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【2025】UKロックの名曲まとめ。最新曲から定番曲まで紹介!

昨今はアメリカでもイギリスでもチャートを見渡すとポップスやヒップホップ、R&Bが上位にランクインしていてロック好きであれば寂しい思いをしている……なんていう方もいらっしゃるかもしれません。

とはいえUKロックは昔から日本の洋楽ファンには人気ですし、2020年代も半ばに差し掛かろうとしている現在も才能にあふれた新世代のバンドたちも登場しています。

もちろんベテランのバンドも充実の楽曲をリリースしていることも踏まえて、こちらの記事では前半に最新のUKロックの名曲をピックアップ、後半以降は定番の名曲がずらりと並ぶラインアップでまとめています。

UKロック初心者の方も、ぜひチェックしてみてください!

【2025】UKロックの名曲まとめ。最新曲から定番曲まで紹介!(111〜120)

Natural MagickKula Shaker

Kula Shaker – Natural Magick (Official Video)
Natural MagickKula Shaker

1990年代、ブリットポップのブームが終りを告げようとしていた時期に登場して人気を博したクーラ・シェイカー。

彼らは西洋ロックにインドの音楽要素を融合させ、ブリットポップとは一線を画す存在として活躍するも解散、その後再結成を果たしてからは積極的に活動を続けています。

そんな彼らが2024年にリリースした『Natural Magick』は、長年のファンにとっては待望の作品です。

本作では、彼らの原点回帰とも言えるサウンドを堪能できますが、それでいて音楽的試みは新しく、ファンク調のリズムやボリウッドへのオマージュなど、多彩な音楽の融合が見られます。

特に、日常の中に潜む魔法や特別な瞬間を捉えた歌詞は、聴くものを特別な世界へ誘います。

『Natural Magick』は、新旧のファンにオススメできる、まさにマジックのような作品です。

クーラ・シェイカーのこれまでとこれからを垣間見ることができる、貴重な1枚になることでしょう。

Living In A BoxLiving in a Box

Living In A Box – Living In A Box (Official Music Video)
Living In A BoxLiving in a Box

1987年発表のアルバム「Living In A Box」に収録されています。

1985年シェフィールドで結成された3人組です。

ブリティッシュロックらしいメロディと少し野太いボーカルが魅力です。

バンド名もシングルもデビューアルバムもみんな「Living In A Box」で、インパクトありました。

Kind Of ManLondon Grammar

London Grammar – Kind Of Man (Official Visualiser)
Kind Of ManLondon Grammar

2024年5月に発表された新曲は、London Grammarの4thアルバム『The Greatest Love』からの先行シングルです。

アンビエントなサウンドにトリップホップの要素を織り交ぜ、ハンナ・レイドさんの幽玄な歌声が心に響きます。

本作は、複雑な恋愛関係における自己発見と受容のテーマを描いており、魅力的でありながら自己破壊的な人物への愛おしさと苦悩が繊細に表現されています。

2024年にリリース予定のアルバムに収録される予定で、先行シングル「House」も含まれるそうです。

London Grammarの深みのある音楽性を堪能したい方にぴったりの1曲ですね。

A Psychic WoundLos Campesinos

Los Campesinos! – A Psychic Wound (Official Music Video)
A Psychic WoundLos Campesinos

ウェールズの誇るインディーポップバンド、Los Campesinos!が7年ぶりとなるニューアルバム『All Hell』から、2024年5月に新曲を発表しました。

感情的な痛みや過去の傷をテーマにした詩的な歌詞と、エモとインディーポップが融合したメロディアスなサウンドが印象的な本作。

心の中に隠せない傷跡と向き合い、平和と終結を見出そうとする複雑な心情が描かれています。

バンドの深みある表現力が存分に発揮された、聴き手の感情を揺さぶる名曲の誕生ですね。

人生の困難と向き合う勇気をくれる1曲です。

The living YearsMike & The Mechanics

Mike + The Mechanics – The Living Years (Official HD Music Video)
The living YearsMike & The Mechanics

1985年にGnesisのギタリスト、Mike Rutherfordが立ち上げたプロジェクトバンドです。

ツインボーカルが曲ごとにそれぞれメインを務めるという一風変わったスタイルが特徴です。

この曲はサビのコーラスが叙情的で、ミドルテンポのメロディラインとマッチして美しい曲に仕上がってます。

Empty And Silent (feat. King Krule)Mount Kimbie

Mount Kimbie – Empty And Silent (feat. King Krule)
Empty And Silent (feat. King Krule)Mount Kimbie

孤独と内省を巧みに描いた美しい楽曲は、Mount KimbieとKing Kruleさんの絶妙なコラボレーションから生まれました。

エコーのかかった声と温かみのあるシンセサウンドが、静寂の中で響き渡ります。

2024年4月にリリース予定のアルバム『The Sunset Violent』からの先行シングルで、カリフォルニアの砂漠地帯で制作されたという背景が、楽曲の広大な雰囲気に反映されているのが感じられますね。

Mount Kimbieは2024年春からワールドツアーを開催予定で、ヨーロッパやアメリカの主要都市を巡ります。

深夜、一人で静かに音楽に浸りたい時におすすめの一曲です。

When You SleepMy Bloody Valentine

シューゲイザーの神とも呼べるマイ・ブラッディ・ヴァレンタイン。

1991年リリースのアルバム『Loveless』に収録された本作は、彼らのサウンドを象徴するかのような一曲です。

緻密に構築されたギターノイズの洪水の中、ふわりと浮かぶボーカルが不確かな愛を歌い上げます。

複雑な感情を表現するかのような多重録音されたボーカルは、ケビン・シールズさんが何度も録り直して完成させたそう。

この曲を聴けば、シューゲイザーというジャンルの魅力に一気に引き込まれること間違いなし。

音楽の新たな可能性を感じさせてくれる、まさに傑作と呼ぶにふさわしい楽曲なのです。