【2025】UKロックの名曲まとめ。最新曲から定番曲まで紹介!
昨今はアメリカでもイギリスでもチャートを見渡すとポップスやヒップホップ、R&Bが上位にランクインしていてロック好きであれば寂しい思いをしている……なんていう方もいらっしゃるかもしれません。
とはいえUKロックは昔から日本の洋楽ファンには人気ですし、2020年代も半ばに差し掛かろうとしている現在も才能にあふれた新世代のバンドたちも登場しています。
もちろんベテランのバンドも充実の楽曲をリリースしていることも踏まえて、こちらの記事では前半に最新のUKロックの名曲をピックアップ、後半以降は定番の名曲がずらりと並ぶラインアップでまとめています。
UKロック初心者の方も、ぜひチェックしてみてください!
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【2025】UKロックの名曲まとめ。最新曲から定番曲まで紹介!(11〜20)
DANCERIDLES

イギリスのブリストル発、ポストパンクの枠を超えたアプローチで知られるアイドルズが、新たなマイルストーンとも言えるシングル『DANCER』を2023年10月18日に発売しました。
この曲は、近年彼らがリリースしたアルバム『Crawler』以降の新たな挑戦の一つであり、ABBA風の白いスーツを着てカメラに向かって歩くミュージックビデオが印象的です。
音楽的には、ポストパンクにディスコの要素を融合させ、ラウドなギターとメロディックなコーラスが織り成す新しいサウンドを展開。
歌詞は、ダンスと人のつながりを通じて、脆弱性や変革のテーマを探究しています。
この曲は、特にダンスを通じた自己表現や連帯感を重んじる人々にオススメです。
アイドルズの音楽的な境界拡張への挑戦と、ダンスフロアでの解放感を同時に味わえる作品です。
Face In the PicturePicture Parlour

UKロックの新世代として注目を集めるPicture Parlourが発表したこの楽曲は、過去の記憶や感情が現在に及ぼす影響を深く掘り下げた作品です。
シネマティックな要素と劇的な演出が特徴的で、まるでジェームズ・ボンドのテーマ曲のような雰囲気を醸し出しています。
本作は2024年6月にリリースされたデビューEPのタイトル曲で、同EPには「Moon Tonic」など他の楽曲も収録されています。
バンドは2024年6月にAlexandra Palace Parkでのパフォーマンスも予定しており、ライブでの表現力にも期待が高まっていますね。
映画好きで、心に響く歌詞に惹かれる方にぜひ聴いてもらいたい1曲です。
Bad BooksLuvcat

リヴァプール出身のソフィー・モーガン・ハワースさんによるソロ・プロジェクトとして2023年に始動したラヴキャットは、オルタナティヴ・ロックにゴシック・ノワールやキャバレーの享楽を織り交ぜた、ダーク・ロマンティックなサウンドが持ち味です。
2025年10月にAWALからリリースされたデビュー・アルバム『Vicious Delicious』のラストを飾る本作は、自らを「悪い評判の本」と比喩する語り手の開き直りと官能を、芝居がかった歌い回しで描き出しています。
路地裏の猫やサザビーズのデスク、十字架といった象徴的なイメージを畳み掛けるように紡ぎ、ハイソサエティとB級ホラーを軽妙に混ぜ合わせた歌詞世界は圧巻ですね。
ニック・ケイヴさんやザ・キュアーのファンはもちろん、演劇的な物語性を持つ音楽が好きな方にぜひ聴いてほしい1曲です。
High TeaHotWax

イギリスはヘイスティングス出身のホットワックスは、オルタナティブロックやグランジ、サイケ、パンクなどさまざまなサウンドをアグレッシブに融合させた10代のメンバーで構成されるバンドとして注目を集める存在です。
2023年にリリースされたEP『Invite me, kindly』からのシングル『High Tea』は、ミックスに巨匠アラン・モウルダーさんを招いたことからも、彼女たちへの注目度の高さがうかがえますよね。
タルーラ・シム・サヴェージさんが描く、人間関係のもたらす疑義や解放の望みをテーマにしたこの楽曲は、聴く者に深い共感を呼び起こします。
特に、自分自身を取り戻す過程で経験する感情の起伏を、強烈に、しかし繊細に表現しているのが印象的です。
問題を抱えながらも前に進もうとする人、自分自身と向き合いたい人にオススメしたい一曲です。
ホットワックスの生み出す世界観に、あなたもきっと引き込まれるはず。
Live ForeverOasis

Oasisは自分にとって力強さを与えてくれたバンドです。
ノエル・ギャラガーによるギターソロは今まで聴いてきたUKロックとは違った力強さがある印象を受けますし、リアム・ギャラガーによるボーカルも癖になってきます。
Show PonyGlass Animals

人間関係の複雑さや心の傷をテーマにした楽曲が、ネットで話題を呼んでいるんです。
Glass Animalsが2024年7月にリリースしたアルバム『I Love You So F***ing Much』に収録されている本作は、愛と裏切り、そして復讐といった重いテーマを、インディーロックとポップを融合させたサウンドで表現しています。
短期間のロマンスが嵐のように変化する様子や、孤独感、反省の念といった感情が生々しく描かれているのが印象的。
過去の経験から学び、成長する過程での強さと苦悩が伝わってくる曲なんです。
失恋の痛手を癒したい時や、複雑な恋愛感情と向き合いたい時に聴くのがおすすめですよ。
【2025】UKロックの名曲まとめ。最新曲から定番曲まで紹介!(21〜30)
Everything and NothingSOFT PLAY

UKロックシーンのソフトな暴動、Soft Playの楽曲が奇跡を起こしています。
本作は、生と死、喪失と再生という深遠なテーマを、パンクロックのエネルギーで表現した力作。
アルバム『Heavy Jelly』からのシングルで、2024年6月にリリースされました。
友人の死やメンタルヘルスの崩壊という個人的な経験が、普遍的な共感を呼ぶ歌詞となって心に響きます。
ライブパフォーマンスでの一体感も魅力的で、観客を巻き込むエネルギッシュなステージは必見です。
人生の複雑さや不確実性に向き合いたい方、そして心の奥底から叫びたい方にぜひおすすめしたい1曲です。





