年に作った曲がこちらです。

スウェーデンでも最も有名な曲の一つではないでしょうか。

昔のスウェーデンで真夏に目覚めたときのことを曲にしたものだといわれています。

ちょっとユーモラスなイメージのこの曲、このキャッチーなメロディーはいろいろな人によって引用されてきました。

日本の長寿番組、『きょうの料理』のテーマ曲にも限りなく似ている気がするのですが、この曲のオマージュでしょうか。

交響詩「夏のおとぎ話」 Op. 29Josef Suk

Josef Suk : A Summer’s Tale, Symphonic Poem in five movements Op. 29 (1908-09)
交響詩「夏のおとぎ話」 Op. 29Josef Suk

人間の複雑な感情の変化を表現している『交響詩「夏のおとぎ話」Op. 29』もオススメです。

こちらはチェコの作曲家、ヨーゼフ・スクが制作した作品。

『Voices of Life and Consolation』から『Night』までの全5曲で構成されています。

その特徴は曲調が激しく変化することです。

前半は穏やかなのですが、次第に迫力のある激しいサウンドに変化していきます。

これは当時の社会情勢を表現しているとも、その中で生まれた喜怒哀楽の変化を表現しているともいわれているんですよ。

夏に聴きたいクラシック|涼しげ&爽やかな名曲をピックアップ(41〜50)

交響曲第6番ヘ長調「田園」第4楽章Ludwig van Beethoven

ベートーヴェン 交響曲第6番ヘ長調「田園」第4楽章
交響曲第6番ヘ長調「田園」第4楽章Ludwig van Beethoven

1801年の夏、ベートーヴェンがその自然をこよなく愛していたウィーン郊外のハイリゲンシュタットで作曲されました。

第4楽章「雷と嵐」では不安定な和音や、チェロ、コントラバスの激しい動きで、猛烈な嵐が描写されています。

アルプス交響曲Richard Strauss

R. Strauss – An Alpine Symphony (Proms 2012)
アルプス交響曲Richard Strauss

シュトラウスが少年の頃に、ドイツ・アルプスで登山をしたときの体験がこの曲のもととなっていて、朝早くから山を登りはじめ、山を降りるまでのストーリーが描かれています。

夏の山の美しい自然に、激しい雷雨を体験して、シュトラウスは登山から帰って、翌日にはこの体験をピアノで再現したそうです。