「T」から始まるタイトルの洋楽まとめ
この記事では、「T」から始まるタイトルの洋楽を一挙に紹介していきますね!
「T」で始まる英単語というと「To」「Top」「Tender」をはじめ、たくさんの言葉があります。
どれも実際に楽曲のタイトルに使われていますし、洋楽ファンの方であればすでに何曲か思い浮かんでいるかもしれませんね。
普段、同じ頭文字で始まる曲だけを探すということはあまりないかもしれませんが、新しい曲に出会えたり、新たな発見があったりするかもしれません。
どんな曲があるのかさっそく記事を見ていきましょう!
「T」から始まるタイトルの洋楽まとめ(41〜50)
traitorNEW!Olivia Rodrigo

別れた直後に元恋人が新しい恋を始めていたら、それは「裏切り」なのでしょうか。
浮気はしていなくても、自分と付き合っていた頃からすでに心は他の誰かにあったという事実は、とてもつらいものですよね。
そんなやり場のない感情を繊細に描いたのが、アメリカのシンガーソングライター、オリヴィア・ロドリゴさんの楽曲です。
本作は2021年5月にリリースされた名盤『SOUR』に収録され、アルバム曲でありながら全米シングルチャートで初登場9位を記録しました。
相手の心変わりを静かに責める姿に、共感せずにはいられないはず。
恋愛の終わり方に納得できず、割り切れない気持ちを抱えている人の心に、そっと寄り添ってくれる一曲です。
「T」から始まるタイトルの洋楽まとめ(51〜60)
Talking To The MoonBruno Mars

周りからおかしいと思われても、遠く離れた恋人に想いを伝えたくて月に語りかけてしまう。
そんな切実な愛情を描いた、アメリカのシンガーソングライター、ブルーノ・マーズさんのピアノバラードです。
会えない寂しさからくる孤独な行動の中に、相手を深く想う一途な気持ちが込められています。
この楽曲は2010年発売のデビューアルバム『Doo-Wops & Hooligans』に収録され、ブラジルのドラマに起用後、同国で22週連続1位を記録しました。
遠距離恋愛を経験したことのある方なら、この痛切な想いが手に取るようにわかるはず。
思わず空を見上げて、大切な人を想ってしまうかもしれませんね。
The International HerbNEW!Culture

ジャマイカが誇るルーツレゲエの伝説的グループ、カルチャー。
リードボーカルだったジョゼフ・ヒルさんの魂のこもった歌声と、社会への鋭い視点が込められた歌詞がまっすぐに胸に響きます。
特にデビュー作『Two Sevens Clash』は、発表されるやいなや社会現象を巻き起こしたほど!
深くうねるベースラインとスピリチュアルなメッセージを聴けば、もう気分は70年代のキングストン。
ラスタファリの精神が宿る彼らの音楽は、レゲエの持つ熱量や奥深さを体感させてくれるはずです。
現在は息子さんがその情熱を継承しており、世代を超えて受け継がれる物語にも胸が熱くなります。
True RastaNEW!Misty in Roots

魂に直接語りかけるような力強いメッセージが印象的なミスティ・イン・ルーツは、イギリスを拠点に活動する伝説的なルーツ・レゲエバンドです。
彼らの楽曲は、社会への大きな愛や正義がテーマであり、その硬派な姿勢は、人種差別への抗議イベントで中心的な役割を担ったことでも知られています。
名盤『Live At The Counter Eurovision 79』を聴けば、まるでその場にいるかのような臨場感に圧倒されるはず!
骨太でストレートなサウンドと情熱的な歌声は、聴く人の心を熱く揺さぶります。
信念を貫く彼らの音楽は、きっと明日への活力を与えてくれますよ。
To Hell With The DevilNEW!Stryper

黄色と黒の鮮烈なビジュアルが印象的なアメリカのバンド、ストライパー。
彼らの信念を体現するこの曲は、あらゆる誘惑を退け、正しい道を進むという力強いメッセージが込められています。
歌詞の世界観だけでなく、マイケル・スウィートの突き抜けるようなハイトーンボーカルと、重厚なギターサウンドが織りなすドラマティックな展開も魅力的!
1986年10月にリリースされた名盤『To Hell with the Devil』の表題作で、アルバムは1988年1月にクリスチャン・メタルとして初のプラチナ認定を受ける快挙を成し遂げました。
何かを成し遂げたい時や、自分を奮い立たせたい時に聴くと、大きな勇気をもらえるのではないでしょうか?
The PaybackJames Brown

アメリカの伝説的アーティスト、ジェームス・ブラウンさんの代表作『The Payback』。
もとは映画のサウンドトラックとして制作されたアルバムであり、ファンクの金字塔としても知られています。
タイトル曲は、後のヒップホップで数えきれないほどサンプリングされているほか、様々な楽曲でその影響を感じ取ることができます。
また、一糸乱れぬバンド演奏から生まれる重厚なグルーヴと、魂の叫びのようなシャウトは、聴く者を圧倒する迫力!
複雑に絡み合うリズムの洪水に身を任せること、楽曲全体を貫く緊迫感を味わうことなどが、この作品を楽しむポイントです。
ファンクの帝王が放つ、怒りと力がみなぎる音楽体験を、ぜひ堪能してみてください!
The EndNEW!The Doors

アメリカのロックバンド、ドアーズが1967年1月に発表されたデビューアルバム『The Doors』の最後を飾る、約12分にも及ぶ楽曲です。
ボーカルのジム・モリソンさんの内面世界がそのまま音になったかのような、破滅への衝動がサイケデリックなサウンドの中に描かれています。
人間の深層心理に潜むタブーに触れるその世界はあまりに危険で、聴く者の倫理観をじわじわと侵食していくかのようにも感じられます。
1979年に公開された映画『地獄の黙示録』の冒頭で本作が使用され、戦争の狂気と見事に共鳴しました。
穏やかな序盤から次第に狂気を増していく構成に、人間の内に秘められた闇の深さを見せつけられるようです。