この記事では、「T」から始まるタイトルの洋楽を一挙に紹介していきますね!
「T」で始まる英単語というと「To」「Top」「Tender」をはじめ、たくさんの言葉があります。
どれも実際に楽曲のタイトルに使われていますし、洋楽ファンの方であればすでに何曲か思い浮かんでいるかもしれませんね。
普段、同じ頭文字で始まる曲だけを探すということはあまりないかもしれませんが、新しい曲に出会えたり、新たな発見があったりするかもしれません。
どんな曲があるのかさっそく記事を見ていきましょう!
「T」から始まるタイトルの洋楽まとめ(1〜10)
ThootieNEW!Ice Spice, Tokischa

ブロンクス・ドリルを武器に瞬く間にスターダムへ駆け上がったアイス・スパイスさんと、ドミニカ発のデンボウシーンで過激な表現を貫くトキシャさん。
この2人が手を組んだ新曲は、2025年12月にリリースされた注目のコラボレーションです。
本作はアイス・スパイスさんにとって初めてスペイン語を本格的に取り入れた楽曲で、英語とスペイン語が自在に切り替わるバイリンガルなフロウが新鮮ですね。
ニューヨーク・ドリルの重心低いビートとデンボウ特有の跳ねるリズムが絶妙に溶け合い、クラブでもストリートでも映えるパーティーチューンに仕上がっています。
自己肯定感に満ちた歌詞が全編を貫いており、聴いているだけで気分が上がってくる1曲です。
週末の夜に踊りたい方にぜひオススメしたい作品と言えるでしょう。
The TreadmillNEW!Sam Fender

イギリスのノースシールズ出身のシンガーソングライター、サム・フェンダーさん。
2019年のデビューアルバム『Hypersonic Missiles』でUKチャート1位を獲得し、ブルース・スプリングスティーンの影響を受けたハートランドロックで注目を集めてきたアーティストです。
2025年2月にリリースしたアルバム『People Watching』ではマーキュリー・プライズを受賞するなど、いまやイギリスを代表するロックミュージシャンの一人といえるでしょう。
そんな彼が12月に公開したデラックス盤の収録曲は、ルームランナーの上で走り続けるという比喩を用いて、名声を得ながらも前に進めない焦燥感を描いた内省的なナンバー。
クランチの効いたギターとサックスソロが高揚感を生み出しながらも、歌詞には自己嫌悪や停滞への苦悩がにじみます。
成功と孤独のはざまで揺れる感情に共感できる方にぜひ聴いてほしい1曲です。
Tangled Up in BlueNEW!Bob Dylan

1975年にリリースされたアルバム『Blood on the Tracks』のオープニングを飾り、シングルカットもされた代表曲です。
この楽曲は、過去・現在・未来が入り混じる独特の語り口で、ある男女の関係を描いたストーリーテリング・ソング。
視点が次々と移り変わり、まるでロードムービーを観ているかのような感覚に包まれます。
アコースティック・ギターのアルペジオが心地よく響くフォーク・ロック調のサウンドも魅力的。
ディランさん自身がライヴのたびに歌詞やアレンジを変え続けており、2018年時点で1600回以上も演奏されたというエピソードからも、その愛着の深さがうかがえます。
映画『レディ・イン・ザ・ウォーター』での使用や、音楽ゲーム『Rock Band 2』への収録など、世代を超えて親しまれている一曲。
人生の岐路に立ったとき、ふと聴きたくなる名曲です。
The Man in MeNEW!Bob Dylan

1970年という時代、世間からのイメージと自分自身の間で揺れていたボブ・ディランさんが、穏やかな日常の中でたどり着いたひとつの答えがこの楽曲には込められています。
アルバム『New Morning』に収録された本作は、自分の中に隠れている弱さや不完全さを、愛する人の存在によって解放していく様子を温かく描いたラブソングです。
オルガンとピアノが柔らかく響き、女性コーラスがゴスペルのような高揚感を添えるサウンドは、聴く人の心をそっと包み込んでくれます。
1998年公開の映画『The Big Lebowski』でオープニングに使用されたことで、新たな世代のファンにも広く知られるようになりました。
慌ただしい日々の中でふと立ち止まりたくなったとき、そばにいてくれる誰かの大切さを感じたいとき、ぜひ耳を傾けてみてください。
The Times They Are a-Changin’NEW!Bob Dylan

1960年代前半のデビュー以降、半世紀以上にわたり音楽界に影響を与え続けてきたボブ・ディランさん。
2016年にはミュージシャンとして初めてノーベル文学賞を受賞し、その詩的な歌詞が文学としても高く評価されています。
本作は1964年2月に発売された同名アルバム『The Times They Are a-Changin’』の冒頭を飾る楽曲で、アイルランドやスコットランドの伝統的なバラッドから影響を受けた呼びかけ調のフォーク・ソングです。
社会の変革期に立つ人々へ向けて、古い価値観にしがみつく危うさを寓話的に歌い上げており、公民権運動や反戦運動のアンセムとして広く支持されました。
2013年にはグラミー殿堂入りを果たし、映画『ウォッチメン』のオープニングにも使用されるなど、時代を越えて愛され続けています。
人生の転換期を迎えている方や、変化を恐れず前に進みたいと感じている方にぜひ聴いていただきたい一曲です。
Things Have ChangedNEW!Bob Dylan

2000年に映画『Wonder Boys』のために書き下ろされたこの楽曲は、ボブ・ディランさんの21世紀における代表曲として揺るぎない地位を築いています。
ブルージーなシャッフルに乗せて、世界への倦怠感やシニカルな諦念を淡々と歌い上げる本作は、映画の主人公が抱える創作の行き詰まりや人生の混乱と見事に共鳴しています。
アカデミー賞、ゴールデングローブ賞、グラミー賞を同一曲で制覇するという快挙を成し遂げ、2024年9月までにライブで1001回も演奏されているという事実が、その普遍的な魅力を物語っていますね。
人生の転換期にいる方や、何かに疲れを感じているときに聴くと、不思議と肩の力が抜けていく一曲です。
This SongNEW!Conan Gray

テイラー・スウィフトさんもその才能を認める、日系アメリカ人のシンガーソングライター、コナン・グレイさん。
YouTubeでの活動からスターダムを駆け上がった彼が、2025年5月に公開したのがこの楽曲です。
アルバム『Wishbone』からのリードトラックとして制作された本作は、もともと誰にも聞かせるつもりがなかったというほど、彼の内面が赤裸々につづられています。
孤独や自分自身を見つめ直す旅を描いたリリックは、多感な高校生の心にも深く刺さるのではないでしょうか?
MVでは俳優のコーリー・フォゲルマニスさんと共演し、繊細な人間関係を表現しています。
自分探しの途中にある方や、ひとりで静かに音楽に浸りたい夜にオススメですよ。






