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J.S.バッハ|名曲、代表曲をご紹介

現在流行っている曲は、クラシックだけでなくポップスもジャズも含め、これまでの作曲家が大きく関わっています。

なかでもクラシックは音楽の基礎と言われていますが、そのなかでも「音楽の父」で有名なヨハン・ゼバスティアン・バッハは、まさに音楽の土台を作った一人と言っても過言ではないでしょう。

そんなバッハの音楽は、宗教的な色彩を持ちながら、哲学的な深さと細部まで緻密に洗練されている構成が特徴的で、メロディも非常に美しい作品ばかりです。

史上最高の作曲家であるヨハン・ゼバスティアン・バッハの音楽の世界を、ぜひご覧ください。

J.S.バッハ|名曲、代表曲をご紹介(41〜50)

カンタータ「おしゃべりはやめて、お静かに」BWV211J.S.Bach

J.S.バッハ: コーヒー・カンタータ「お静かに,お喋りめさるな」:ああ,コーヒーのおいしいこと[ナクソス・クラシック・キュレーション #かわいい]
カンタータ「おしゃべりはやめて、お静かに」BWV211J.S.Bach

別名コーヒーカンタータとして親しまれています。

当時のコーヒーにはまる人々を風刺した音楽で、バッハ自身はこの曲は静かな場所ではなく騒がしいところで演奏されるべきだという考えを持っていたようで、コーヒー店で演奏されました。

カンタータは教会カンタータと、世俗カンタータの2種類があり、こちらの曲は世俗カンタータに分類されます。

J.S.バッハ|名曲、代表曲をご紹介(51〜60)

音楽の捧げもの BWV1079J.S.Bach

JS Bach:Ricercare BWV1079 バッハ:音楽の捧げ物~トリオソナタ リチェルカーレ
音楽の捧げもの BWV1079J.S.Bach

大王のテーマといわれる、一見するとかなり不思議な旋律のテーマから始まる曲。

このテーマから16もの作品が作られているというから驚きです。

音楽の捧げものはこの16の曲集の名前です。

若干不気味な感じすらするこの曲の作曲経緯は諸説ありますが、フリードリヒ大王に指定されたテーマでその場で即興演奏し、それをのちにまとめたものという説もあります。

トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調 BWV564J.S.Bach

バロック音楽の巨匠、ヨハン・ゼバスティアン・バッハが手掛けた傑作。

壮麗な構成と、オルガンの魅力を存分に引き出した演奏技巧が光ります。

トッカータの華やかさ、アダージョの哀愁、フーガの軽快さと、3つの楽章それぞれに異なる表情を持つ本作。

1708年から1714年頃に作曲され、約16分30秒の演奏時間で聴衆を圧倒します。

20世紀には、ブゾーニやストコフスキーによってピアノやオーケストラ版への編曲も行われ、より幅広い演奏機会を得ました。

オルガン音楽の醍醐味を味わいたい方や、バロック音楽の奥深さに触れたい方にオススメの1曲です。

インヴェンション8番 BWV779J.S.Bach

バッハ / インヴェンション No.8 へ長調 ( J.S.Bach: Two-Part Invention No.8 in F Major, BWV 779 )
インヴェンション8番 BWV779J.S.Bach

ファンファーレのような躍動感があふれる上行形の分散和音から始まり、明るく元気な雰囲気に満ちた3/4拍子のヘ長調の楽曲です。

上声部と下声部が1小節の時間差で追いかけ合うような掛け合いが生み出す独特のリズムが心地よく、聴く人の心を踊らせます。

本作は教育的な目的で書かれた作品ながら、その音楽的な魅力は聴衆の心をつかんで離しません。

左手の3、4、5指を使うパッセージは少々手強いものの、練習を重ねることで両手の技術向上が実感できる素晴らしい曲です。

明るく華やかな曲調と適度な技術的チャレンジが含まれているため、発表会で演奏する曲をお探しの方にぴったりでしょう。

管弦楽組曲 第2番J.S.Bach

Bach:Orchestral Suite No.2 (Flute:Emmanuel Pahud)
管弦楽組曲 第2番J.S.Bach

第二番はフルートの活躍が特徴的です。

フルーティストの高い技術と音楽性が要求されます。

中でもポロネーズは有名で、ポーランド風の、という意味です。

いちどは耳にしたことがあるのではないでしょうか。

7曲目のバディネリも有名なので合わせて聴いていただきたいです。

2つのバイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV 1043J.S.Bach

18世紀、ドイツで大活躍した作曲家、ヨハン・ゼバスティアン・バッハ。

ドイツの3大Bとしても知られ、日本の教科書にも登場するので、ほとんどの方がご存じだと思います。

さまざまな協奏曲はソロ、つまり一人で演奏されることが多いですがこちらの『2つのバイオリンのためのコンチェルト』はバイオリン2パートによるデュオの魅力を引き出した良曲で、バッハのバイオリンの曲として非常に有名な作品です。

対位法という複数の旋律をそれぞれの独立性を保ちながらミックスさせる手法をもちいたメロディで、現在でも根強い人気をほこっています。

G線上のアリアJ.S.Bach

J.S.バッハ / 管弦楽組曲第3番 BWV1068「G線上のアリア」
G線上のアリアJ.S.Bach

緩やかな旋律と優美な和声が織りなすバロック音楽の傑作。

J・S・バッハが1720年代に作曲したこの楽曲は、教会や宮殿で演奏されていた世俗音楽をもとに生まれました。

繊細な弦楽器の響きと、深い余韻を持つ低音が見事に調和し、聴く人の心を穏やかな気持ちへと導いてくれます。

19世紀には、ドイツのヴァイオリニスト、アウグスト・ヴィルヘルミによって編曲され、より親しみやすい形で世に広まりました。

本作は、TBS系ドラマ『G線上のあなたと私』でも取り上げられ、新たな注目を集めています。

落ち着いた環境で集中したい時や、心を静めたい時にオススメの一曲です。