J.S.バッハ|名曲、代表曲をご紹介
現在流行っている曲は、クラシックだけでなくポップスもジャズも含め、これまでの作曲家が大きく関わっています。
なかでもクラシックは音楽の基礎と言われていますが、そのなかでも「音楽の父」で有名なヨハン・ゼバスティアン・バッハは、まさに音楽の土台を作った一人と言っても過言ではないでしょう。
そんなバッハの音楽は、宗教的な色彩を持ちながら、哲学的な深さと細部まで緻密に洗練されている構成が特徴的で、メロディも非常に美しい作品ばかりです。
史上最高の作曲家であるヨハン・ゼバスティアン・バッハの音楽の世界を、ぜひご覧ください。
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J.S.バッハ|名曲、代表曲をご紹介(101〜110)
バッハ コラール 「主よ、人の望みの喜びよ」J.S.Bach

18世紀ドイツで活躍した作曲家、鍵盤楽器奏者、Johann Sebastian Bachが作曲した「心と口と行いと生活で」です。
全10曲からなる教会カンタータで、この動画は「主よ、人の望みの喜びよ」の名で知られるコラールの演奏です。
管弦楽組曲J.S.Bach

バッハ作曲の管弦楽作品です。
BWV1066から1069までの独立した4組曲から成り、それぞれが大変魅力的な4曲が合わさった本作はフランス風序曲形式の一つの完成体ともいわれています。
中でも第3組曲第2曲は「G線上のアリア」として大変有名です。
Air on G StringJ.S.Bach

この曲の旋律も非常に有名で、普段生活をしているならきっとどこかで間違いなく聴いていると思います。
私はイベントのセレモニーなどで、よく掛かっている印象があります。
この曲は定番中の定番なので、タイトルと曲を覚えましょう。
メヌエットJ.S.Bach

リコーダーだけでなくピアノなどでもよく演奏される『メヌエット』。
ヘ長調で演奏すればフラット一つで簡単に演奏できます。
音がつらつらとのぼっていったり、高い部分があったりして少し苦労するかもしれませんが、ゆっくり演奏しても問題のない曲なので、まずはゆっくりやってみましょう。
この曲、バッハの曲として知られていますが、実はもともとはペツォールトという作曲家が作った曲なんです!
その曲をバッハが当時の妻に作曲者を言わず、たまたま贈ったことでバッハの曲だという誤解が生まれたそうです。
Jesus, Joy Of Man’s Desiring(主よ、人の望みの喜びよ)J.S.Bach

バロック時代を代表する作曲家、バッハ先生の名曲として知られています。
優雅な三拍子のリズムが心地よく、穏やかで瞑想的な雰囲気を醸し出しています。
宗教的な深みと平和を感じさせる音楽性が特徴的ですね。
1723年、ライプツィヒでの訪問の祝祭のために改訂され、初演されました。
結婚式などの式典で好んで演奏されることが多く、その荘厳で静かなテンポは、ゲストの方々をお迎えする迎賓のシーンにぴったりです。
心を落ち着かせたい時や、穏やかな気持ちになりたい時におすすめですよ。
イギリス組曲第2番J.S.Bach

細部まで洗練されたバッハの曲の中でもイギリス組曲は凛とした鋭いかっこ良さを持っています。
飾らずともかっこいいバッハの音楽ですが、シンプルな作品ほど演奏者の真の力量が問われます。
この曲をかっこよく弾くには相当な実力が必要だと思われます。
コラール「いざ来ませ、異邦人の救い主」J.S.Bach

音楽の父バッハ作曲の賛美歌。
ミラノのアンブロジウスによるとされている『来ませ、異邦人の贖い主よ』というキリスト教の聖歌をもとにしています。
バッハの曲にかかせないと言っても過言ではないパイプオルガンの音色がおごそかな雰囲気を演出しています。
街にあふれる明るく華やかなクリスマスソングとは違いますが、神をたたえる賛美歌として教会などで祈りをささげながら清らかな気持ちで聴くのがオススメです。
コラール「主よ、人の望みの喜びよ」J.S.Bach

1723年7月2日の礼拝のためにバッハが書いた『カンタータ第147番「心と口と行いと生活で」』のなかの1曲。
この日は、主の母マリア訪問の祝日といわれる喜ばしい雰囲気に満ちた祝日です。
全10曲から成りますが、そのフィナーレあるこの曲はとくにも有名です。
「主よ、人の望みの喜びよ」というタイトルは、英訳名「Jesus, Joy of Man’s Desiring」からとられたものです。
サラバンドJ.S.Bach

『サラバンド』は、ピアノでおなじみのバッハの作品です。
ピアノやチェンバロで弾くのもステキですが、ギターもとても魅力がありますね。
ギターの音色は、なじみやすく日常的な曲に聞こえますね。
教会音楽で有名なバッハですが、ギターで奏でると親しみやすいので、すべての方にオススメですよ。
聴いてみてくださいね。
ブランデンブルク協奏曲第5番J.S.Bach

1つ1つの音がハッキリとした輪郭を持ち、それでいて調和しているペーター・シュライアー指揮、カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ室内管弦楽団による名演です。
西洋音楽の基礎を構築したバッハは、「音楽の父」と呼ばれています。
J.S.バッハ|名曲、代表曲をご紹介(111〜120)
無伴奏チェロ組曲J.S.Bach

こちらも、CMなどでよく耳にすることが多い曲でしょう。
重厚感のあるチェロだけの演奏なので、とてもシンプル。
チェロの重さだけでなく、柔らかさだったり優しさだったりと、いろんなチェロの顔が聴ける、ほかではなかなか聴けない曲です。
無伴奏チェロ組曲6番「サラバンド」J.S.Bach

バロック音楽の大家・ジョン・セバスチャン・バッハは、現在クラシックギターで重要なレパートリーとなっている曲を大量に生み出してもいます。
ギターやリュート以外のために書かれた曲のギターアレンジものには、ヴァイオリンなどでは聴く事のできなかった独特な和音がつけられたものも多く、有名なチェロ曲をギター用にアレンジした演奏にも素晴らしいものがいくつかあります。
無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番第5曲「シャコンヌ」J.S.Bach

「音楽の父」と呼ばれているバッハが35歳のときに書いたものであり、今でもバイオリンの最も重要なソロ・レパートリーの一つです。
全6曲からなる『無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ』の中でも、この第2番の『シャコンヌ』が最も有名です。
もともとシャコンヌとは、イタリア起源の緩やかな3拍子の舞曲の様式を指し、バッハの時代には「オスティナート・バス」と呼ばれる即興演奏を前提とした変奏の形式によく用いられていました。
この曲も短いバスのテーマがさまざまに装飾され、壮大な世界が創造されていきます。
目覚めよと呼ぶ声が聴こえJ.S.Bach

バッハ作曲のカンタータ第140番。
全7曲から構成されており、第1曲の『コラール 目覚めよと、われらに呼ばわる物見らの声』はオーボエと弦楽器の温かみのある音色が心地いいです。
クリスマスのディナーよりもランチやアフタヌーンティーを楽しむ際のBGMにぴったり!
上品な印象を受けるメロディーを聴いていると、自分も少し品のある人になれるような気持ちにさせてくれます。
管弦楽組曲第3番より「アリア」J.S.Bach

G線上のアリアとして広く知られています。
結婚式でも使われており、ヴァイオリンが奏でる旋律がとにかく美しいです。
弦楽器がしっとりと歌い上げています。
情熱的に熱く燃え上がる恋愛というよりは、おだやかで落ち着いた大人の恋愛という印象を持ちます。
メヌエット 第3番J.S.Bach

バッハの有名なメヌエット。
拍ごとのアタックの重視が重要となってきます。
しっかりと舞踏音楽のノリを意識しながら弾きましょう。
テンポ自体はゆっくりめなので自分のペースで弾いてOKです。
後半の雰囲気が変わるとことは弾き甲斐あります。
2つのヴァイオリンのための協奏曲BWV 1043J.S.Bach

この曲では2台の独奏バイオリンが用いられています。
2台のバイオリンは対等な関係にあり、お互いに相手を常に模倣しながら、演奏をくりひろげます。
一人の問いかけに対してもう一人が応答し、それにまた相手が答え……といった音楽による対話が、端正で格式が高い協奏曲を作り出しています。
合奏部分と2台のソロを中心とする部分を交代させながら曲が進み対話形式がわかりやすい第1楽章、情緒的なメロディーがよどみなく流れる第2楽章、緊迫感が高まりスリリングな音楽が展開される第3楽章の3楽章構成となっています。
5つの小前奏曲 第1番 BWV939 ハ長調J.S.Bach

『5つの小プレリュード』は、ヨハン・セバスティアン・バッハの信奉者であった ハン・ペーター・ケルナーによる筆写譜でのみ伝えられている作品。
実は、いまだにバッハの作品であるか否かの論争に決着がついていない状態なんです。
『第1番 BWV 939 ハ長調』には、「ゼクエンツ」と呼ばれる音程を変えて何度も現れる反復進行が使われています。
ただ繰り返すだけで平たんで退屈な音楽になってしまわないよう、進行や音程の高低によって表現を工夫できると、よりこの曲のおもしろさが伝わるでしょう。
6つの小前奏曲 ニ長調 BWV936J.S.Bach

ヨハン・セバスティアン・バッハの作品の中には、バッハの没後に弟子や研究者によってまとめられ、出版された曲集が数多くあり、『6つの小前奏曲』もその1つとされています。
収録された6曲は、すべて作曲技法が非常に充実しているため「バッハが大きな曲集としてまとめることを想定して作曲したものではないか」ともいわれているのだそうです。
『第4番 ニ長調』には、穏やかで平和な雰囲気が癒やしを与えてくれる1曲。
対話するような2声の右手パートなど、各声部の交わり合いをよく聴きながら演奏しましょう。
6つの小前奏曲 ハ短調 BWV934J.S.Bach

初心者にとってのバッハの定番『6つの小前奏曲』。
『6つの小プレリュード』という名前でも知られていますね。
今回はそのなかでも、こちらの『6つの小前奏曲 ハ短調 BWV934』をオススメしたいと思います。
小前奏曲のなかではそれほど知名度の高い作品ではありませんが、難易度は比較的低く、左手のパートを安定して弾けさえすれば、ピアノを習い始めたばかりのお子さまでも取り組みやすい1曲といえるでしょう。
目立った音の跳躍もないため、手が小さく和音や跳躍が苦手という方もぜひチャレンジしてみてくださいね!
J.S.バッハ|名曲、代表曲をご紹介(121〜130)
9つの小前奏曲 ハ長調 BWV924J.S.Bach

ヨハン・セバスティアン・バッハの作品の中には、バッハの死後に弟子や研究者たちによって集められ、バッハの作品として世に知られるようになったものが多くあります。
『9つの小前奏曲 1.ハ長調 BWV924』もそのうちの1つで、バッハの長男の名がついた『ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハの音楽帖』に収録されています。
穏やかながらも華やかさ感じさせる装飾が随所に盛り込まれた上品な作品なので、角のないまろやかな音で演奏できるとよいでしょう。
A Mighty Fortress is Our God from Cantata No. 80, BWV 80 – VoiceJ.S.Bach

「音楽の父」と呼ばれているヨハン・ゼバスティアン・バッハのカンタータ。
教会の合唱団員や宮廷オルガン奏者、宮廷楽長を務めていたバッハは、65年の生涯の中で数多くのカンタータを作曲しました。
第80番であるこのカンタータは、「かたきとりでぞ わが主は」という題がつけられています。
「とりで」とは外敵を防ぐために築造した建造物のことであり、イエス・キリストは私たちを守ってくれるということを歌っています。
Cello Suite #1 In G, PreludeJ.S.Bach

言わずとしれたバッバの名曲!
誰もが一度は聴いたことはことはありますよね。
この曲もまたアルペジオを中枢に構成されています。
バッハならではのメロディ、洗練された音階は現代の音楽にも通じるような雰囲気すらも感じます。
バッハの音楽はダンスミュージックやロックに通じるというような話も聞きますが、そう言われも納得出来るような先進的サウンドだったと思います。
やはり、単音のピアノがこの曲を楽しむのに最適な音色だと思います。
G線上のアリア / Air on the G StringJ.S.Bach

クラシック音楽の中でも1位2位を争うほどの知名度を誇る名作『G線上のアリア』。
こちらのタイトルは通称であり、もともとはバッハによる『管弦楽組曲第3番ニ長調 BWV1068』の第2曲『エール』を原曲として、ドイツのバイオリニストであるアウグスト・ウィルヘルミがバイオリンおよびピアノのために編曲したものが、世界中の人々に親しまれている『G線上のアリア』なのです。
穏やかな展開や絶妙な和音構成が、上品で優美な雰囲気を醸し出すバロックの名作。
もちろん専門的なことなど分からずとも、この作品の永遠不滅の美しさは誰もが納得するところでしょう。
「心と口と行いと生活で」より第10曲 コラール合唱「主よ、人の望みの喜びよ」J.S.Bach

音楽の父、ヨハン・セバスチャン・バッハ。
いくつかの教会カンタータを作ってきたバッハですが、なかでも有名な作品がこちらの『心と口と行いと生活で』。
終曲のコラールである『主よ、人の望みの喜びよ』は、誰しも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
その中から朝にピッタリな楽曲としてオススメしたいのが、こちらの『「心と口と行いと生活で」より第10曲 コラール合唱「主よ、人の望みの喜びよ」』。
重厚なハーモニーですが、軽やかで温かみのある雰囲気に包まれているので、朝のBGMにお使いください。
アリオーソJ.S.Bach

バッハが作曲した『チェンバロ協奏曲第5番 ヘ短調』の第2楽章であり、その美しい旋律からチェロやピアノ、ギターといったさまざまな楽器でアレンジされています。
「アリオーソ」とは、イタリア語で「歌うように」を意味する音楽用語で、オペラにおける独唱スタイルの1つでもあります。
この曲には、バッハのカンタータ第156番『わが片足すでに墓穴に入りぬ』のシンフォニアと同じ旋律が用いられており、声楽曲のような性格を持つ作品です。
イタリア協奏曲 BWV 971J.S.Bach

上級者向けの作品として有名なヨハン・セバスチャン・バッハの名作『イタリア協奏曲 BWV 971』。
楽譜だけを見れば簡単に思えるかもしれませんが、実際に弾いてみると意外に難しく、演奏には高い集中力が必要です。
『ラ・カンパネラ』のようなテクニックを全面に押し出した作品というよりは、『鬼火』のように体力的な部分が鍛えられる楽曲です。
基礎的なピアノの演奏力を上げたいという方は、ぜひこの作品に取り組んでみてください。
インヴェンション 第1番 BWV772 ハ長調J.S.Bach

音楽一家に育ち、ドイツの伝統的なスタイルを豊かにしながらも、イタリアやフランスの音楽様式を取り入れた独自の作風を確立したヨハン・セバスティアン・バッハ。
彼の作品の中でも特に有名なのが、音楽教育のために作曲された『インヴェンションとシンフォニア』。
本作は、2声のインヴェンションから成る練習曲で、明るく活動的な曲調が特徴です。
バッハは対位法的な技術を駆使し、シンプルな主題から複雑な音楽的テクスチャーを紡ぎ出します。
演奏技術と音楽的表現のバランスを追求した本作は、初学者から上級者まで、ピアノを学ぶすべての人が、創造性を育むのにピッタリの1曲です。
インヴェンション第1番 BWV772J.S.Bach

ヨハン・セバスティアン・バッハの『インヴェンション』は、多くのピアノ学習者がバロック作品の勉強のために取り組む、定番の曲集といえます。
なかでも第1番は、テレビやCMでもたびたび使用されているため、バッハの作品と知らずに耳にしている方も多いはず。
右手のテーマを左手が追いかけたり、テーマが反転して現れたりするなど、複数の声部の重なりで構成されるポリフォニー音楽の特徴を学べる、初級から中級への移行期にピッタリの楽曲です。
インヴェンション第4番 BWV775J.S.Bach

クラシック、特にバロック音楽を学ぶうえで欠かせないバッハの名曲『インヴェンション第4番 BWV775』。
躍動感のあるメロディーのため、聴いただけでは「複雑で難しそう……」と感じる初心者の方も多いかもしれません。
しかし、実際のところは音の強弱がなくても、それなりにさまになってしまうほど、手になじみやすく演奏しやすい楽曲です。
臨時記号が多いため、譜読みのミスに注意しつつ、丁寧に練習を進めていきましょう。
J.S.バッハ|名曲、代表曲をご紹介(131〜140)
シンフォニア 第11番 ト短調 BWV797J.S.Bach

バッハの代表作品『シンフォニア』。
今回はそのなかでも、こちらの『シンフォニア 第11番 ト短調 BWV797』を紹介します。
この作品は『シンフォニア』のなかでも、比較的演奏される頻度が高い楽曲のため、聞き覚えのある方も多いのではないでしょうか。
8小節とやや長い主題で構成されているため、表現力が求められますが、それでも演奏難易度だけを見れば易しい部類に含まれます。
51小節目に登場する6小節目のような展開からもわかるように、ペダルの操作が肝になってくる作品といえるでしょう。
バイオリン協奏曲 ホ長調J.S.Bach

ホ長調の分散和音から始まり、最後にいくにつれ徐々に展開していきます。
展開部分においては元の曲調にはとらわれず、まるで4つほどの顔を持っているかのようにバージョンアップされています。
それに対し2、3楽章は同じテーマを繰り返しているだけなので、1楽章とは比べなんだか単調に感じます。
フーガの技法 ニ短調 BWV1080 コントラプンクトゥス14J.S.Bach

「音楽の父」と呼ばれているバッハが作曲した『フーガの技法』。
彼の最晩年となる1740年代後半に作曲と並行して出版が準備されたが、作曲者自身の視力が急激に低下してしまい、この「コントラプンクトゥス14」は未完成の段階で作曲が中断されてしまいました。
それに加え、現代ではピアノや弦楽四重奏、オーケストラなどさまざまな編成で演奏されていますが、楽器指定がなされていないため多くの謎を持つ1曲です。
バッハらしい厳格な形式と重々しくも心地よい和声の響きが魅力的な作品です。
ミュゼットJ.S.Bach

バッハ作曲となっていますが、本当はバッハが作曲したのではないのではという説があり、作曲家不詳とするのが正しいとも言われています。
曲を聴いた感じでは、バッハの雰囲気がいっぱいです。
楽譜通りに弾くこと自体はそれほど難しくありません。
ヴァイオリン・パルティータ第2番・二短調・BWV 1004:I.第1楽章アルマンドJ.S.Bach

バロック音楽を語る上では外せない音楽家、ヨハン・ゼバスティアン・バッハ。
西洋音楽の基礎を作ったとも言われており、その偉大な功績から日本では「音楽の父」と称されています。
こちらの『ヴァイオリン・パルティータ第2番・二短調・BWV 1004:I.第1楽章アルマンド』は彼の有名なバイオリンの作品で、全5曲が収録されています。
現在はバイオリン以外の楽器でアレンジされています。
そちらと聴き比べてもおもしろいかもしれませんね。
前奏曲とフーガ ホ短調 BWV 548J.S.Bach

バッハが1727年から1731年の間にかいたとされる曲で、自筆の楽譜もベルリン国立図書館に存在します。
前奏曲はきちんとした伝統の書き方を守ったつくりで、華やかなイメージを持っています。
フーガのほうは3部構成になっており、1部と3部は4声のフーガ、2部は技巧的な表現が光るトッカータのような作りです。
4声のフーガの主題が音の度数が少しずつ開いていくようなメロディなので、『くさび』という愛称で親しまれています。
半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV903J.S.Bach

バロック時代を代表する作曲家、ヨハン・セバスティアン・バッハの名作。
半音階的な動きが特徴的で、革新的な和声構造と大胆な表現力で知られています。
1717年から1723年の間に作曲されたとされるこの曲は、幻想曲とフーガの2部構成で、自由な即興性と厳格な形式美が見事に融合しています。
高度な技術を要する上級者向けの作品ですが、その音楽性の深さは聴く人の心に強く響くはず。
バッハの生存中から高く評価されていた本作は、挑戦する価値のある1曲です。
平均律クラヴィーア曲集 第1巻 BWV846 前奏曲J.S.Bach

音楽の父と呼ばれるヨハン・セバスティアン・バッハが鍵盤楽器のために作曲した、全2巻からなる『平均律クラヴィーア曲集』。
第1巻に収録されている『第1番 前奏曲』は、のちにシャルル・グノーの歌曲『アヴェ・マリア』の伴奏に使用されたことでも知られる、穏やかで美しい1曲です。
アルペジオで自然に移り変わっていくシンプルな構成で、装飾や劇的な変化はありません。
しかし、きっと聴いているうちに心が静まっていくのを感じられ、ピアノの音色が心の奥に浸透していく感覚を味わえるでしょう。
平均律クラヴィーア曲集 第2巻 第1番 BWV 870 プレリュードJ.S.Bach

音楽の父と称される偉大な作曲家、ヨハン・セバスティアン・バッハ。
多くの名曲を持つバッハですが、中でもオススメしたいのがこちらの『平均律クラヴィーア曲集 第2巻 第1番 BWV 870 プレリュード』。
規律正しい美しさを感じさせるメロディーですが、同時に深い哀愁もただよわせています。
『平均律クラヴィーア曲集』は名曲が揃っていますので、この作品が気に入ったという方は、ぜひ他の作品もチェックしてみてください。
無伴奏バイオリンパルティータ 第2番 シャコンヌJ.S.Bach

言わずと知れた「音楽の父」J.S.バッハによる無伴奏バイオリンパルティータのシャコンヌです。
「シャコンヌ」というのは変奏曲の1種で、はじめに演奏されるテーマが延々とさまざまなアレンジを施され繰り返されていくものです。
バッハのシャコンヌはその美しい旋律と、技巧的な難易度が評価され今日でも親しまれる名曲となっています。
J.S.バッハ|名曲、代表曲をご紹介(141〜150)
管弦楽組曲第3番ニ長調BWV1068「G線上のアリア」J.S.Bach

ヨハン・ゼバスティアン・バッハが作曲した管弦楽組曲の中でも特に人気の高い本作。
優美で流麗な旋律が印象的で、多くの人々に愛されています。
本来は管弦楽のために書かれましたが、ヴァイオリンのG線のみで演奏できるよう編曲されたことで、さらに広く親しまれるようになりました。
1717年から1723年の間に作曲されたと考えられていますが、最古の楽譜はライプツィヒ時代のものだそうです。
穏やかで美しい旋律は、聴く人の心に深く響きます。
クラシック音楽に親しみのない方でも、この曲を聴けばその魅力にきっと引き込まれることでしょう。
ゴルトベルク変奏曲(アリアと30の変奏曲)ト長調 BWV 988J.S.Bach

音楽の父、ヨハン・セバスチャン・バッハによる名曲『ゴルトベルク変奏曲(アリアと30の変奏曲)ト長調 BWV 988』。
全32曲からなる作品で、バッハの作品のなかでも屈指の難易度をほこることで知られています。
そんなこの作品の難しいポイントは、なんといってもオクターブ。
変奏によって速くなったり、ゆるやかになったりと複雑に速度が変わるなかで、広いオクターブに対応しなければなりません。
技術だけではなく、手の大きさといった先天的な要素も求められる高難易度の作品です。
バイオリン・パルティータ第3番・ホ長調・BWV 1006:III.ロンド風のガヴォットJ.S.Bach

バッハの無伴奏バイオリン曲の中でもとくに有名な「パルティータ第3番第3楽章」。
CMやテレビ番組などにもよく使われています。
一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
バイオリン一つで弾く無伴奏バイオリン曲は孤高さと壮麗さが魅力的といえますが、この曲はガボットというダンス・ソングなだけあって明るく華やかなイメージですね。
フランス組曲 第5番 ト長調 BWV816 アルマンドJ.S.Bach

『フランス組曲』は、ピアノ初級者が『インヴェンション』を練習し始める前に取り組むことの多い作品です。
『第5番 ト長調 アルマンド』は、かわいらしさとやさしさを兼ね備えた、親しみやすい曲調が特徴的な作品!
声部の弾き分けが必要なバロック作品の入り口としてもオススメの楽曲です。
片手ずつ練習するのはもちろん、その中でさらに声部ごとに分けて練習してみると、バッハの作品が複数の声部の重なりでできていることが、よりはっきりと理解できるでしょう。
フランス組曲 第5番 ト長調 BWV816 ガヴォットJ.S.Bach

ポリフォニー音楽を勉強するうえで、ピアノ学習者の多くが取り組む曲の定番であるヨハン・セバスティアン・バッハの『フランス組曲 第5番 ト長調 BWV816 ガヴォット』。
ピアノが生まれる前に主にチェンバロなどでの演奏を想定して作曲された作品ですが、現在ではピアノ作品として愛されています。
宮廷音楽のような上品さと、無邪気な子供をイメージさせるようなかわいらしさを兼ね備えたこの曲は、大人から子供まで幅広い層の方にオススメ!
リズムを正確に守りつつ、軽やかさや前向きさを失わないよう演奏しましょう。
フルートソナタ 第2番 変ホ長調 BWV1031 第2楽章「シチリアーノ」J.S.Bach

ヨハン・セバスティアン・バッハの『フルートソナタ第2番変ホ長調 BWV1031』の第2楽章『シチリアーノ』は、著名なピアニストによる演奏が数多く残されているピアノソロでも人気の高い作品です。
落ち着きのあるメロディは、繊細さを深みを兼ね備えたピアノで演奏することで、より心に深く刺さる音楽へと変化します。
この曲はバッハの作品とされていますが、現在ではバッハの作品ではないとする説が有力なのだそう。
謎が多い神秘的なところも、なんだか魅力的に感じられますよね。
ブランデンブルク協奏曲 第6番J.S.Bach

『ブランデンブルグ協奏曲』というのは6曲のいろいろな編成とスタイルによる協奏曲を集めた曲集で、バッハがケーテン公の宮廷楽長をつとめていた時代に、当地の宮廷管弦楽団のために書かれたものと考えられています。
それがのちにまとめてブランデンブルグ辺境伯にささげられたので『ブランデンブルグ協奏曲』とよばれます。
ケーテン公はたいへん音楽が好きで、この時代としては比較的規模の大きな、しかも優秀な管弦楽団を抱えていました。
この楽団で演奏するためにバッハは作曲をしたので、独奏者の腕が試される技術的にも内容的にも密度の高い作品です。
ポロネーズ ト短調J.S.Bach

初心者が弾ける楽曲の多くは、速い指の動きが求められないゆったりとした構成にまとめられています。
そのため長調の楽曲はどうしても間延びしてた演奏になってしまいがち。
同じように感じられている初心者の方も多いのではないでしょうか?
そんな方にオススメしたい楽曲が、こちらの『ポロネーズ ト短調』。
ヨハン・ゼバスティアン・バッハの名曲で、短いながらも印象に残るト短調の構成が魅力的です。
バロック音楽の高貴な雰囲気を感じながら弾いてみてくださいね。
メヌエット ト長調 BWV Anh.114J.S.Bach

バッハの作曲です。
ピアノを弾かない人でも、クラシック音楽に興味のない人でも、どこかで耳にしたことのある曲ではないでしょうか。
大変美しい曲でありますが、楽譜どおりに弾くこと自体はそれほど難しくはない曲です。
主よ、人の望みのよろこびよJ.S.Bach

ヨハン・セバスティアン・バッハ作曲の『主よ、人の望みのよろこびよ』は、もとは管弦楽と合唱のための作品であるにもかかわらず、ピアノ学習者からの人気が高く発表会でも頻繁に演奏されるクラシックの名曲です。
上品で穏やかな雰囲気は、プレゼントやごちそうでちょっとリッチな気分にひたりたいクリスマスにピッタリ!
パーティや家族でのお食事の際に披露するのもオススメですよ。
パーティ後の余韻を、この曲のピアノ演奏とともに静かに楽しむのもよいかもしれませんね。