洋楽黄金期!80年代にヒットしたオススメの夏ソング
80年代の音楽シーンといえば、ここ日本において洋楽が最も輝いていた時代と言われるほどに、記憶にも記録にも残るヒット・ソングが多く生まれた時代です。
とディスコブームやシンセの普及によるキラキラした派手なサウンド、MTVの誕生から始まったビデオクリップを使ったビジュアル戦略……歴史的な大スターも次々に登場しました。
今回の記事では、そんな80年代にヒットした夏ソングを中心に、夏っぽさのあるナンバー、夏に聴いたらはまりそうな名曲なども織り交ぜてリサーチしてみました。
世代の方には懐かしい、若い方には新鮮なヒット曲の数々を、ぜひご覧ください!
洋楽黄金期!80年代にヒットしたオススメの夏ソング(21〜30)
Permanent VacationAerosmith

1987年にGeffen Recordsから発売されたアルバム『Permanent Vacation』のタイトル曲は、薬物依存からの脱却を図ったエアロスミスの音楽的再生を象徴する作品です。
ハードロックにポップメタルやブルースの要素を巧みに融合させたサウンドは、軽快なリズムとキャッチーなメロディが印象的で、バンドの新たな方向性を示す重要な楽曲となっています。
本作を含むアルバムは500万枚以上のセールスを記録し、5×プラチナ認定を獲得する大成功を収めました。
夏のドライブや仲間との集まりで流せば、80年代の洋楽黄金期の雰囲気を存分に味わえますよ!
Straight UpPaula Abdul

80年代後半のダンス・ポップシーンに革命をもたらした、アメリカ出身のポーラ・アブドゥルさん。
振付師として成功を収めていた彼女が、1988年に送り出したデビューアルバム『Forever Your Girl』の3枚目のシングルは、その後の音楽人生を決定づける記念すべき作品となりました。
ニュー・ジャック・スウィングとファンクを巧みにブレンドしたサウンドに、恋愛における複雑な心境を率直に歌った歌詞が印象的です。
デヴィッド・フィンチャー監督による白黒のMVでは、アブドゥルさん自身の振付による洗練されたダンスが話題となり、1989年のMTVビデオ・ミュージック・アワードで4部門を受賞する快挙を成し遂げました。
本作は3週連続でビルボード1位を獲得し、16か国以上でトップ10入りを果たした国際的な大ヒット曲です。
真夏のプレイリストにもぜひ!
High ‘n’ Dry (Saturday Night)Def Leppard

イギリス・シェフィールド出身のハードロック・バンド、デフ・レパードが1981年にリリースしたセカンド・アルバム『High ‘n’ Dry』のタイトル曲は、週末の夜の高揚感と自由な雰囲気を見事に表現した名曲です。
ハードロックとヘヴィメタルの要素を融合させたエネルギッシュなサウンドが特徴で、ギターリフとリズムセクションの緻密な絡み合いが聴衆を引き込む力強い演奏を生み出しています。
本作はVH1の「40 Greatest Metal Songs」で33位にランクインするなど高い評価を受け、デフ・レパードの代表曲の一つとして愛され続けていますね。
明日のことは考えずに、真夏の夜のパーティーで爆音で楽しみましょう!
Goin’ CrazyDavid Lee Roth

イントロから炸裂するハードロックサウンドと、デヴィッド・リー・ロスさん独特のエネルギッシュなボーカルが印象的な楽曲ですね!
アメリカ出身のロックスター、ロスさんがヴァン・ヘイレンを脱退後、ギタリストのスティーヴ・ヴァイさんらと結成した新バンドでの代表曲の1つで、1986年9月にアルバム『Eat ‘Em and Smile』からのセカンドシングルとしてリリースされました。
ハードロックとグラムメタルを融合させたサウンドに、ロスさんらしいユーモアと派手な演出が光るミュージックビデオも話題となり、全米ビルボードHot 100で66位を記録しています。
暑い夏の日に頭を空っぽにして爆音で楽しみたい、痛快なロックナンバーです!
KissPrince & The Revolution

ファンクとポップの境界を見事に曖昧にしながら、音楽の常識を覆すような革新的なアプローチで1986年にリリースされた本作は、殿下ことプリンスさんの天才的なセンスが光る代表曲の1つです。
ベースラインを完全に排除し、ドラムマシンとギターカッティング、そして魅惑的なファルセットボーカルだけで構成されたミニマルな楽曲構成は、まさにファンク・ミュージックの新境地を切り開いた記念すべき作品と言えるでしょう。
アルバム『Parade』に収録され、映画『Under the Cherry Moon』のサウンドトラックとしても使用された本作は、1986年4月に全米チャート1位を記録し、殿下にとって3曲目の全米ナンバー1ヒットとなりました。
スッカスカながらも圧倒的なグルーヴ感を持つ本作は、猛暑の日々にも体全体でファンクネスを味わいたい方にぜひおすすめしたい名曲です。
Hot Summer NightsMiami Sound Machine

1980年代の洋楽シーンにおいて、最も「夏」を感じさせるバンドと言われてこのマイアミ・サウンド・マシーンを挙げられる方は多そうです。
ラテン・ミュージック界における代表的な女性シンガーの1人、グロリア・エステファンさんが在籍していたバンドとしても有名ですよね。
タイトルからして夏真っ盛りなこの楽曲は、あの大ヒット映画『トップガン』の挿入歌でもあります。
シングル・カットされたのは日本を含めた一部の国のみではありますが、いかにも80年代と言わんばかりの主張するスネアの音、派手なホーン・セクション、鳴り響くシンセとギター、キャッチーなメロディを聴いて、当時を知る方は思わず踊り出したくなってしまうのでは?
ストリーミングやCDではなく、あえてカセットテープで流したい曲です!
Long Hot SummerThe Style Council

イギリスのロックバンド、スタイル・カウンシル。
彼らの代表曲として知られているのが『Long Hot Summer』です。
こちらはジャズとソウルを組み合わせたような曲で、ダウナーな印象に仕上がっています。
その歌詞は、失恋に打ちのめされ、絶望しているうちに長い夏が終わってしまったと歌う内容です。
聴いていると、なんだか胸が苦しくなってしまきますよ。
ちなみにこの曲がリリースされた1983年は、イギリスを異例の猛暑が襲ったことでも知られています。