【高齢者向け】秋を感じる簡単な工作。たのしい制作レク
高齢者におすすめの、秋にぴったりの工作を紹介します!
秋のイベントや彩りを感じられる工作、見ると思わずたそがれてしまう秋の工作など、高齢者向けの簡単で楽しいアイデアが満載です!
デイサービスや介護現場などで連日のレクに頭を悩ませている方、秋の工作を探している方、よければ参考にしてみてくださいね。
細かい作業が少なく、丸めたり貼ったりする簡単な工程の工作が多いので、高齢者の方にもきっと楽しんでもらえると思います!
【高齢者向け】秋を感じる簡単な工作。たのしい制作レク(91〜95)
秋のイチョウ

秋に色づいたイチョウ並木は美しいですよね!
黄色は気分をあげてくれるカラーでもあるので、秋のイチョウをちぎり絵に取り入れれば、きっと元気をもらえるのではないでしょうか。
木の幹はあらかじめ、画用紙にクレヨンや色鉛筆で描いておいても、ちぎり絵で作ってもOK。
イチョウは黄色い折り紙や和紙、広告をちぎって作りましょう。
特徴的な形をちぎるのが難しい場合は、適当な形でも問題ありません!
黄色だけではなく、茶色、赤色など他の色を混ぜることで、にぎやかな秋のイチョウを表現できますね。
秋の壁面飾り・つるし飾り

ぶどうの実をイメージした色の画用紙や折り紙で輪を作り、それを組み合わせて立体的なぶどうの房を作っていきましょう。
輪を連結させていくシンプルな工程の繰り返しなので、お手軽さもありつつしっかりと指を動かせるところがポイントですね。
連結させる輪は1本だけでなく、複数の連続した輪がならぶことで豊かにぶどうが実る様子も感じさせますね。
また同じ紫ではなく、さまざまな色を使えばグラデーションがより立体感を高めてくれますよ。
折り紙のいがぐり

秋が深まってきた時期に実をつけるくりを、それを包み込むトゲトゲのいがも含めて折り紙で再現しましょう。
折り紙をたたんで細長くカット、それを三角形に切ってとげを1本ずつ作って円形の台紙に貼り付けます。
そのとげがついた土台の真ん中をへこませるように整え、物を置けるような形にすればいがの完成です。
くりの本体は丸めた紙に、2色の茶色い折り紙をかぶせて作っていきます。
折り紙にしっかりとしわをつけて、不ぞろいな立体感を演出するのがそれらしく見せるポイントですよ。
細いカットや紙を丸める動きなど、指先の動きが大切な工作ではないでしょうか。
立体的な折り紙コスモス
秋を代表する花、コスモスは一つひとつはシンプルでかわいい花です。
一面に咲き誇るコスモス畑を見ると圧巻、見ごたえがありますよね。
そんなコスモス畑をイメージして、立体的なコスモスの花を壁一面にちりばめてみるのはどうでしょうか?
コスモスの花は折りたたんだ折り紙を切って作るのですが、根本を残して一部分を切り落とすことによってのりしろができ、立体感のあるコスモスの花に仕上がります。
葉と茎は細かい切り絵の要領で、先の細いはさみを使って、切りすぎてしまわないように気をつけてくださいね。
さつまいも
壁面装飾やレクの道具としても活躍しそうな秋の味覚「さつまいも」を折り紙で作ってみましょう。
根、葉、ツルの3つを作りますが、葉は作業が細かいので、高齢者の方にはさつまいもとなる根とツルを作ってもらうのがいいと思います。
いらない紙を丸め、さつまいもに見えるように整形します。
さらに丸めてやわらかくした赤紫の色紙を、包むようにして上からのりで貼ればさつまいもの完成!
ツルは緑色の色紙を短冊切りにして、紙ひもみたいになるよう丸めて作りましょう。
細くしてから一度、爪よう枝に巻きつけるとツル感が出ます。
芋掘りのかわりに、さつまいもを作って秋を感じてくださいね。