J.S.バッハ|名曲、代表曲をご紹介
現在流行っている曲は、クラシックだけでなくポップスもジャズも含め、これまでの作曲家が大きく関わっています。
なかでもクラシックは音楽の基礎と言われていますが、そのなかでも「音楽の父」で有名なヨハン・ゼバスティアン・バッハは、まさに音楽の土台を作った一人と言っても過言ではないでしょう。
そんなバッハの音楽は、宗教的な色彩を持ちながら、哲学的な深さと細部まで緻密に洗練されている構成が特徴的で、メロディも非常に美しい作品ばかりです。
史上最高の作曲家であるヨハン・ゼバスティアン・バッハの音楽の世界を、ぜひご覧ください。
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J.S.バッハ|名曲、代表曲をご紹介(1〜10)
幻想曲とフーガ ト短調 BWV542J.S.Bach

『大フーガ』と呼ばれるバッハのオルガン曲でも傑作中の傑作です。
荘厳な響きのするパイプオルガンだからこそ演奏できる曲と言えますね。
フーガのテーマはオランダの民謡からとられました。
教会オルガニストのオーディション用に作った曲とも言われています。
おお、汝、父なる神J.S.Bach

音楽の父、ヨハン・ゼバスティアン・バッハ。
バッハがヴァイマル時代の1713年頃に残したオルガン曲集『Orgelbüchlein』には、多くの名曲が収められています。
その中の1曲である本作は、「主の祈り」を基にしたコラールを編曲したものです。
穏やかながらも気高い旋律と、それを繊細に彩る内声の動きは、深い祈りの心そのものを表しているかのようです。
もともと教会の礼拝で、会衆が歌う聖歌の導入として演奏されていました。
心を静めたい夜や、清らかな気持ちで一日を始めたい朝に、教会に響く音色を想像し、1音1音を味わいながら聴いてみてくださいね。
ミサ曲 ロ短調 BWV232J.S.Bach

ヨハン・ゼバスティアン・バッハが生涯をかけて作り上げた『ミサ曲 ロ短調』。
この曲は、バッハの宗教音楽の集大成とも言える壮大な作品です。
1749年頃に完成したとされるこの曲は、カトリック教会のミサの形式を踏襲しながら、ルター派の解釈も取り入れた独自の表現が特徴的。
バッハの対位法の技術が存分に発揮され、厳格な形式美と深い宗教的情感が見事に融合しています。
バッハの深い信仰心と音楽的才能が結実したこの曲は、神への祈りや讃美を通じて、人々の心に響く普遍的な魅力を放っています。
クラシック音楽に興味のある方はもちろん、宗教音楽の奥深さを感じたい方にもオススメの1曲です。
J.S.バッハ|名曲、代表曲をご紹介(11〜20)
平均律クラヴィーア曲集 第1巻第1番 ハ長調 BWV846-BWV869BWJ.S.Bach

ピアノを学んでいる方なら一度は触れたことのある、平均律クラヴィーア曲集です。
すべての曲は、前奏曲である「プレリュード」と、冒頭の主題を複数の声部で追いかけっこのように模倣するような形式である「フーガ」のセットで構成されています。
もっとも有名なこの第1曲で、のちにグノーの『アヴェ・マリア』の伴奏にも使われました。
チェンバロ協奏曲 第1番 ニ短調 BWV1052J.S.Bach

ヨハン・ゼバスティアン・バッハが1738年から1739年頃に作曲した傑作。
バッハがライプツィヒで音楽監督を務めていた時期の作品です。
チェンバロの独奏が華やかに展開する3つの楽章からなり、力強さと繊細さが絶妙に調和しています。
第1楽章は力強いリトルネッロ形式、第2楽章はメランコリックで装飾的な旋律が特徴的。
第3楽章では再びエネルギッシュな展開を見せます。
バロック音楽の醍醐味を存分に味わえる本作。
チェンバロ音楽の魅力に触れたい方にオススメの1曲です。
主よ、人の望みの喜びよ BWV 147J.S.Bach

1723年、バッハがライプツィヒのトーマス教会で音楽監督として活躍し始めた年に作曲されたのが、この教会カンタータ。
イエスへの信仰と感謝を歌った内容で、バッハ特有の複雑な対位法と豊かなハーモニーが光ります。
単純な旋律と感情に訴えかける歌詞の組み合わせが、聴く者の心を癒す力を持っています。
宗教的なメッセージを伝えつつ、結婚式やクリスマスなど様々な場面で演奏され続ける本作。
さまざまな楽器で演奏されているので、ぜひほかの編曲版も聴いてみてくださいね。
無伴奏チェロ組曲 第1番J.S.Bach

本作は、バッハがチェロ独奏のために書いた6曲の組曲のうちの第1番。
プレリュードから始まる6つの楽章で構成され、チェロという楽器の可能性を広げることに成功しています。
流れるようなアルペジオが特徴的な冒頭の入りの旋律から、チェロの豊かな響きを存分に引き出し、聴き手を魅了します。
本作は、技術的な難しさと音楽的な深みが絶妙に組み合わされており、演奏者にとっても聴き手にとっても深い感銘を与える作品です。





