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【初級】初めての練習曲はコレ!大人のピアノ初心者におすすめの定番練習曲

ピアノ初心者にとって、悩みの種となる「練習曲選び」。

特に、大人になってから独学で始められる場合、どのような曲を選べば練習を楽しくスムーズに進められるだろうかと悩まれることも多いでしょう。

独学でピアノを学ぶ場合、特定の曲に絞って集中的に練習する方法と、さまざまなテクニック要素が含まれた曲をバランスよく練習し、ピアノの弾き方や楽譜の読み方を基礎から学ぶ方法が考えられます。

本記事では、基礎力も身につけていきたい後者の方に向けて、おすすめの練習曲をご紹介します!

クラシックからポピュラーなものまで、幅広く選曲していますので、ぜひ興味が湧いた曲から練習してみてくださいね。

【初級】初めての練習曲はコレ!大人のピアノ初心者におすすめの定番練習曲(111〜120)

エコセーズLudwig van Beethoven

エコセーズ ECOSSAISE/ベートーヴェンBeethoven WoO.83
エコセーズLudwig van Beethoven

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンのピアノ作品のなかでも、初心者向けの曲として親しまれている『6つのエコセーズ』。

繰り返されるテーマの間に、5つの短いテーマが挟み込まれる形で構成されており、曲調の切替や表現のメリハリを学ぶのにピッタリの作品です。

スタッカート、レガート、ターンなどの基本的なテクニックが詰まっているので、丁寧に練習していくことでレベルアップにもつながります。

繰り返しが多く覚えやすいので発表会曲にもオススメです!

オーラ・リーGeorge Rodway Poulton

オーラ・リー・アメリカ民謡【ゆっくり】(初級ピアノ楽譜)ポピュラー
オーラ・リーGeorge Rodway Poulton

小学校の音楽の教科書にも掲載され日本でも親しまれている、アメリカの大衆民謡『オーラ・リー』。

アメリカの伝説的ロックスター、エルヴィス・プレスリーさんの名曲『Love Me Tender』の原曲としても知られている楽曲です。

素朴で耳に残りやすいメロディは1オクターブ以内で構成されており、4分音符と2分音符のみでリズムも非常にシンプル!

音を読んだり音の長さを覚えたりしながら、じっくり練習してみてくださいね。

ぶんぶんぶんボヘミア民謡

ピアノ初心者、特にピアノを始めたばかりのお子さまの練習曲や発表会曲としておなじみの、ボヘミア民謡『ぶんぶんぶん』。

楽器経験の有無にかかわらず、このメロディを知らない方はおそらくいないのではないでしょうか?

シンプルかつ1オクターブ以内に収まったメロディは初心者の方でも演奏しやすいため、ドレミを把握できていなくても、音を耳で追いながら練習したり歌いながら何度も弾いてみたりすることで、無理なくマスターできるでしょう。

発表会などで披露する場合は、連弾でサポートしてもらいながら演奏すると、より豪華に仕上がりますよ!

ツェルニー100番練習曲 op.139 1番Carl Czerny

ツェルニー100番練習曲 1番 (Czerny op.139 No.1)
ツェルニー100番練習曲 op.139 1番Carl Czerny

数多くの練習曲をこの世に残したオーストリアの作曲家カール・ツェルニー。

「練習曲を作った人」というイメージが強いですが、実はルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの弟子であり、フランツ・リストの師でもあるクラシック界の重要人物なんです!

そんなツェルニーが作った練習曲集の中でも、『ツェルニー100番練習曲 op.139』は、譜読みしやすいものの程よく音楽的で、ピアノ初心者にピッタリの教材です。

100曲も収録されているため、必要そうなものをピックアップして進めていくのもよいでしょう。

ピアノソナタ第11番 イ長調 K.331 第3楽章「トルコ行進曲」Wolfgang Amadeus Mozart

ピアノ学習者が一度は弾いてみたいと思う、ウォルフガング・アマデウス・モーツァルトの『トルコ行進曲』。

本来は『ピアノソナタ第11番 イ長調 K.331』の第3楽章であり、独立した作品ではありませんが、現在では第3楽章だけを取り上げて演奏される機会の方が多くなっています。

おなじみのテーマが形を変えて繰り返されますが、次第に難易度が高くなっていくため、後半部分は意外に難しいんです!

まずは易しいアレンジで練習し、慣れてから原曲にチャレンジするのもよいかもしれませんね。