「T」から始まるタイトルの洋楽まとめ
この記事では、「T」から始まるタイトルの洋楽を一挙に紹介していきますね!
「T」で始まる英単語というと「To」「Top」「Tender」をはじめ、たくさんの言葉があります。
どれも実際に楽曲のタイトルに使われていますし、洋楽ファンの方であればすでに何曲か思い浮かんでいるかもしれませんね。
普段、同じ頭文字で始まる曲だけを探すということはあまりないかもしれませんが、新しい曲に出会えたり、新たな発見があったりするかもしれません。
どんな曲があるのかさっそく記事を見ていきましょう!
「T」から始まるタイトルの洋楽まとめ(41〜50)
The WreckageNEW!Silversun Pickups

ロサンゼルスのシルバーレイク・シーンから台頭し、轟音ファズと90年代的なオルタナティブロック、そしてドリーム・ポップを融合させたサウンドで知られるSilversun Pickups。
2025年11月にリリースされた新曲は、2026年2月リリース予定のアルバム『Tenterhooks』からの先行シングルです。
ベーシストのニッキー・モニンジャーさんが主導する低域の推進力に、広がりのあるギターとピアノが重なり、緊張と余白が同居する音像を構築。
ブッチ・ヴィグのプロデュースによる「ラウドでロー」な制作指針のもと、バンドの初期衝動を現代的に再提示した意欲作となっています。
抑制と爆発が共存するダイナミクスを堪能したい方におすすめです。
Track A- Solo DancerCharles Mingus

ベーシストとしてだけではなく、時代の先を行く優れた作曲家としても高く評価されているチャールス・ミンガスさんは、黒人としての誇りと複雑なアイデンティティを音楽に投影し続けた偉大なアーティストでした。
1963年にリリースされた『The Black Saint and the Sinner Lady』は、彼の最高傑作とされる1枚です。
バレエのための音楽として構想された本作は、聖人と罪人という二面性をテーマに、ゴスペルやブルース、クラシックの要素を融合させた壮大な組曲として展開します。
11人編成のバンドによる緻密なアンサンブルと即興演奏が織りなす音楽は圧巻で、ジャズの枠を超えた芸術作品といえるでしょう。
ミンガスさん自身の精神分析医がライナーノーツに参加しているという点からも、作品の深い内省性がうかがえますね。
ジャズの奥深さを体感したい方には、ぜひ聴いていただきたい名盤です。
The SidewinderLee Morgan

フィラデルフィアで神童と呼ばれ、18歳でディジー・ガレスピーのビッグバンドに抜擢されたリー・モーガンさん。
ハード・バップとソウル・ジャズを縦横無尽に吹きこなすトランペッターとして、ブルーノート・レコードの看板アーティストへと登りつめた彼が、1963年12月に録音し1964年にリリースした『The Sidewinder』は、ジャズ史に輝く大傑作です。
24小節のブルース進行にラテン・ビートとファンキーなベース・ラインが絡み合う表題曲は、クライスラー社のCMに無断使用されるほどの人気を博し、ビルボード・ポップ・チャートで25位を記録。
経営難に陥っていたブルーノートを救ったとまで言われる大ヒット作となりました。
ジョー・ヘンダーソンさんのテナー、バリー・ハリスさんのピアノが織りなすアンサンブルは、クラブの熱気をそのまま閉じ込めたかのような躍動感で、ジャズの魅力をストレートに伝えてくれますよ。
Take FiveThe Dave Brubeck Quartet

西海岸クール・ジャズを代表するピアニスト、デイヴ・ブルーベックさんが率いるカルテットが1959年にリリースした『Time Out』は、変拍子という実験的な試みによってジャズの歴史を塗り替えた傑作です。
トルコやインドなど世界各地を巡るツアーで触れた民族音楽のリズムに触発され、5/4拍子や9/8拍子といった当時のジャズでは珍しい拍子を大胆に取り入れた本作は、レーベル側から「売れない」と懸念されながらも、ジャズ・アルバム初のミリオンセラーを達成しました。
ポール・デスモンドさん作曲の「Take Five」はシングルでも大ヒットを記録し、複雑な変拍子でありながら心地よくスウィングする奇跡のような名曲として知られています。
クラシック音楽の和声感と民族音楽のリズムが融合した知的で洗練されたサウンドは、ジャズに興味を持ち始めた方にこそ聴いてほしい1枚ですね。
The First TimeDamiano David

イタリアのロックバンド、マネスキンのフロントマンとして世界的な成功を収めたダミアーノ・ダヴィッドさん。
2024年からソロ活動を開始した彼が、2025年5月にリリースしたアルバム『Funny Little Fears』に収録されているこちらの楽曲は、初めての出会いや感情の高まりをテーマにした作品です。
薬物や刺激よりも、初めて誰かに出会ったときの心の高揚の方が素晴らしいと歌っており、中学生にとっても共感できる内容になっています。
マネスキンでのロックサウンドとは異なり、80年代風のポップソングに仕上げられているため、朝から心地よく聴くことができるでしょう。
友達との登校前に聴けば、さわやかな気分で1日をスタートできるはずです。
Training SeasonDua Lipa

朝からおしゃれな洋楽で目覚めたい中学生のみなさんにおすすめなのが、デュア・リパさんの3枚目のアルバム『Radical Optimism』に収録された1曲です。
本作は2024年2月に公開された作品で、ディスコ・ビートとシンコペーションの効いたギター、煌びやかなシンセが特徴的。
歌詞は「もう相手に一から恋愛を教える段階は終わり」という自立したメッセージが込められており、自分を大切にしながら前向きに生きる姿勢が描かれています。
ABBAを彷彿とさせるピアノのフレーズや、ガール・グループ風のコーラスが心地よく、朝から自然と体が動いてしまうような曲調です。
ポルシェのCMにも起用され、グラミー賞やブリット・アワードでもパフォーマンスされた注目の1曲。
通学前のテンションを上げたい朝にぴったりですよ!
This Will Be Our YearThe Zombies

イギリス生まれのバロック・ポップの名手、ザ・ゾンビーズが1968年の4月に名盤『Odessey and Oracle』でリリースした楽曲は、日本では結婚情報誌ゼクシィのCMソングとして起用されたことで記憶されている方も多いのではないでしょうか。
ベーシストのクリス・ホワイトさんによって書かれた本作は、過去のつらい時期を乗り越えた恋人に対し「もう悲しみは終わった、これからは良い年になる」と穏やかに寄り添う内容で、新しいスタートを祝う温かなメッセージが込められています。
繊細なピアノの音色とホーン・セクション、コリン・ブランストーンさんの気品あるボーカルが織りなすサウンドは、まさに新年の門出にふさわしい1曲です。
アメリカのブランドFIGSのホリデーCMでも使用され、希望を象徴する楽曲として世代を超えて愛され続けていますよ。





