【2025】UKロックの名曲まとめ。最新曲から定番曲まで紹介!
昨今はアメリカでもイギリスでもチャートを見渡すとポップスやヒップホップ、R&Bが上位にランクインしていてロック好きであれば寂しい思いをしている……なんていう方もいらっしゃるかもしれません。
とはいえUKロックは昔から日本の洋楽ファンには人気ですし、2020年代も半ばに差し掛かろうとしている現在も才能にあふれた新世代のバンドたちも登場しています。
もちろんベテランのバンドも充実の楽曲をリリースしていることも踏まえて、こちらの記事では前半に最新のUKロックの名曲をピックアップ、後半以降は定番の名曲がずらりと並ぶラインアップでまとめています。
UKロック初心者の方も、ぜひチェックしてみてください!
【2025】UKロックの名曲まとめ。最新曲から定番曲まで紹介!(1〜20)
WonderwallNEW!Oasis

90年代ブリットポップを象徴するオアシスの一曲は、印象的なギターの爪弾きから始まり、聴く者の心を掴んで離しません。
本作の歌詞は、誰かを心の支えとして渇望する切実な想い、拭いきれない孤独感と、それでもなお救いを求める微かな希望を見事に描き出しています。
リアム・ギャラガーさんの力強くもどこか切ないボーカルが、その複雑な感情の機微を繊細に歌い上げます。
この名曲は、1995年10月にシングルとして世に出た作品で、収録された名盤『(What’s the Story) Morning Glory?』は英国音楽史に輝く大ヒットとなりました。
2020年10月には、1990年代の楽曲として初めて10億回再生を突破する快挙も達成。
人生の岐路や、心が少し疲れた夜に聴くと、静かに寄り添ってくれるような温もりを感じられるでしょう。
The Feminine UrgeThe Last Dinner Party

女性のジェネレーショナルなトラウマや母親との関係を描いた、The Last Dinner Partyの楽曲が話題を呼んでいます。
2024年2月にリリースされたデビューアルバム『Prelude to Ecstasy』に収録された本作は、社会的期待や権力のダイナミクスをテーマに、女性が直面する複雑な感情や圧力を表現しています。
ボーカリストのアビゲイル・モリスさんの経験を基に書かれた歌詞は、女性のアイデンティティと自己表現の闘いを反映しており、自己愛とエンパワーメントの重要性を強調しています。
The Last Dinner Partyのライブパフォーマンスは、観客を放縦な晩餐会のクライマックスと静謐な瞬間を行き来させる魅力があります。
本作は、女性の経験に共感したい方や、社会的規範に疑問を投げかけたい方におすすめです。
When the Laughter Stops ft. Katy J PearsonYard Act

リーズ出身のポストパンクバンド、ヤード・アクトの楽曲『When the Laughter Stops ft. Katy J Pearson』は、2024年3月1日にリリースされたセカンドアルバム『Where’s My Utopia?』に収録されております。
本作は、音楽性が多彩でありながらも、ヤード・アクト特有の鋭い社会批評が込められた歌詞が特徴です。
悲観主義から現実の苦悩へとシフトする過程を描いたこの曲は、様々な音楽の影響を受けつつも、彼ら独自のサウンドを構築しています。
音楽好き、特に社会的メッセージを重視するリスナーや、新しいUKロックを発掘したい方に、間違いなくおすすめです。
ポストパンク初心者から熟練のリスナーまで、幅広く楽しむことができる作品ですよ!
NaiveThe Kooks

ノスタルジックなギターリフとパワフルなリズムが交差する、2000年代のイギリスインディーロックを象徴する楽曲です。
イギリスのザ・クークスが2006年3月にシングルとしてリリースした本作は、恋愛の不安と期待が絡み合う青春のような輝きを放っています。
キャッチーなメロディと若者の感性を掴んだ歌詞により、イギリスのシングルチャートで5位を記録。
イギリス国内で年間19位の売上を達成しました。
アルバム『Inside In/Inside Out』からの4枚目のシングルとして選ばれた本作は、映画やテレビドラマのサウンドトラックとして多数採用され、若いリスナーを中心に幅広い支持を集めています。
友人との語らいや、心躍る恋愛の場面など、青春の1ページを彩る楽曲としてぴったりです。
Lovesick LullabyYungblud

エネルギッシュでパンクテイストのあふれる新曲で、ブリティッシュロックのルーツに立ち返ったヤングブラッドさん。
イギリス・ドンカスター出身の彼は1997年生まれのシンガーソングライターで、英国チャートで1位を獲得する実力の持ち主です。
The Streets、Blur、Oasisといった英国バンドからの影響が随所に感じられる本作は、朝の憂鬱な気分や失敗した恋愛など、彼の内面と孤独感を赤裸々に描いています。
4枚目のアルバム『Idol』に収録予定の楽曲で、2025年4月に公開されたばかり。
ビデオはロンドンを舞台に、英国ブランドへのリスペクトも詰め込まれていますよ。
反抗心と率直さを持ち、多くの若者から支持を集めるヤングブラッドさんの音楽は、自分の心の内を飾らず表現したい方にぴったりの一曲です。