「ゆ」から始まる言葉の中で、ボカロの曲名に使われていそうな言葉というとあなたはどんな言葉を思い浮かべますか?
YOASOBIとして活躍しているAyaseさんの『幽霊東京』を思い浮かべた方は多いかもしれませんが、ほかにも『指』『夢』など、「ゆ」から始まる言葉が使われた曲はたくさんあります。
この記事ではそうした「ゆ」から始まるボカロ曲を一挙に紹介していきますね!
普段、特定の頭文字の曲ばかりを探すこと機会はあまりないと思いますので、この機会にぜひいろいろな曲を聴いてみてください。
「ゆ」から始まるタイトルのボカロ曲まとめ(1〜10)
征けNEW!せきこみごはん

まるで一つの演劇を見ているような、壮大なオーケストラサウンドに圧倒されます。
ドラマチックな曲調を得意とするボカロP、せきこみごはんさんによる作品で、2025年11月に公開されました。
スマホゲーム『プロジェクトセカイ カラフルステージ!
feat. 初音ミク』に登場するユニット、ワンダーランズ×ショウタイムへの書き下ろし楽曲です。
シンフォニックなサウンドが、劇的な高揚感を生み出しており、歌詞には過去の後悔や痛みを抱えたまま、それでも自分の足で舞台に立とうとする決意が。
聴いていると胸が熱くなるんですよね。
なにかを乗り越えて前に進みたいとき、きっと本作が力強く背中を押してくれるはずです。
ユーロジーNEW!サツキ

ボカロP、サツキさんによる楽曲で、2025年11月に公開されました。
匿名投稿イベント、無色透名祭3参加曲。
重音テトと足立レイの歌声が重ね合わせた作品で、歌われているのは亡き人への追悼の言葉。
デジタル空間に残る記憶と現実の喪失感の狭間で揺れる感情が、痛いほど伝わってきます。
夜に1人、大切な誰かを思いながら聴いてみてはいかがでしょうか。
深い余韻にひたれるはずです。
誘蛾灯NEW!烏屋茶房

夜の街をただうようなスウィングのリズムに身を委ねてみませんか?
ボカロP、烏屋茶房さんによる本作で、2025年11月に公開されました。
虫が光に集まる習性をモチーフに、破滅的と知りつつもひかれ合う「僕」と「君」の関係性を描いています。
重音テトSVのつややかで少しけだるげなボーカルがたまりませんね。
また和田たけあきさんが弾くギターの音色もおしゃれで、聴けば聴くほどその深い沼にはまってしまうんです。
ユニークエンドNEW!雨良

世界に窮屈さを感じているなら、きっと心に響くはず。
ボカロP、雨良さんによる『ユニークエンド』は、2025年11月に公開された作品です。
匿名投稿イベント、無色透名祭3への参加曲として制作されました。
軽快なビートと透明感のあるシンセサウンドが心地よく、聴いていると不思議と勇気が湧いてきます。
みんなと同じでなくてもいい、自分だけの結末を描きたいという思いが込められた歌詞も魅力。
周囲に合わせることに疲れてしまった時や、自分らしさを取り戻したい時に聴いてほしいポップナンバーです。
ユメミNEW!r-906

「浮遊感」という言葉が似合う曲です。
ボカロPのr-906さんが2025年4月に公開した『ユメミ』は、VoiSonaの音声ライブラリ、ルウルの公式デモソングとして制作された作品です。
うねるベースラインが心地よく、また透明感のある歌声が軽やかに響きます。
朝と夜が反転していくような歌詞の世界観も魅力で、聴けばデジタルの海をただよう感覚にひたれるはず。
クリエイティブな作業に没頭したいときにぴったりの1曲ですよ。
雪糅くるん。

冬の風景と人の心の交わりを繊細に描いた本作。
唄音ウタのノイズがかった歌声が印象的なボカロ曲で、くるんさんが作詞作曲、編曲を手がけました。
雪が降り積もる中で誰かと過ごす特別な時間、静かに溶け合っていく心の距離が歌われています。
洗練されたサウンドアレンジや、抒情的な言葉に引き込まれるんですよね。
新しい音楽体験をお探しの方はせひチェックしてみてください。
ゆきがふるまかろり

冬の情景を背景に、心の奥にある孤独や喪失感をみずみずしく描いたこの作品。
まかろりさんが2024年12月に公開した初音ミク楽曲です。
スピーディーなサウンドアレンジと内省的なメロディーが特徴。
歌詞には暗い世界の中で自分と相手の関係性を問い直す様子が切実につづられていて、その切なさが胸に来ます。
肌寒い時期にこの曲を聴きながら散歩してみる、なんていかがでしょうか。






