【ベートーヴェン】名曲、代表曲をピックアップ!
古典派からロマン派への橋渡しとして、革新的な音楽を作りあげ後世に大きな影響を残した、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン。
彼の音楽は情熱的でありながら美しい旋律も多く、物事を突き詰めていくような本質的な深さも感じられます。
『運命』や『エリーゼのために』など、誰もが一度は聴いたことがある名曲も多く存在しますね。
本記事では、そんなベートーヴェンの名曲、代表曲をピックアップしました。
偉大な音楽家の一人によるベートーヴェンの音楽に、ぜひ浸ってみてはいかがでしょうか?
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【ベートーヴェン】名曲、代表曲をピックアップ!(71〜80)
Die Weihe des Hauses op 124(献堂式)Ludwig van Beethoven

「献堂式」は、ベートーベンの楽曲の中でも非常に重要な位置を占め、1820年代に作られた唯一の序曲でもあり、また、純粋管弦楽のために作られた最後の作品でもあります。
ウィーンに新築された劇場のこけら落としのために作曲された祝典劇の序曲で、初演の10月3日は、皇帝フランツヨーゼフ2世の命名祝日です。
Ecossaiesen Es-dur / Ecossaise in Eb, WoO 86(エコセーズ 変ホ長調 WoO 86)Ludwig van Beethoven

ピアノ練習曲などとしても非常に知られていながら、その美しいメロディと明るい軽やかな部分と交差するようなリズムとメロディが、子供たちにも人気のこちらの曲も実はベートーベンの曲。
かつては有名国内外ピアニストが弾いていた楽曲もたくさんありましたが、
Kriegerchor: Wir bauen und sterben(戦士の合唱「我々は建設しそして死ぬ」)Ludwig van Beethoven

Kriegerchor: Wir bauen und sterben(戦士の合唱「我々は建設しそして死ぬ」)は、1815年の4曲からなる劇音楽「レオノーレ・プロハスカ」Leonore Prohaska WoO.96のなかの1曲。
冒頭部が、メロディアスなメタルを思わせる展開になっており、ぜひ一度メタルアレンジで聴いてみたくなるクラシックです!!
【ベートーヴェン】名曲、代表曲をピックアップ!(81〜90)
Rondo a capriccio,op.129 「失われた小銭への怒り(Die Wut über den verlorenen Groschen)」Ludwig van Beethoven

「失われた小銭への怒り(Die Wut über den verlorenen Groschen)」と呼ばれて久しいベートーヴェンのピアノ曲《ロンド・ア・カプリッチョ(奇想曲風ロンド)ト長調》作品129ですが、正式なタイトルは「奇想曲的なハンガリー風のロンド」(Rondo alla ingharese quasi un capriccio)。
1795年の割合初期に作曲されたもので、かつ、死後に発表された局でもあります。
非常にオーディエンスには人気で、とてもすばやいパッセージのと超長から、転調展開、そしてアルペジオのママ右手は広く展開するため、演奏がつらいのです……ということもあり、ここは天才 エフゲニーキーシンの演奏でお楽しみください。
Vestas Feuer (Vesta’s Fire), opera, Hess 115(ヴェスタの火(未完))Ludwig van Beethoven

「Vestas Feuer」(ヴェスタの火)は1803年ウィーンにある劇場の経営者のエマヌエル・シカネーダーからの依頼で作られ始め、2幕まで書き上げられた歌劇。
ですが途中で、経営者退陣により未完となりました。
死後の1953年に自筆譜が発見されたために、ヴィリーヘスというベートーベンの未完作品研究でも有名な人物の捕捉を加えての姿で出版となりました。
WoO 9 and WoO 42, Hess 33Ludwig van Beethoven

こちらは弦楽四重奏曲の初期作品としては、マニアには良く知られているメヌエット 変イ長調 WoO 209、Hess33と、6つのドイツ舞曲(アルマンド)WoO 42の、1790年と1796年作品を演奏したもの。
やはり天才とは、若いころからまったく異なる趣があるものです。
朗々としたという感じはないものの、すでに素早いパッセージのなかに、ベートーベンらしさをのぞかせてくれています。
“Es ist vollbracht”, WoO 97∶ Final number from “The Triumphal Arches” トライチュケのジングシュピール『凱旋門』への終曲「成就せり」Ludwig van Beethoven

非常に演じられる機会が少ない作品。
トライチュケのジングシュピール「凱旋門」への終曲「成就せり」もなかなか荘厳な合唱部分がベートーベンらしさを感じさせる1曲。
やはりこういった雄々しい、そして明るく元気にさせてくれる、祝祭イメージがぴったりの作曲家ですね。