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【ベートーヴェン】名曲、代表曲をピックアップ!

古典派からロマン派への橋渡しとして、革新的な音楽を作りあげ後世に大きな影響を残した、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン。

彼の音楽は情熱的でありながら美しい旋律も多く、物事を突き詰めていくような本質的な深さも感じられます。

『運命』や『エリーゼのために』など、誰もが一度は聴いたことがある名曲も多く存在しますね。

本記事では、そんなベートーヴェンの名曲、代表曲をピックアップしました。

偉大な音楽家の一人によるベートーヴェンの音楽に、ぜひ浸ってみてはいかがでしょうか?

【ベートーヴェン】名曲、代表曲をピックアップ!(61〜80)

Auld Lang SyneLudwig van Beethoven

Beethoven ‐ Twelve Scottish Folksongs, WoO 156, No 11, “Auld Lang Syne”
Auld Lang SyneLudwig van Beethoven

ほたるのひかり(蛍の光)といえば、有名なスコットランド民謡ですが、実は、あのベートーベンが、歌唱つき楽曲にアレンジしているのはあまりに有名な隠れ名曲話。

もし、まだ聴いたことがない方は、ぜひ1度。

日本の閉店音楽で有名なあの曲も、ベートーベンだと勇ましく鳴り響いています。

Beethoven, String Quartet No 14, Budapest Quartet 1961 ベートーヴェン 弦楽四重奏曲 第14番Ludwig van Beethoven

Beethoven, String Quartet No 14, Budapest Quartet 1961 ベートーヴェン 弦楽四重奏曲 第14番 ブダペスト弦楽四重奏団
Beethoven, String Quartet No 14, Budapest Quartet 1961 ベートーヴェン 弦楽四重奏曲 第14番Ludwig van Beethoven

ベートーベンの初期の名曲として有名なのが、この弦楽四重奏曲。

非常に繊細で、まだベートーベン楽曲の王道部分として知られる、朗々と歌い上げるような部分はここには見られないながら、遠くから秋の気配が徐々に流れてくるような、それでいて明るい美しい風景を思わせるようなベートーベンらしさ部分は感じられる作品。

【ベートーヴェン】名曲、代表曲をピックアップ!(81〜100)

Der glorreiche Augenblick カンタータ「栄光の瞬間」 Op. 136Ludwig van Beethoven

かくれ名曲としてはむしろ非常に良く知られている1曲「栄光の瞬間」ですが、つくられた背景はあまり日本人には知られていないようです。

1814年ナポレオン戦争でオーストリアが勝利したことで開かれたウィーン会議で、ヨーロッパ諸国の代表団が参集。

その時ベートーヴェンが、祖国オーストリアの勝利を祝福して「この会議のために作曲」したのがカンタータ「栄光の瞬間」作品136です。

実は、政治色が強い作品ですが、声楽と管弦楽の融合を図っている、ベートーベン作品中では、非常に大切な曲。

この曲がなければ第九が生まれなかったとも言われています。

Die Weihe des Hauses op 124(献堂式)Ludwig van Beethoven

Ludwig Van Beethoven – Overtüre (Die Weihe des Hauses) Op.124
Die Weihe des Hauses op 124(献堂式)Ludwig van Beethoven

「献堂式」は、ベートーベンの楽曲の中でも非常に重要な位置を占め、1820年代に作られた唯一の序曲でもあり、また、純粋管弦楽のために作られた最後の作品でもあります。

ウィーンに新築された劇場のこけら落としのために作曲された祝典劇の序曲で、初演の10月3日は、皇帝フランツヨーゼフ2世の命名祝日です。

Ecossaiesen Es-dur / Ecossaise in Eb, WoO 86(エコセーズ 変ホ長調 WoO 86)Ludwig van Beethoven

ピアノ練習曲などとしても非常に知られていながら、その美しいメロディと明るい軽やかな部分と交差するようなリズムとメロディが、子供たちにも人気のこちらの曲も実はベートーベンの曲。

かつては有名国内外ピアニストが弾いていた楽曲もたくさんありましたが、

Kriegerchor: Wir bauen und sterben(戦士の合唱「我々は建設しそして死ぬ」)Ludwig van Beethoven

Kriegerchor: Wir bauen und sterben(戦士の合唱「我々は建設しそして死ぬ」)は、1815年の4曲からなる劇音楽「レオノーレ・プロハスカ」Leonore Prohaska WoO.96のなかの1曲。

冒頭部が、メロディアスなメタルを思わせる展開になっており、ぜひ一度メタルアレンジで聴いてみたくなるクラシックです!!