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J.S.バッハ|名曲、代表曲をご紹介

現在流行っている曲は、クラシックだけでなくポップスもジャズも含め、これまでの作曲家が大きく関わっています。

なかでもクラシックは音楽の基礎と言われていますが、そのなかでも「音楽の父」で有名なヨハン・ゼバスティアン・バッハは、まさに音楽の土台を作った一人と言っても過言ではないでしょう。

そんなバッハの音楽は、宗教的な色彩を持ちながら、哲学的な深さと細部まで緻密に洗練されている構成が特徴的で、メロディも非常に美しい作品ばかりです。

史上最高の作曲家であるヨハン・ゼバスティアン・バッハの音楽の世界を、ぜひご覧ください。

もくじ

J.S.バッハ|名曲、代表曲をご紹介(1〜20)

フランス組曲 第2番 BWV 813 メヌエットⅡNEW!J.S.Bach

J.S. Bach: French Suite No. 2 in C Minor, BWV 813: VI. Menuet II (BWV 813a)
フランス組曲 第2番 BWV 813 メヌエットⅡNEW!J.S.Bach

バロック音楽の美しさが詰まったフランス組曲の中の優雅な舞曲です。

1722年頃に作曲されたハ短調の調性が持つ厳粛さとメヌエット特有の品格があるリズムが見事に融合していて、バッハが築き上げたポリフォニーの世界を存分に味わえます。

技術的な難易度が比較的控えめなため、バロック音楽に挑戦してみたい方や装飾音の表現を学びたい方には絶好の教材となるでしょう。

本作はABA形式で構成されていて、演奏者の解釈やフレージングの工夫によって多彩な表情を見せてくれます。

チェンバロで書かれた原曲をピアノで弾く際の音色の探求も楽しめますよ!

フランス組曲 第4番 BWV 814 ガヴォットNEW!J.S.Bach

Bach French Suite No. 4 in E-flat Major BWV 815 Gavotte Piano Tutorial
フランス組曲 第4番 BWV 814 ガヴォットNEW!J.S.Bach

フランス舞曲の軽やかなリズムを堪能できるバロック時代の名曲がこちらです。

1722年から1725年の間に作曲された組曲の第4楽章として親しまれ、4分の2拍子の明快で躍動感があふれる舞曲として構成されています。

二音ずつの音型が連続する簡潔なモチーフの繰り返しが特徴で、バッハ特有の対位法的な美しさと宮廷舞曲としての優雅さが見事に融合しています。

チェンバロ用に書かれた原曲ですが現代ではピアノでの演奏が一般的で、明快なリズム感と繊細なタッチが求められます。

バロック音楽に挑戦したい方や、舞曲の魅力を体感したい方におすすめです。

ゴルトベルク変奏曲 BWV988J.S.Bach

Glenn Gould 1/4 Goldberg Variations (HQ audio – 1981)
ゴルトベルク変奏曲 BWV988J.S.Bach

バロック時代を代表する作曲家、ヨハン・ゼバスティアン・バッハ。

「音楽の父」と呼ばれる彼が1741年に作曲したのが、この変奏曲です。

2段の手鍵盤のチェンバロのために書かれた本作は、アリアと30の変奏から成り、各変奏は繰り返しを含む2部構成。

3の倍数の変奏にはカノンが用いられ、音程が徐々に広がっていく構造が特徴的です。

バッハの数学への興味や数秘術を反映した工夫が随所に見られ、聴く者を飽きさせません。

チェンバロだけでなくピアノでの演奏も一般的で、グレン・グールドの1955年の録音は、この作品の普及に大きく貢献しました。

バッハの音楽に興味がある方にぜひおすすめです。

トッカータとフーガ ニ短調 BWV565J.S.Bach

J.S.バッハ:トッカータとフーガ ニ短調 BWV565(J.S.Bach: Toccata and Fugue in D minor, BWV565) / 石丸由佳(Yuka Ishimaru)
トッカータとフーガ ニ短調 BWV565J.S.Bach

ヨハン・ゼバスティアン・バッハが作曲したオルガン作品。

冒頭の旋律は、誰もが一度は聴いたことがあるのではないでしょうか。

バロック音楽を代表するこの曲は、力強いトッカータと緻密なフーガの2部構成で、聴く者を圧倒します。

オルガンの壮大な響きが教会に満ち溢れる様子は、まるで神の声を聴いているかのよう。

しかし、バッハの作品としては珍しく単純な構成で、別の作曲家によるものだという説もあるそうです。

ヴァイオリン曲として作られた後にオルガン用に編曲されたという説もあり、謎多き名曲です。

音楽史に残る傑作を、ぜひ聴いてみてください。

フランス組曲 第1番 BWV 812 サラバンドNEW!J.S.Bach

Bach French Suite No.1 “Sarabande” P. Barton, FEURICH 133 piano
フランス組曲 第1番 BWV 812 サラバンドNEW!J.S.Bach

バロック音楽に憧れはあるものの、複雑な対位法が苦手という方にはこの楽曲がおすすめです。

1722年頃に作曲されたこの作品は、アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帳に収められていることからも、家庭での演奏を意図した親しみやすい楽曲となっています。

3拍子のゆっくりとした舞曲で、シンプルな和声進行と美しい装飾音が特徴的です。

曲調もゆっくりですし、難しいフレーズも技巧的なところもないため、バロック音楽を弾き始めた方でも練習すればすぐに演奏できます。

音色や表現、強弱などが重視されるので、良い音色の探求をしながら弾きましょう。