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J.S.バッハ|名曲、代表曲をご紹介

現在流行っている曲は、クラシックだけでなくポップスもジャズも含め、これまでの作曲家が大きく関わっています。

なかでもクラシックは音楽の基礎と言われていますが、そのなかでも「音楽の父」で有名なヨハン・ゼバスティアン・バッハは、まさに音楽の土台を作った一人と言っても過言ではないでしょう。

そんなバッハの音楽は、宗教的な色彩を持ちながら、哲学的な深さと細部まで緻密に洗練されている構成が特徴的で、メロディも非常に美しい作品ばかりです。

史上最高の作曲家であるヨハン・ゼバスティアン・バッハの音楽の世界を、ぜひご覧ください。

もくじ

J.S.バッハ|名曲、代表曲をご紹介(21〜40)

カンタータ「我がうちに憂いは満ちぬ」BWV21J.S.Bach

Bach – Sinfonia from Cantata Ich hatte viel Bekümmernis BWV 21 – Sato | Netherlands Bach Society
カンタータ「我がうちに憂いは満ちぬ」BWV21J.S.Bach

ヨハン・ゼバスティアン・バッハが1713年頃に作曲したカンタータ。

深い精神的な苦悩とその克服を描いた本作は、2部構成で全11曲からなります。

第1部では、詩篇の言葉を引用しながら、人生の苦しみや神から見放されたかのような孤独感が表現されています。

第2部では、神の慈悲による救済が描かれ、ソプラノとバスの二重唱などを通じて、苦しみが癒される瞬間が美しく表現されています。

バッハの初期のカンタータの中でも特に壮大な作品として評価されており、苦悩の中から救いへと向かう心理的ドラマが音楽的に巧みに表現されています。

ブランデンブルク協奏曲 第5番 BWV1050J.S.Bach

La Petite Bande Osaka 2011: Bach Brandenburg Concerto No.5 (1/3) .mp4
ブランデンブルク協奏曲 第5番 BWV1050J.S.Bach

ヨハン・ゼバスティアン・バッハが1720年頃に作曲した本作は、チェンバロを独奏楽器として前面に押し出した画期的な作品です。

『ブランデンブルク協奏曲』は全6曲あり、そのなかの第5番はフルートとヴァイオリンも独奏楽器として使用され、他の協奏曲のなかでもセットが印象的な作品です。

第1楽章の明るく雅やかな雰囲気、第2楽章の憂うつなムード、そして第3楽章で再び華やかに展開する様は、まるで人生の喜怒哀楽を表現しているかのよう。

バッハの音楽的才能と独創性が存分に発揮された本作は、クラシック音楽を深く味わいたい方にぜひオススメしたい1曲です。

コラール前奏曲「目覚めよと呼ぶ声が聞こえ」BWV 645J.S.Bach

同名のカンタータ『目覚めよと呼ぶ声が聴こえ BWV140』のなかの第4曲の有名なコラールをオルガン用に編曲したものです。

シュープラー・コラール集と言われるオルガンのためのコラール集の第1曲として有名で、オルガンコラールの作曲の手本としても愛されています。

シンフォニア No.1ハ長調J.S.Bach

バッハ/シンフォニア No.1ハ長調 ( J.S.Bach – Sinfonia No.1 in C Major, BWV 787, from Three-Part Invention )
シンフォニア No.1ハ長調J.S.Bach

明るく快活な三声のピアノ旋律が美しい小品で、1720年に息子の教育のために書かれた作品です。

冒頭から流れるように展開される主題は、上声部から中声部、下声部へと優雅に受け継がれ、バロック音楽ならではの緻密な対位法が光ります。

本作は、途切れることのない旋律線と心地よい和声進行により、聴き手を魅了する魅力に満ちています。

パッセージがはっきりと聞こえ、フレーズのつながりも自然で、小学校高学年の子供たちにぴったりの演奏曲です。

きらびやかな音の重なりと豊かな表現力で、発表会の舞台を華やかに彩れることでしょう。

幻想曲とフーガ ト短調 BWV542J.S.Bach

J. S. Bach – Fantasia and Fugue for organ in G minor BWV 542 – Ton Koopman Organ
幻想曲とフーガ ト短調 BWV542J.S.Bach

『大フーガ』と呼ばれるバッハのオルガン曲でも傑作中の傑作です。

荘厳な響きのするパイプオルガンだからこそ演奏できる曲と言えますね。

フーガのテーマはオランダの民謡からとられました。

教会オルガニストのオーディション用に作った曲とも言われています。