夏に聴きたいクラシック|涼しげ&爽やかな名曲をピックアップ
夏といえばどんな情景を思い起こしますか?
キラキラと輝く青い海、照りつける太陽が眩しい白い砂浜、濃い緑が目にも鮮やかな山々……。
ジメジメと蒸し暑いなかでも、爽やかな風景を思い浮かべると、ほんの少しだけ暑さが和らぐような気がしませんか?
この記事では、そんな皆さんのイメージをさらに広げてくれる、夏にピッタリのクラシック作品をご紹介します。
この夏は、涼しげな雰囲気を演出してくれる珠玉のクラシック音楽とともに、爽やかに過ごしましょう。
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夏に聴きたいクラシック|涼しげ&爽やかな名曲をピックアップ(71〜80)
2 Nocturnes: Sommers sovn (Summer Sleep)Per Nørgård

デンマークの現代音楽の作曲家であるペア・ノアゴーが作曲した「Sommers sovn」。
彼は無限セリーと呼ばれる作曲法を自ら開発し、交響曲を中心に作曲をしていきました。
この曲の独特な雰囲気を作り出しているのも、彼の作曲法によるところが大きいでしょうね。
混声合唱団の「Ars Nova」の歌声にも注目です!
“Summer Tunes” String Quartet No.2: II. BirdsPēteris Vasks

ラトビアの現代音楽家Pēteris Vasksの「Summer Tunes String Quartet No.2: II. Birds」という作品です。
Riga String Quartetsが演奏をしています。
まるでホラー映画のサウンドトラックのような一曲ですね。
メロディーを奏でるというよりも、独特な奏法で、効果音をメインとした作品です。
その創造性に脱帽です。
ローマの祭り「チルチェンセス」Respighi

「ローマの祭り」は、古代ローマ、中世、ルネッサンス、そして現代とローマの祭りの歴史を4つの視点から描いた作品です。
第1部の「チルチェンセス」は古代史でも有名な暴君ネロ皇帝が円形劇場で行った祭りです。
キリスト教徒とライオンを戦わせるという残虐なショーもあったようです。
夏に聴きたいクラシック|涼しげ&爽やかな名曲をピックアップ(81〜90)
交響曲第4番 第1楽章Robert Schumann

シューマンは1841年1月から2月にかけて交響曲第1番を完成し、3月に序曲、ピアノ協奏曲の第1楽章のもととなる作品などを作曲しました。
さらに6月から、のちに第4番とされるこの交響曲の作曲に取りかかり、9月13日の妻クララの誕生日にプレゼントしました。
String Quartet No. 4, BVN 215, “Sommerdage” (Summer Days): III. Sostenuto – Allegro, scherzosoRued Langgaard

20世紀に活躍した作曲家またオルガニストであるRued Langgaardの「String Quartet No. 4, BVN 215, “Sommerdage” (Summer Days): III. Sostenuto – Allegro, scherzoso」という作品です。
亡くなった後16年たってやっと世間から評価されるようになったという悲劇の作曲家です。
艶のある弦楽器が美しく、物悲しいハーモニーを奏でます。
交響曲第2番 第1楽章Sibelius

シベリウスは家族と一緒に数カ月間イタリアへ長期旅行したあと、1901年の夏に交響曲第2番の作曲に取りかかりました。
交響曲のあちらこちらにみられる輝かしい響きは、この旅行のときにイタリアや地中海の雰囲気をスケッチしておいて作品に取り入れているからだと思われます。
2 Pieces: Summer NocturneThe Chamber Players of Canada

カナダの映画音楽家Eldon Rathburnが作曲した「Summer Nocturn」という作品です。
音楽グループのChamber Players Of Canadaが演奏しています。
映画音楽家ならではの表現力の幅広さを存分に生かした楽曲ではないでしょうか。
曲全体の抑揚はまるで起承転結する映画のストーリーのように、リスナーの心を取り込んでいきます。






