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【ベートーヴェン】名曲、代表曲をピックアップ!

古典派からロマン派への橋渡しとして、革新的な音楽を作りあげ後世に大きな影響を残した、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン。

彼の音楽は情熱的でありながら美しい旋律も多く、物事を突き詰めていくような本質的な深さも感じられます。

『運命』や『エリーゼのために』など、誰もが一度は聴いたことがある名曲も多く存在しますね。

本記事では、そんなベートーヴェンの名曲、代表曲をピックアップしました。

偉大な音楽家の一人によるベートーヴェンの音楽に、ぜひ浸ってみてはいかがでしょうか?

【ベートーヴェン】名曲、代表曲をピックアップ!(81〜100)

Rondo a capriccio,op.129 「失われた小銭への怒り(Die Wut über den verlorenen Groschen)」Ludwig van Beethoven

「失われた小銭への怒り(Die Wut über den verlorenen Groschen)」と呼ばれて久しいベートーヴェンのピアノ曲《ロンド・ア・カプリッチョ(奇想曲風ロンド)ト長調》作品129ですが、正式なタイトルは「奇想曲的なハンガリー風のロンド」(Rondo alla ingharese quasi un capriccio)。

1795年の割合初期に作曲されたもので、かつ、死後に発表された局でもあります。

非常にオーディエンスには人気で、とてもすばやいパッセージのと超長から、転調展開、そしてアルペジオのママ右手は広く展開するため、演奏がつらいのです……ということもあり、ここは天才 エフゲニーキーシンの演奏でお楽しみください。

Vestas Feuer (Vesta’s Fire), opera, Hess 115(ヴェスタの火(未完))Ludwig van Beethoven

「Vestas Feuer」(ヴェスタの火)は1803年ウィーンにある劇場の経営者のエマヌエル・シカネーダーからの依頼で作られ始め、2幕まで書き上げられた歌劇。

ですが途中で、経営者退陣により未完となりました。

死後の1953年に自筆譜が発見されたために、ヴィリーヘスというベートーベンの未完作品研究でも有名な人物の捕捉を加えての姿で出版となりました。

WoO 9 and WoO 42, Hess 33Ludwig van Beethoven

beethoven, WoO 9 and WoO 42, Hess 33, Suske Quartet
WoO 9 and WoO 42, Hess 33Ludwig van Beethoven

こちらは弦楽四重奏曲の初期作品としては、マニアには良く知られているメヌエット 変イ長調 WoO 209、Hess33と、6つのドイツ舞曲(アルマンド)WoO 42の、1790年と1796年作品を演奏したもの。

やはり天才とは、若いころからまったく異なる趣があるものです。

朗々としたという感じはないものの、すでに素早いパッセージのなかに、ベートーベンらしさをのぞかせてくれています。

“Es ist vollbracht”, WoO 97∶ Final number from “The Triumphal Arches” トライチュケのジングシュピール『凱旋門』への終曲「成就せり」Ludwig van Beethoven

非常に演じられる機会が少ない作品。

トライチュケのジングシュピール「凱旋門」への終曲「成就せり」もなかなか荘厳な合唱部分がベートーベンらしさを感じさせる1曲。

やはりこういった雄々しい、そして明るく元気にさせてくれる、祝祭イメージがぴったりの作曲家ですね。

「ミサ曲 ハ長調」Op.86 カール・リヒター Missa C majorLudwig van Beethoven

ベートーヴェン 「ミサ曲 ハ長調」作品86 リヒター Beethoven : Missa C major
「ミサ曲 ハ長調」Op.86 カール・リヒター Missa C majorLudwig van Beethoven

ベートーベンの中でもあまり知られていないミサ曲のこちらは、実はとても美しいコーラスが印象的な、空が開けていくような女性コーラス部分が魅力的な曲。

こちらではソプラノをグンドゥラ・ヤノヴィッツ、アルトをユリア・ハマリでお楽しみください。

アテネの廃墟Ludwig van Beethoven

トルコ行進曲は非常に有名な楽曲ですが、実は全体はアテネの廃墟という序曲の中の一曲であることはあまり知られていません。

今回はこちらを全編通して聴いてみませんか?

意外と全体風景のなかでは、とくにトルコ行進曲の「らしさ」が光って際立つのです。