「て」から始まるタイトルのボカロ曲、あなたはいくつ思い浮かびますか?
たとえば、『帝国少女』や『テレキャスタービーボーイ』はとくに有名な楽曲なので、思い浮かべた方は多いかもしれませんね。
その他にも「天国」「転生」など、「て」から始まる言葉はたくさんあり、ボカロファンの方であれば言葉を見ただけで曲名が思い浮かんだかもしれませんね。
この記事ではそうした「て」から始まるタイトルのボカロ曲を一挙に紹介していきます。
どんな曲があるのか、楽しみながらご覧ください。
「て」から始まるタイトルのボカロ曲まとめ(1〜10)
テトリスNEW!柊マグネタイト

ロシア民謡のメロディーを使った遊び心あふれるアレンジと、重音テトSVのキュートな歌声が印象的な1曲です。
2024年11月に公開されたこの楽曲は、柊マグネタイトさんによる作品。
軽快なビートとチップチューン風のサウンドが気分を高揚させてくれますが、歌詞には情報過多の現代社会で振り回される心理や、自己嫌悪にさいなまれる感情が描かれています。
ポップな曲調と内省的な歌詞のギャップが、聴くたびに新たな発見をもたらしてくれるんです。
ボカロ好きな仲間とのカラオケで歌ってみては!
テレキャスタービーボーイNEW!すりぃ

キレのあるギターサウンドが気持ちいいですね!
『ジャンキーナイトタウンオーケストラ』などでも知られている、すりぃさんによる楽曲で、2019年4月にショートバージョンが公開されました。
跳ねるようなリズムと記憶に残るフレーズが60秒に凝縮された、まさに「1分ボカロ」の代名詞的な作品。
2020年にはアルバム『パンデミック』にロングバージョンが収録され、さらにリズムゲーム『プロジェクトセカイ カラフルステージ!
feat. 初音ミク』にも実装。
ノリノリになりたいときにオススメです!
天国までおいでAliey:S

2025年10月に公開された、甘く誘う言葉の裏に潜む闇を描いた作品です。
ボカロP、Aliey:Sさんによる初音ミク曲で、天国へと誘う存在が子供をあやすように語りかけてくる様子にゾクリとさせられます。
耳を抜けていく影のある音像と淡々とした歌声に心奪われてしまうんですよね。
逃げ出したくなる瞬間がある方にこそ聴いてほしいです。
きっとこの世界観にとらわれるはず!
T氏の話を信じるな feat. 初音ミク・重音テトピノキオP

イラストレーターやキャラクターデザイナーなど、マルチな活躍を見せるボカロP、ピノキオピーさん。
『すろぉもぉしょん』や『神っぽいな』など、数々の名曲を生み出してきたボカロPですが、その中でもこちらの『T氏の話を信じるな feat. 初音ミク・重音テト』は特にオススメです。
重音テトらしい高音が印象的な作品ですが、休符がしっかりと用意されているので、急な音程の上下の前に、しっかりと息継ぎなどの準備ができます。
そこまで早口というわけではないので、サビのフレーズさえクリアできれば、難しい要素は特にありません。
天国の刑サツキ

人間の虚飾や欺瞞を鋭くえぐり出す、シネマティックでダークなボカロ曲です。
『メズマライザー』や『オブソミート』などを手がけたボカロP、サツキさんによる作品で、2025年8月に公開。
ボカコレ2025夏TOP100ランキングで16位を記録しました。
不誠実な人間関係や社会の虚しさを描いた世界観が、聴く人の心に深く突き刺さります。
3つの異なる音源が織りなすドラマチックなボーカルワークもな展開も、曲の雰囲気にぴったり!
現実の理不尽さに疲れた夜、この音楽世界に沈んでみてください。
テトヘル狼ナツヨ

ネットミームを詰め込んだ中毒性の高い鬱ポップです。
ボカロP、狼ナツヨさんによる楽曲で、2025年6月に発表されました。
ハイスピードで駆け抜けていくような曲調にテトとミクのキュートな歌声がぴたり。
そして歌詞とサウンドにはボカロシーンへのオマージュ、ネット文化が凝縮されています。
高速メロディーにも耳を奪われる、気分が上がるアッパーチューンです!
Tickin’ Terrorテディ・デア

癖になるホラーポップチューンです。
ミステリアスな作風で注目を集めるボカロP、テディ・デアさんの楽曲で、2025年9月に公開されました。
軽快なエレクトロスウィングのサウンドと、重音テトSVの少し妖しげな歌声が絶妙にマッチしているんですよね。
本作は、まるで悪夢の案内人が「次はあなたの番」とささやいてくるかのよう。
スリルとコミカルささえ感じる恐怖の描写に、聴いているうちに引き込まれてしまいます。
まるでホラー映画を一本観終わったような満足感がありますよ。






