J.S.バッハ|名曲、代表曲をご紹介
現在流行っている曲は、クラシックだけでなくポップスもジャズも含め、これまでの作曲家が大きく関わっています。
なかでもクラシックは音楽の基礎と言われていますが、そのなかでも「音楽の父」で有名なヨハン・ゼバスティアン・バッハは、まさに音楽の土台を作った一人と言っても過言ではないでしょう。
そんなバッハの音楽は、宗教的な色彩を持ちながら、哲学的な深さと細部まで緻密に洗練されている構成が特徴的で、メロディも非常に美しい作品ばかりです。
史上最高の作曲家であるヨハン・ゼバスティアン・バッハの音楽の世界を、ぜひご覧ください。
J.S.バッハ|名曲、代表曲をご紹介(31〜40)
9つの小前奏曲 ハ長調 BWV927J.S.Bach

バッハの小プレリュードといえば、『6つの小前奏曲』と『9つの小前奏曲』が有名ですよね。
今回はそのなかでも、こちらの『9つの小前奏曲 ハ長調 BWV927』を紹介したいと思います。
シンプルで短く構成されたこの作品は、初級のなかでも真ん中あたりに位置する難易度です。
9小節目からの左手が難しいように思えるかもしれませんが、跳躍も少なく比較的易しい作品ですので、左手に苦手意識を持っている初心者の方でも演奏しやすいのではないでしょうか。
小フーガ ト短調 BWV578J.S.Bach

『小フーガ ト短調 BWV578』は、バロック時代を代表する作曲家ヨハン・セバスティアン・バッハが手掛けたオルガン曲の中でも特に人気の高い作品。
1700年代初頭に作曲された作品といわれており、主題を異なる声部が追いかけるフーガ形式によって生み出される複雑なハーモニーが、時代を越えて多くの人々の心をとらえています。
フーガは、バッハの作品に多用されている音楽様式の一つ。
バロック音楽を象徴する形式でもあるので、バロック時代の音楽に興味のある方は、ぜひ声部の重なり方などにも注目しながら聴いてみてくださいね。
平均律クラヴィーラ 第1巻 第1番 プレリュード BWV846J.S.Bach

バロック時代を代表する作曲家、ヨハン・セバスティアン・バッハが残した名曲を紹介します。
1722年に完成した『平均律クラヴィーア曲集』の冒頭を飾るこの作品は、シンプルながら美しい旋律が印象的です。
流れるような音の連なりが、聴く人に安らぎと喜びをもたらします。
バッハは音楽教育のためにこの曲集を作曲しました。
技術向上を目指す方はもちろん、クラシック音楽に親しみたい方にもおすすめです。
ピアノを始めたばかりの方でも、右手で旋律、左手で和音を奏でる構成なので、取り組みやすいでしょう。
フーガの技法 BWV1080J.S.Bach

エマーソン弦楽四重奏団による演奏で、楽譜スクロール付きの動画。
主題をさまざまな対位法的手法で展開させたバッハ晩年の作品です。
楽器指定がなく、鍵盤楽器の他この動画のように合奏でも演奏されます。
最後のフーガは未完に終わっています。
主よ深きふちの底よりJ.S.Bach

深い苦悩の底から響く、魂の切実な叫びを音楽にしたような荘厳な作品です。
音楽の父として知られるヨハン・ゼバスティアン・バッハによる教会カンタータで、1724年10月にライプツィヒで公開されました。
この楽曲は、マルティン・ルターの賛美歌をもとに、罪の告白と赦しへの希望という深いテーマを描いています。
4本のトロンボーンが合唱に重なることで生まれる重厚な音色は、おごそかな雰囲気を演出し、聴く人の心に深く迫ります。
本作は、心が沈みがちなときや、静かに自分自身と向き合いたい夜に聴くのがオススメです。
苦悩の先に確かな光を見いだすような力強い展開が、明日へ踏み出す勇気を与えてくれます。
J.S.バッハ|名曲、代表曲をご紹介(41〜50)
カンタータ「おしゃべりはやめて、お静かに」BWV211J.S.Bach

別名コーヒーカンタータとして親しまれています。
当時のコーヒーにはまる人々を風刺した音楽で、バッハ自身はこの曲は静かな場所ではなく騒がしいところで演奏されるべきだという考えを持っていたようで、コーヒー店で演奏されました。
カンタータは教会カンタータと、世俗カンタータの2種類があり、こちらの曲は世俗カンタータに分類されます。
音楽の捧げもの BWV1079J.S.Bach

大王のテーマといわれる、一見するとかなり不思議な旋律のテーマから始まる曲。
このテーマから16もの作品が作られているというから驚きです。
音楽の捧げものはこの16の曲集の名前です。
若干不気味な感じすらするこの曲の作曲経緯は諸説ありますが、フリードリヒ大王に指定されたテーマでその場で即興演奏し、それをのちにまとめたものという説もあります。
トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調 BWV564J.S.Bach

バロック音楽の巨匠、ヨハン・ゼバスティアン・バッハが手掛けた傑作。
壮麗な構成と、オルガンの魅力を存分に引き出した演奏技巧が光ります。
トッカータの華やかさ、アダージョの哀愁、フーガの軽快さと、3つの楽章それぞれに異なる表情を持つ本作。
1708年から1714年頃に作曲され、約16分30秒の演奏時間で聴衆を圧倒します。
20世紀には、ブゾーニやストコフスキーによってピアノやオーケストラ版への編曲も行われ、より幅広い演奏機会を得ました。
オルガン音楽の醍醐味を味わいたい方や、バロック音楽の奥深さに触れたい方にオススメの1曲です。
管弦楽組曲 第2番J.S.Bach

第二番はフルートの活躍が特徴的です。
フルーティストの高い技術と音楽性が要求されます。
中でもポロネーズは有名で、ポーランド風の、という意味です。
いちどは耳にしたことがあるのではないでしょうか。
7曲目のバディネリも有名なので合わせて聴いていただきたいです。
ゴルトベルク変奏曲J.S.Bach

眠れない夜に慰めを求めた伯爵のために作曲されたという伝説が残る、ヨハン・ゼバスティアン・バッハの鍵盤作品。
1741年に出版された本作は、穏やかなサラバンド風のアリアから始まり、30の変奏を経て再びアリアへと回帰する、壮大な構成が魅力です。
3の倍数ごとに配置されたカノンは、ユニゾンから9度まで音程が広がっていく緻密な設計。
映画『羊たちの沈黙』や『イングリッシュ・ペイシェント』でも印象的なシーンに使用され、静謐でありながら深い緊張感を湛えた響きが映像と見事に調和しています。
1955年にグレン・グールドさんが録音したピアノ版は世界的なベストセラーとなり、1983年にはグラミー殿堂入りを果たしました。
夜のひとときに心を落ち着けたい方、日々の喧騒から離れて内省的な時間を過ごしたい方にぴったりの一曲です。


