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【ベートーヴェン】名曲、代表曲をピックアップ!

古典派からロマン派への橋渡しとして、革新的な音楽を作りあげ後世に大きな影響を残した、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン。

彼の音楽は情熱的でありながら美しい旋律も多く、物事を突き詰めていくような本質的な深さも感じられます。

『運命』や『エリーゼのために』など、誰もが一度は聴いたことがある名曲も多く存在しますね。

本記事では、そんなベートーヴェンの名曲、代表曲をピックアップしました。

偉大な音楽家の一人によるベートーヴェンの音楽に、ぜひ浸ってみてはいかがでしょうか?

【ベートーヴェン】名曲、代表曲をピックアップ!(81〜100)

オラトリオ「オリーヴ山上のキリスト」(Christus am Ölberge)Op.85Ludwig van Beethoven

ベートーベンが1803年に作曲したオラトリオで、有名なオリーブ山で受難するとらえられたキリストと、エホバへの祈りなどを描いたもの。

「かんらん山上のキリスト」、「橄欖山のキリスト」ともいわれ、わずか2週間で書かれたという、天才らしいいわくつきの1曲。

非常に技巧的な1曲です。

コリオラン序曲(1992年ライヴ)Ludwig van Beethoven

テンシュテット指揮:ベートーヴェン:コリオラン序曲(1992年ライヴ)
コリオラン序曲(1992年ライヴ)Ludwig van Beethoven

コリオラン序曲は1807年初頭に作曲された演奏会用序曲。

古代ローマの英雄コリオラヌス(Coriolanus)を主人公にした戯曲を見たときの感動から短期間で作成されたものといわれています。

この年は非常にのりにのっていた年で、交響曲第4番、第5番、第6番の3つの交響曲やピアノ協奏曲第4番、ヴァイオリン協奏曲などをかき上げる(大作揃い!

)の1曲。

シュテファン王序曲 “Overture “König Stephan” Beethoven 作品117Ludwig van Beethoven

シュテファン王 作品117 は1811年に作曲された、ブダペストの劇場こけら落としの際の、アウグスト・フォン・コツェブー(英語版)が書いた2つの記念テクスト「King Étienne」と「Die Ruinen von Athen」(アテネの廃墟)に、病気療養中の身を押して書かれた」といういわくつきの1曲。

1808年の作品です。

序曲だけの演奏が多いものの、実は、当時非常にはやっており現在見られない管弦楽伴奏に乗せて語りが挿入されるオーストリア向けアレンジの第5曲、第7曲、第8曲部分を持っています。

これこそ、隠れ名曲!

ディアベリ変奏曲Ludwig van Beethoven

Beethoven – Diabelli Variations, Op. 120 [Grigory Sokolov]
ディアベリ変奏曲Ludwig van Beethoven

「ディアベリのワルツによる33の変奏曲」と呼ばれる、33つの変奏からなる曲です。

ベートーヴェンの最後のピアノ変奏曲で、これまでの変奏技法が駆使された集大成とも言える大曲です。

33もの、全く異なる多彩な変奏曲です。

ピアノ協奏曲二長調 Hess 15 未完成Ludwig van Beethoven

1984-1985年に、作られた未完成のピアノ協奏曲。

ご存知の通り5曲しか作られなかった協奏曲ですが、現在聴ける部分だけでもこの素晴らしさ。

さまざまなアーティストやオーケストラで演奏されている、未完ながらファンの多い1曲。

「知られざる着想中、最大規模のもの」といわれています。

プロメテウスの創造物 序曲 Op. 43Ludwig van Beethoven

プロメテウスの創造物は、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンが作曲したバレエ音楽で、多くの人にとって耳なじみがあるのは、ほぼ序曲だけではないでしょうか?

実はかなりの名曲。

多産のベートーベンですが、こうした曲もしっかり全体がベートーベンらしさでまとめ上げられている点などはさすがです。