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【ベートーヴェン】名曲、代表曲をピックアップ!

古典派からロマン派への橋渡しとして、革新的な音楽を作りあげ後世に大きな影響を残した、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン。

彼の音楽は情熱的でありながら美しい旋律も多く、物事を突き詰めていくような本質的な深さも感じられます。

『運命』や『エリーゼのために』など、誰もが一度は聴いたことがある名曲も多く存在しますね。

本記事では、そんなベートーヴェンの名曲、代表曲をピックアップしました。

偉大な音楽家の一人によるベートーヴェンの音楽に、ぜひ浸ってみてはいかがでしょうか?

【ベートーヴェン】名曲、代表曲をピックアップ!(1〜20)

ホルン・ソナタ ヘ長調 作品17Ludwig van Beethoven

ベートーヴェンが1800年に作曲したホルンとピアノのための二重奏曲は、当時の有名なホルン奏者プントのために書かれた作品です。

ベートーヴェンとプントによる初演は1800年4月18日、ウィーンで行われました。

3つの楽章から成り、ホルンの自然音を活かした演奏法に重点を置いています。

第1楽章は迅速かつ力強く、第2楽章は静謐な雰囲気を持ち、第3楽章は明るくリズミカル。

ホルンの美しい音色とベートーヴェンの技巧的な音楽表現が見事に融合しており、ホルンの魅力や室内楽の楽しさを味わいたい方にオススメです。

弦楽四重奏曲第14番 嬰ハ短調 作品131Ludwig van Beethoven

ベートーヴェンが1826年に作曲した『弦楽四重奏曲第14番 嬰ハ短調 作品131』は、彼の最晩年の傑作。

全7楽章からなりますが、休みなく連続して演奏される独特の形式を持っています。

第1楽章の寂しさに満ちた旋律から、第2楽章の明るく生き生きとした主題、そして最終楽章の力強い行進曲調まで、ベートーヴェンの創造力と革新性が存分に発揮されています。

シューベルトはこの曲を聴いて「この後でわれわれに何が書けるというのだ?」と述べたそう。

深遠な表現と構造の妙は、現在でも多くの人々に感動を与え続けています。

ピアノソナタ「ワルトシュタイン」第21番 ハ長調 作品53Ludwig van Beethoven

1803年から1804年にかけて作曲された本作は、彼の中期を代表する傑作です。

フェルディナント・フォン・ヴァルトシュタイン伯爵に献呈されたことから、『ワルトシュタイン』という名が付けられました。

力強く情熱的な第1楽章、感情の深みを持つ短い第2楽章、そして明るく躍動感あふれる第3楽章と、ピアノ音楽の新たな地平を開いた革新的な作品となっています。

ベートーヴェンは当時既に聴力の衰えに悩まされていましたが、音楽への情熱は衰えることなく、逆境を乗り越えた強い意志が感じられますね。

ピアノ音楽の発展に興味がある方にぜひオススメしたい1曲です。

エリーゼのためにLudwig van Beethoven

エリーゼのために/ベートーヴェン/Für Elise(For Elise)/Beethoven/ピアノ/Piano/弾いてみた/CANACANA
エリーゼのためにLudwig van Beethoven

「エリーゼという女性のためにベートーヴェンが書いた曲」と認識されている曲ですが、本当はエリーゼではなく、テレーゼという女性だったと言われています。

ベートーヴェンの字があまりに汚く、採譜者がエリーゼと間違ってしまったそうです。

ピアノを学んでいる方は、一度は弾いてみたい曲ではないでしょうか?

シンプルながらに美しい楽曲です。

ピアノソナタ「熱情」第23番 ヘ短調 作品57Ludwig van Beethoven

KEMPFF, Beethoven Piano Sonata No.23 in F minor, op.57 “Appassionata”
ピアノソナタ「熱情」第23番 ヘ短調 作品57Ludwig van Beethoven

ベートーヴェンの3大ピアノソナタの一曲と言われるほどの、大曲で、ベートーヴェンのピアノソナタの最高傑作とも言われています。

タイトル通り、初めから終わりまで、全て情熱的で、メラメラと燃え上がる炎を想像させるような曲です。

ピアノソナタ「悲愴」第8番 ハ短調 作品13Ludwig van Beethoven

『悲愴』というタイトルは、ベートーヴェンが付けました。

タイトルの通り悲壮感漂う曲調です。

ベートーヴェンの3大ピアノソナタの1曲で、とくに美しいメロディが印象的な第2楽章はさまざまな場面で使われており、とても有名です。