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【2025】UKロックの名曲まとめ。最新曲から定番曲まで紹介!

昨今はアメリカでもイギリスでもチャートを見渡すとポップスやヒップホップ、R&Bが上位にランクインしていてロック好きであれば寂しい思いをしている……なんていう方もいらっしゃるかもしれません。

とはいえUKロックは昔から日本の洋楽ファンには人気ですし、2020年代も半ばに差し掛かろうとしている現在も才能にあふれた新世代のバンドたちも登場しています。

もちろんベテランのバンドも充実の楽曲をリリースしていることも踏まえて、こちらの記事では前半に最新のUKロックの名曲をピックアップ、後半以降は定番の名曲がずらりと並ぶラインアップでまとめています。

UKロック初心者の方も、ぜひチェックしてみてください!

【2025】UKロックの名曲まとめ。最新曲から定番曲まで紹介!(1〜20)

I’m In Love (Subaru)Sports Team

ロンドン発の6人組インディーロック・バンド、Sports Teamが手掛けた本作は、現代の消費文化と人間関係を鋭く捉えた1曲です。

80年代風の明るいサウンドと、車への愛を歌うかのような歌詞の裏に隠された皮肉な視点が印象的。

2024年7月にリリースされた本作は、アルバム『Boys These Days』の先行シングルとして注目を集めました。

プロデューサーのマティアス・テレズと共にノルウェーのベルゲンで録音され、バンドの新たな挑戦を感じさせる楽曲となっています。

輝く無機物に自分の欲望を投影する現代社会を象徴するような本作は、深い考察を好むリスナーにおすすめです。

DANCERIDLES

IDLES – DANCER (Official Video)
DANCERIDLES

イギリスのブリストル発、ポストパンクの枠を超えたアプローチで知られるアイドルズが、新たなマイルストーンとも言えるシングル『DANCER』を2023年10月18日に発売しました。

この曲は、近年彼らがリリースしたアルバム『Crawler』以降の新たな挑戦の一つであり、ABBA風の白いスーツを着てカメラに向かって歩くミュージックビデオが印象的です。

音楽的には、ポストパンクにディスコの要素を融合させ、ラウドなギターとメロディックなコーラスが織り成す新しいサウンドを展開。

歌詞は、ダンスと人のつながりを通じて、脆弱性や変革のテーマを探究しています。

この曲は、特にダンスを通じた自己表現や連帯感を重んじる人々にオススメです。

アイドルズの音楽的な境界拡張への挑戦と、ダンスフロアでの解放感を同時に味わえる作品です。

Don’t Look Back In AngerOasis

Oasis – Don’t Look Back In Anger (Official Video)
Don't Look Back In AngerOasis

ブリットポップの代表格として世界中にその名を轟かせたイギリス・マンチェスター出身のオアシスが、1996年2月にリリースした名曲は、前向きな希望のメッセージが心に深く響く感動的な楽曲です。

ノエル・ギャラガーさんが初めてリードボーカルを務めたこの楽曲は、過去の怒りや憎しみを手放し、明るい未来へと歩みを進めることの大切さを歌っています。

ビートルズからの影響を色濃く受けたピアノの美しいイントロから始まり、壮大なコーラスへと展開される楽曲構成は圧巻です。

本作はイギリスで初登場1位を獲得し、2017年のマンチェスター・アリーナでのテロ事件後には追悼集会で歌われ、悲しみの中での連帯と希望の象徴となりました。

Nothing MattersThe Last Dinner Party

2021年にロンドンで結成されたザ・ラスト・ディナー・パーティは、2024年の現在最も注目を集めている女性5人組で構成されるロックバンドです。

その年の有力な新人を選出する「BBC Sound of 2024」に選ばれ、フジロック2024への出演も決定するなど本国はもちろん日本を含めた世界的なムーブメントを起こしている存在なのですね。

インディロックとバロックポップ風のサウンドを巧みに融合、過激でいてどこか空虚さも漂う能動的な性への衝動を描いたリリック、過剰とも言えるシアトリカルな世界観を生み出す2023年リリースのデビュー曲『Nothing Matters』は新人バンドとは思えない完成度でシーンに衝撃をもたらしました。

2024年2月に発表したデビューアルバム『Prelude to Ecstasy』は見事全英1位を獲得、大注目の彼女たちの最初の一歩をぜひチェックしてみてください!

Face In the PicturePicture Parlour

UKロックの新世代として注目を集めるPicture Parlourが発表したこの楽曲は、過去の記憶や感情が現在に及ぼす影響を深く掘り下げた作品です。

シネマティックな要素と劇的な演出が特徴的で、まるでジェームズ・ボンドのテーマ曲のような雰囲気を醸し出しています。

本作は2024年6月にリリースされたデビューEPのタイトル曲で、同EPには「Moon Tonic」など他の楽曲も収録されています。

バンドは2024年6月にAlexandra Palace Parkでのパフォーマンスも予定しており、ライブでの表現力にも期待が高まっていますね。

映画好きで、心に響く歌詞に惹かれる方にぜひ聴いてもらいたい1曲です。