洋楽黄金期!80年代にヒットしたオススメの夏ソング
80年代の音楽シーンといえば、ここ日本において洋楽が最も輝いていた時代と言われるほどに、記憶にも記録にも残るヒット・ソングが多く生まれた時代です。
とディスコブームやシンセの普及によるキラキラした派手なサウンド、MTVの誕生から始まったビデオクリップを使ったビジュアル戦略……歴史的な大スターも次々に登場しました。
今回の記事では、そんな80年代にヒットした夏ソングを中心に、夏っぽさのあるナンバー、夏に聴いたらはまりそうな名曲なども織り交ぜてリサーチしてみました。
世代の方には懐かしい、若い方には新鮮なヒット曲の数々を、ぜひご覧ください!
洋楽黄金期!80年代にヒットしたオススメの夏ソング(91〜100)
Don’t Worry Be HappyBobby McFerrin

突然ですが、あなたは夏にどんなイメージを持っていますか?
多くの方は海やプールといったイベントをイメージすると思います。
しかし、なかにはサマーベッドに寝転びながらゆったりと夏を楽しむイメージを描いている方もいると思います。
そんな方にオススメしたい作品が、こちらの『Don’t Worry Be Happy』。
ジャズ・シンガーのボビー・マクファーリンさんの名曲で、全てのサウンドが彼の声だけという、非常に珍しい曲です。
ゆったりとしたサウンドが夏のチルなひとときを演出してくれるでしょう。
Rhythm Of The NightDeBarge

80年代の夏を感じさせるダンス・クラシック~アーバン・ソウルの名曲といえば、デバージの『Rhythm Of The Night』ですよね!
名門モータウンに所属、当時はあのジャクソン・ファミリーと比較されるほどの人気を誇ったファミリー・グループが1985年にリリースし、本国アメリカのみならず世界的なヒットを飛ばした爽快なナンバーです。
ファンクとラテン風味のビートが絶妙に絡み合う「ファンカラティーナ」的な雰囲気があり、ハイトーンのクリアな声質のボーカルがポップに歌い上げる様は、爽快の一言。
ファミリー・グループならではの、見事なコーラスワークも聴きどころですね。
余談ではありますが、2016年公開のリメイク版『ゴーストバスターズ』のサウンドトラックとして、この楽曲が起用されています。
Dressed For SuccessRoxette

スウェーデンのロック・デュオであるRoxetteによって、1988年にシングル・リリースされたトラック。
世界各国でヒットし、スウェーデンのチャートでNo.2を記録しています。
オーストラリアでプラチナ認定を受けているトラックです。
Suddenly Last SummerThe Motels

『想い出のラスト・サマー』という、80年代という時代が香ってくるような邦題が付けられた1983年のヒット曲です。
ミステリアスな魅力とアンニュイな歌唱が特徴的なボーカリスト、マーサ・デイビスさんを中心として1970年代にカリフォルニアで結成されたモーテルズは、主に80年代にヒットを飛ばしたニューウェーブ・バンド。
2020年代の今も断続的な活動を続けている彼女たちは、全盛期の80年代に2曲の全米トップ10ヒットを飛ばしており、今回紹介している曲はその内の一つです。
抑制を効かせたサウンド・アレンジが印象深く、どこか大人の雰囲気も漂う名曲ですよね。
忘れられない夏の思い出がある方は、この曲をBGMにもう戻れないあの日々への郷愁に思いをはせてみてはいかがですか。
Turn Up the RadioAutograph

80年代のヒット曲として知られるこの楽曲は、仕事と遊びのバランスを求める日常からの脱却をテーマにしています。
「ラジオを大きくして」という歌詞が象徴するように、音楽による解放感を全面に押し出した爽快なナンバーです。
1984年にリリースされたデビューアルバム『Sign In Please』に収録され、翌年3月にはBillboard Hot 100で29位を記録。
MTVでの露出も相まって、バンドの代表曲として広く認知されるようになりました。
映画『Hot Tub Time Machine』のオープニングに使用されるなど、今なお高い人気を誇っています。
夏のドライブや、仕事帰りのストレス発散に聴きたくなる1曲。
エネルギッシュな歌声とギターサウンドが、あなたの心を躍らせてくれるはずです。
Sunset GrillDon Henley

今さら説明は不要ですが、イーグルスのドラマー&ヴォーカリストのドン・ヘンリー。
彼の夏ソングといえば、なんといっても84年のスマッシュ・ヒットThe Boys Of Summer。
一方、このサンセット・グリルもなかなかの名曲。
85年に全米チャート22位まで上がりました。
Paradise CityGuns N’ Roses

1980年代にヒット曲を連発したアメリカ出身のハードロック・バンド、ガンズ・アンド・ローゼズ。
日本でも大人気のロックバンドですね。
いくつもの名曲をリリースしてきた彼ら。
そんな彼らの曲の中でも特にオススメしたい作品が、こちらの『Paradise City』。
1987年のデビュー・アルバム『Appetite for Destruction』に収録された曲で、翌年の11月にその完成度の高さからシングル・カットされました。
6分46秒と長い曲ですが、どのフレーズも非常に細かく作られているため、聴いていて展開に飽きることがありません。
ハードロックの歴史のなかでも、特に優れた作品ですので、ロックが好きな方はぜひチェックしてみてください。