「T」から始まるタイトルの洋楽まとめ
この記事では、「T」から始まるタイトルの洋楽を一挙に紹介していきますね!
「T」で始まる英単語というと「To」「Top」「Tender」をはじめ、たくさんの言葉があります。
どれも実際に楽曲のタイトルに使われていますし、洋楽ファンの方であればすでに何曲か思い浮かんでいるかもしれませんね。
普段、同じ頭文字で始まる曲だけを探すということはあまりないかもしれませんが、新しい曲に出会えたり、新たな発見があったりするかもしれません。
どんな曲があるのかさっそく記事を見ていきましょう!
「T」から始まるタイトルの洋楽まとめ(41〜50)
The Birds Don’t SingClipse, John Legend, Voices of Fire

ヴァージニア州出身のヒップホップ・デュオ、Clipseのジョン・レジェンドさんとゴスペル合唱団Voices of Fireを迎えた楽曲です。
2025年7月にリリースされたアルバム『Let God Sort Em Out』の冒頭を飾る本作は、両親の逝去を見つめた追悼の物語が紡がれています。
母との最期の時間を十分に過ごせなかった後悔、父の教えに背いてしまった過去への反省が、11月に起きた出来事に言及しつつピアノと合唱の荘厳な響きに包まれながら語られていきます。
そんな喪失と悔恨のテーマが、秋の深まりとともに冬へ向かう11月の物悲しさに重なり合い、深く心に染み入ります。
ぜひチェックしてみてください。
「T」から始まるタイトルの洋楽まとめ(51〜60)
The ExitConan Gray

YouTubeから音楽シーンへと飛び込み、今やポップ界の旗手として注目を集めるコナン・グレイさん。
2022年6月にリリースされたセカンドアルバム『Superache』のクロージングトラックとなる本作は、恐らく2月を舞台として11月の半ばの思い出を回想しており、恋人が新しい関係へと歩み出していく様子を、扉の外側から見守る語り手の切ない心情が描かれています。
アコースティックギターを主体に、淡いシンセやサックス、ストリングスが控えめに重なる音像は、別れの痛みを過度に劇的にせず、日常の時間感覚の中に静かに着地させる美学が際立ちます。
Spotify単独で1億4千万回以上再生されるなど、アルバムのラストナンバーとしては異例の支持を集めており、物思いにふけりたくなる11月の夜にぴったりの一曲です。
The FoxYlvis

ノルウェーのコメディデュオYlvisによるこの曲。
日本では、北海道日本ハムファイターズを応援するファイターズガールがイニング間に踊る「きつねダンス」の楽曲として話題になりました。
本作は、キツネの鳴き声をひたすら擬音で連射するというナンセンスな歌詞と本格的なEDMサウンドで、ギャグ曲でありながら世界各国でマルチプラチナを獲得、米国チャートでもトップ10入りを果たしています。
年齢を問わず「あの曲!」と盛り上がれる、忘年会や新年会の余興にピッタリの1曲ですね。
TANZNEIDElectric Callboy

エレクトロとメタルコアを大胆に融合させる独自のスタイルで世界的な注目を集めるドイツのバンド、エレクトリック・コールボーイ。
2022年には名義を変更し、アルバム『TEKKNO』でドイツチャート1位を記録するなど快進撃を続ける彼らが、2025年10月にリリースした新曲は、バンド名を冠した大規模ワールドツアーのテーマ曲として機能する1曲です。
本作はレイヴ調のシンセとヘヴィなブレイクダウンを交錯させた構成で、ダンスフロアの高揚感とメタルの重量感を見事に両立させています。
ハロウィンに公開されたMVではSFホラーとパーティーの狂騒を掛け合わせた演出が話題を呼び、2026年8月には日本公演も予定されていますね。
EDMとメタルコアの境界を軽やかに越えていく彼らのサウンドは、ライブで思い切り体を動かしたい方にぴったりの作品と言えるでしょう。
TGIFGloRilla

週末のクラブを支配する圧倒的なエネルギーを詰め込んだ楽曲。
2024年6月に公開された本作は、夏の暑さと週末の解放感をテーマに、グロリラさんが自身の成功と仲間との連帯を力強いフロウで叩きつけています。
低音の効いた声とトラップビートが絡み合い、リズムを刻むだけで体が動き出すような中毒性の高さが魅力です。
TikTokで瞬く間にバイラル化し、ラジオでも1位を獲得。
さらにTIME誌が2024年ベストソングの第1位に選出するなど、評価も抜群です。
デビュー・アルバム『Glorious』に収録され、MTV Video Music Awardsでもパフォーマンスされました。
自信に満ちたパンチラインと、仲間と踊り狂う高揚感を求める方にぴったりの一曲です。
もちろんセクシーなトゥワークダンスにも間違いない楽曲といえましょう。
this is what losing someone feels likeJVKE

TikTokで一躍世界的な知名度を得た若きシンガーソングライター、ジェイクさん。
2022年の『golden hour』が世界中で大ヒットしたことで、日本の音楽ファンの間でもすっかりおなじみの存在になりましたね。
2023年3月にリリースされた本作は、大切な誰かを失ったときの後悔と痛みを静かに描いたバラードです。
「あのとき一緒にコーヒーを飲んでいれば」「電話に出ていれば」といった日常のささいな選択を後から悔やむ主人公の心情が、穏やかなピアノの旋律に乗せて切々と歌われます。
喪失の不可逆性を受け止めようとする繊細な感情に、思わず涙があふれてしまうでしょう。
失恋や別れを経験したときに、そっと寄り添ってくれる1曲です。
The SpaniardMR WIGGLES

ニューヨークのサウスブロンクスから世界へ広がったブレイキン文化。
その歴史を体現するミスター・ウィグルスさんが手がけたブレイクビーツは、ダンサーの呼吸を計算し尽くした設計が光ります。
アルバム『Mr Wiggles Break Beats』に収められた本作は、プエルトリコ系のルーツを祝福する三部作の一角として1979年に制作されました。
刻みの明瞭なドラムループと、トップロックからパワームーブへの切り替えを促す間合いの取り方が秀逸で、サイファーやバトルの実戦用BGMとして40年以上も現役で使われ続けています。
スペイン、先住民、アフリカという三つの血脈をテーマに据えた本作は、ブロンクスの多文化的なリズム感覚を凝縮した、まさにダンサーのためのダンス音楽です。





