「つ」から始まるタイトルの曲。昭和から令和の名曲の中から紹介!
「つ」から始まるタイトルの曲と聞くと、あなたはどんな曲を思い浮かべますか?
あまりパッと思いつかない方もいらっしゃるかもしれませんが、「月」「翼」「強い」「罪」などなど、「つ」から始まる言葉を見れば、「あ、あの曲!!」と思いつく曲があるのではないでしょうか?
この記事では、そうした「つ」から始まる曲を一挙に紹介していきますね。
曲名縛りでおこなうしりとりのほか、歌う曲の最後の文字をつなげるしりとりカラオケのヒントにもお役立てください。
「つ」から始まるタイトルの曲。昭和から令和の名曲の中から紹介!(451〜460)
つもゆきパーク逍遥稲むり

2022年に活動をスタートした、新進気鋭のボカロP、稲むりさん。
彼の6作目の発表曲が『つもゆきパーク逍遥』です。
こちらは稲むりさんが雪景色の中を歩いている時に思い付いたという1曲。
オルゴールのような静かなメロディーにのせて、歌愛ユキと重音テトが冬の日のできごとを歌っています。
全編を通してハモっているのですが、それぞれが異なる人物の心境を歌っているのがおもしろいですね。
そして、ラストで2人が出会う構成に仕上がっていますよ。
兵、走る稲葉浩志(B’z)

日本を代表するロックユニットB’zのボーカル、稲葉浩志さんは岡山県津山市出身です。
1985年にBeingのボーカルスクールに入り、歌手活動やバイトでコーラスをしたりして活動していました。
その後バンド結成に奔走していたギターの松本孝弘さんが、稲葉さんのデモテープを聴いたことをきっかけにB’zが結成され、1988年にシングル『だからその手を離して』とアルバム『B’z』を同時リリースし、メジャーデビューを果たしました。
B’zとしての活動以外にも1997年にアルバム『マグマ』をリリースしたことからソロ活動も始め、ガンズ・アンド・ローゼズのギタリスト、スラッシュさんともコラボ。
ハイトーンボイスが輝く特徴的な歌声は、何年たっても色あせることなく響いています。
月の沙漠童謡

『月の沙漠』は、日本の童謡の中でもとくに愛されている名曲ですね。
1923年に加藤まさをさんが詩を書き、佐々木すぐるさんが曲をつけて誕生したこの曲は、月夜に照らされた砂浜を駱駝に乗って旅する王子様とお姫様の幻想的な情景を美しく描き出しています。
穏やかなメロディと叙情的な歌詞が織りなす世界観は、聴く人の心を優しく包み込んでくれます。
歌いやすい音域とゆったりとしたテンポなので、90代の方にもオススメの1曲です。
大切な思い出を振り返りながら、ぜひ歌ってみてくださいね。
翼をください紙ふうせん

オリジナルを見失うほどたくさんのアーティストにカバーされている定番の卒業ソングですね。
卒業ソングというよりは「卒業式ソング」なのかな。
今ほど卒業をモチーフとした曲がなかったころ、どこの学校でもこの曲を歌っていた感があります。
オリジナルは紙ふうせんの前身、フォークグループ・赤い鳥が1971年にリリースしたもの。
それも『竹田の子守歌』のB面として発売されたというのですから、ヒット曲がどこで生まれるかわからないです。
1991年の川村かおりさんのカバー他、最近では『エヴァンゲリオン』の劇中歌として流れ話題を呼んでいます。
津軽山唄細川たかし

『津軽山唄』はその名の通り、青森・岩手・秋田の三県に伝わる伝統的な民謡です。
山の神様に方策や無事・安全を願って歌われたものです。
日本の伝統的な楽器、尺八に合わせて歌われることが多く、その力強い節には迫力を感じます。
青森県の南北に流れる岩木川という皮を境目に「東通り」「西通り」という二つの歌い方が存在しており、ポピュラーな西通り、今では珍しくなった東通り、二つの歌い方の違いを聴き分けるのもおもしろいと思います。
ツヨク想う絢香

すべてを包み込むような力強い愛が、繊細な歌声で表現されている楽曲。
手をつなぎあって未来へともに進んでいこうという決心とあつい心が描かれています。
よく聴くとコーラスの流れるような旋律が耳に気持ちよく響いてきます。
つめたい罪草

罪草さんによる『つめたい』は2024年5月にリリースされた作品です。
ダークでメランコリックなサウンドに、絶望や無力感を感じさせる歌詞が印象的。
そこには救いのない世界の冷酷さが反映されています。
ハードコア要素を取り入れた音楽性と、背中をざわつかせるメッセージ性が見事にマッチしているんです。
この曲を聴くと、現代社会における孤独や疎外感を思い起こさずにはいられません。
心の奥底にしまっておきたい気持ちをえぐられるような、そんな曲です。